ヒトミの膝を割った。
(ちょっと待ってよ。まだ、だめ、だめだってばー)
「アウン。」
ヒロム自身が入ってきた。
(いたいよー。)
ヒロム自身がそのまま激しい動きになるかと思った。ところが、ヒロムはヒトミに覆いかぶさると、左手の人差し指と親指で乳首を回し、右手の中指でヒトミ自身を小刻みに刺激した。
(そこは感じるけどー)
ヒロム自身は一度、根本まで挿入すると、動きを止めた。
(あら、あら、あららら。)
「ヒーちゃん、仁の力って何だと思う。」
「なっ、なっ、なにって。」
「ヒーちゃんとこうなって、セクスの凄いのがわかったんだ。でも、仁が「ベース」で導いた世界は僕ら二人の感じている世界とは違うだろ。」
(何をはなしているのよー)
ヒロムの腰がゆっくりと動きだした。
「そっ、そっ、そーね。」
「仁の持つ力で「ベース」にいる人間が集団催眠にでも掛かったようになるだろ。」
(も、も、もー)
「そんな感じも、あるう、あるうわね。ウン。」
ヒロムの腰が一突きした。そして、回転運動に変わった。
「今、「営み」に進むのが難しいんだ。誰とでもって感じになれないし。」
「ヒロム・・・」
「なに。」
(なにってー)
回転速度が上がった。ヒロムはヒトミの膝裏に腕をいれ、足をかかえた。挿入が深まった。
「アウン。」
「仁の力は、そこにいる人間の存在を全て一つの生命体みたいにしてしまうような感じがするんだ。」
「ウン」
「でも・・・仁がつかまらないと・・」
「ねえ、ねえ、ねえー」
ヒトミは両手を伸ばし、ヒロムの首にかけた。挿入は深まった。ヒトミの収縮が始まった。言葉が途切れ、ヒロムの腰が激しく動いた。開かれた足の間でヒロムはビートを刻んだ。
「うーん。」
「はっ、はっ、はっ、はっ・・・」
「ウっ。」
「あーん。」
ヒトミの足がヒロムの身体を締め付け、首に絡めた腕に力が入った。その力に耐え切れず、ヒロムはヒトミの上に倒れ込んだ。ヒトミはヒロムの体重を感じた。
ヒロムの頭の中で水牛は再び、勝ち誇った。
ヒトミの頭の中で閃光が走った。
しばらく二人は動かなかった。
(私、感じやすくなっちゃったのかな。)
ヒロムの背中を軽く叩いた。
「ふー。」
ヒロムはヒトミの左側に身体を横たえた。
「ヒーちゃん。」
「なに。」
ヒロムの手が動いた。身体をずらしながら、ヒトミ自身に指が達した。
(どこさわっているのよ。)
指は触れるか触れないかの位置で、震えた。
(うーん、もう)
「ヒーちゃん、仁て何だろ。」
「えー。」
「仁がね。僕らを導いたセクスってヒーちゃんと感じたセクスとぜんぜん違うんだ。もし、このまま仁がヒデオやアキコさんみたいに「ベース」に戻れらなかったら、会員たちに新しい価値観を与えないといけないよ。それが今、二人で感じているようなセクスに移行できないかなって・・・」
(話をしながらなんて、何をかんがえてるのよー。)
ヒトミはヒロムの腕にしがみ付いた。
「あっ、あっ、あっ。」
ヒロム自身に手を伸ばした。勃起していた。
(さっき、いったばっかりなのにー)
ヒトミは身体を起こし、ヒロムに口づけた。思い切り舌を吸いながら、ヒロム自身を激しくしごいた。ヒロムはヒトミ自身から手を離し、ヒトミの頬を押さえて、唇を離した。ヒトミは攻撃的にヒロムにまたがり、ヒロム自身を受け止めた。腹に手をのせた。
「ねえ、ヒロム。」
「何。」
「話をするか、感じるか、どちらかにしない。」
「うーん。」
(なんとなく、解るけど・・・)
(そういえば、ぜんぜん避妊してないけどだいいじょうぶかなー。)
「ヒーちゃん。」
ヒトミの腰は攻撃的に動いた。
(でもいい、いい、いい・・・・)
(ちょっと待ってよ。まだ、だめ、だめだってばー)
「アウン。」
ヒロム自身が入ってきた。
(いたいよー。)
ヒロム自身がそのまま激しい動きになるかと思った。ところが、ヒロムはヒトミに覆いかぶさると、左手の人差し指と親指で乳首を回し、右手の中指でヒトミ自身を小刻みに刺激した。
(そこは感じるけどー)
ヒロム自身は一度、根本まで挿入すると、動きを止めた。
(あら、あら、あららら。)
「ヒーちゃん、仁の力って何だと思う。」
「なっ、なっ、なにって。」
「ヒーちゃんとこうなって、セクスの凄いのがわかったんだ。でも、仁が「ベース」で導いた世界は僕ら二人の感じている世界とは違うだろ。」
(何をはなしているのよー)
ヒロムの腰がゆっくりと動きだした。
「そっ、そっ、そーね。」
「仁の持つ力で「ベース」にいる人間が集団催眠にでも掛かったようになるだろ。」
(も、も、もー)
「そんな感じも、あるう、あるうわね。ウン。」
ヒロムの腰が一突きした。そして、回転運動に変わった。
「今、「営み」に進むのが難しいんだ。誰とでもって感じになれないし。」
「ヒロム・・・」
「なに。」
(なにってー)
回転速度が上がった。ヒロムはヒトミの膝裏に腕をいれ、足をかかえた。挿入が深まった。
「アウン。」
「仁の力は、そこにいる人間の存在を全て一つの生命体みたいにしてしまうような感じがするんだ。」
「ウン」
「でも・・・仁がつかまらないと・・」
「ねえ、ねえ、ねえー」
ヒトミは両手を伸ばし、ヒロムの首にかけた。挿入は深まった。ヒトミの収縮が始まった。言葉が途切れ、ヒロムの腰が激しく動いた。開かれた足の間でヒロムはビートを刻んだ。
「うーん。」
「はっ、はっ、はっ、はっ・・・」
「ウっ。」
「あーん。」
ヒトミの足がヒロムの身体を締め付け、首に絡めた腕に力が入った。その力に耐え切れず、ヒロムはヒトミの上に倒れ込んだ。ヒトミはヒロムの体重を感じた。
ヒロムの頭の中で水牛は再び、勝ち誇った。
ヒトミの頭の中で閃光が走った。
しばらく二人は動かなかった。
(私、感じやすくなっちゃったのかな。)
ヒロムの背中を軽く叩いた。
「ふー。」
ヒロムはヒトミの左側に身体を横たえた。
「ヒーちゃん。」
「なに。」
ヒロムの手が動いた。身体をずらしながら、ヒトミ自身に指が達した。
(どこさわっているのよ。)
指は触れるか触れないかの位置で、震えた。
(うーん、もう)
「ヒーちゃん、仁て何だろ。」
「えー。」
「仁がね。僕らを導いたセクスってヒーちゃんと感じたセクスとぜんぜん違うんだ。もし、このまま仁がヒデオやアキコさんみたいに「ベース」に戻れらなかったら、会員たちに新しい価値観を与えないといけないよ。それが今、二人で感じているようなセクスに移行できないかなって・・・」
(話をしながらなんて、何をかんがえてるのよー。)
ヒトミはヒロムの腕にしがみ付いた。
「あっ、あっ、あっ。」
ヒロム自身に手を伸ばした。勃起していた。
(さっき、いったばっかりなのにー)
ヒトミは身体を起こし、ヒロムに口づけた。思い切り舌を吸いながら、ヒロム自身を激しくしごいた。ヒロムはヒトミ自身から手を離し、ヒトミの頬を押さえて、唇を離した。ヒトミは攻撃的にヒロムにまたがり、ヒロム自身を受け止めた。腹に手をのせた。
「ねえ、ヒロム。」
「何。」
「話をするか、感じるか、どちらかにしない。」
「うーん。」
(なんとなく、解るけど・・・)
(そういえば、ぜんぜん避妊してないけどだいいじょうぶかなー。)
「ヒーちゃん。」
ヒトミの腰は攻撃的に動いた。
(でもいい、いい、いい・・・・)