93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

『家へ帰ろう』

2019-01-19 11:14:31 | 映画

御園座タワービル

体操教室をサボって映画『家へ帰ろう』見てきました。

もうすぐ上映打ち切りのようなので。

お友達のK子さんがFBで紹介されていました。

http://uchi-kaero.ayapro.ne.jp/

ホロコーストも経験した主人公アブラハムは元仕立て屋、

ホロコースト脱出を助けてくれた親友を訪ねる旅に出る。

親友は故郷ポーランドに住む、70年以上も会っていない。

アブラハム今は南米ブエノスアイレス住んでいる。

親友のために仕立てた洋服を持って、13,000kの旅にでる。

片足切断の危機にある彼は、足を引きずりながらも

旅路の途中多くの人たちに助けられながら目的達成した。

奇跡である。主人公の俳優の実年齢は80代半ば、

素晴らしい演技でした。監督もユダヤ人とか。

ストーリーも感動的ですが、旅の途中の都市も素晴らしい。

新しくはないが歴史ある重厚な建物、石畳の道路、

ドアーの閉まる音も日本映画にない重厚さ。惹きつけられます。

親友に会ったところで映画は終わります。

家へ帰る彼の後姿は満足感に満ちていました。

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最近の観客はマナーがとてもよくなった。

エンディングの音楽の流れる中、延々続く関係者たちの

字幕に我慢できないのか?席を立つ人が多かった。

私はマナーもですが、暗い場内を歩く危険から最後まで

ゆっくり席についていました。

コメント (12)
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