93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

「夕張の人」

2025-02-10 15:50:27 | 想い出

2月8日朝

この二冊は炭鉱が舞台、炭鉱と言えば夕張がおもいだされます。 

↓石見銀山が舞台               ↓ 筑豊炭田(九州)

週何回も利用する市バス。最寄りバス停近くの小さな広場(広場なのに小さいはおかしいかも)

名古屋の夏は蒸し暑いので有名です。そんな暑い中バス停近くのその広場で

ブロックの間の雑草を丁寧に抜いている人がいる。

毎日見ているわけではないが、何度も見かけた。

或る日冷たいペットボトルの麦茶を持参、どうぞと差し出すと「ありがとう」と返ってきた。

しばし会話した。「北海道夕張から来ました、こちらで皆さんによくしていただくので

ささやかなお礼です」と。(この話題以前にも載せました)

どのような経緯で名古屋へ来られたかは聞きませんでしたが、この数年は姿がみえません。

夕張と言えば高価なメロンが話題になり、破産した夕張炭鉱とあまりにも対照的な話題です。

今ではブロックの隙間に雑草が蔓延っている。誰もが踏みつけて歩いている。

炭鉱の本を読んだり、夏が来ると思い出す「夕張の人」です。

コメント (8)
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