つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

あっという間に11月も終わり・・・

2009年11月29日 | Weblog
忙しかった11月。
とっても楽しかった、
でもその分色々と後始末もあって。

2回の小旅行。長野から山梨へ。
萩・津和野から益田へ。
益田は例の島根県立大学の女学生が殺された近くの小都市。

いづれも写真をいっぱい撮ってきたので
その整理がまた忙しく・・・。
12月の写真サークルの合宿に持っていかなくてはいけないのです。
評価が厳しいので、もっていく写真を選ぶのも疲れます。

バザーがあって、その準備と販売にも結構追われました。

娘の里帰りも近づいたのに、まだ片づけが途中。
友人の応援というか、奮闘で随分進んで感謝、感謝*(うるうる)**(うるうる)*。
と思っていたのですが、まだ道半ば。

12月の手帳を見ると結構詰まっている、もっとも通院と体操教室、それから
写真教室ですが。
大掃除が予定に入っていません。*(泣く)*

やっぱり、こなす力が随分と低下したということでしょうかね。

今日は写真の選択と、火災警報の取り付けを工務店の方と打ち合わせで日が暮れました。

これから、
介護に追われた母との日々についての簡単な記事を書く仕事が残っています。
締め切りが今夜ですから。

かくして、日々は過ぎていくのです。


3連休も終わって

2009年11月24日 | Weblog
といってもあまり連休の実感がないままでした。

土曜日は日曜日のバザーの準備に追われました。
トン汁を3鍋つくり、それが目どがついたところで、
出品された衣料品やら、贈答品などに値段をつけてと・・・。

衣料品の値段付けの時は、一段と賑やかです。
値段をつけながら、お互いにすすめ合うので、鏡を覗き込んでは品定めに
忙しくなります。
掘り出し物を見つけると、顔がほころびます。
こういったことで楽しめるのは生活人の女性の特権かも知れませんね。

当日の日曜日は生憎の天候。
小雨が降ったり止んだりで、出足がよくありませんでした。
でも何とか完売にこぎつけました。

顔見知りの人たちが「元気になりましたね~、良かった良かった」といってくれるのですが、こちらはちょっと複雑な思いです。
いろいろ痛いところが残ってしまいましたから。
それに要観察でもあるのですから。

月曜日は久しぶりで庭弄り。
恒例のストックと葉牡丹を植えました。
たったこれだけで庭の雰囲気が変わるのです。
そんなことが新鮮な驚きをもたらしてくれます。

半年にわたって、咲き続けてくれたランタナを
お礼を言いながら刈り込みました。

ジュンベリーやブルーベリーの葉が紅葉しています。

そして 玄関先に水仙が一輪さいているのを見つけたのです。

秋も終わりですね。

ストーブの前で2匹の猫が、すっかり寛いだポーズで寝入っています。

仙崎に金子みすずを訪ねて。

2009年11月18日 | Weblog
若かりし頃、同じ住宅に住んでいたことから始まった1年一度のグループ旅行に
行ってきました。
今年は10人勢ぞろいで、みんな大喜びでした。
このところ、誰かが欠席だったものですから。

あったとたんに、毎日会っているような雰囲気になれる素敵な人たちです。

新山口に集合。
2台のレンターカーにのって、
日本海側の萩を目指しました。
生憎の雨模様でしたが
山間は黄葉がしっとりとして目を楽しませてくれました。

メンバーの夫さんのお弟子さんの紹介で
とってもおいしいお酒とお魚に大満足。さらに見蘭牛のサラダや握り寿司まで堪能しました。
こちらはとろけるよるようなおいしさでした。

次の日は、逆方向だったのですが、こんな時でなければ行くことがないだろうからと、
みんなの希望が一致して仙崎にある「金子みすず美術館」へ。
質素な感じの建物でしたが、要所要所にみすずの詩がちりばめられていました。

夫に 生きがいでもあった、詩を書くことを禁じられ、梅毒を夫からうつされてさらには子どもを取り上げられ20代の後半で自ら命をたった、悲運の女性です。
でもあれだけの詩が20代を前にして書けたのですからやはり天性の詩人といえるのでしょう。

読み聞かせなどをやっていた面々ですから、すっかりひきつけられて長居をしてしまいました。

photo by kosumosu
ミスズポートレート


photo by K
隣のお店にこんな掲示が。

photo by kosumosu
みすずが詩を書いていた文机

あなたは自信ありますか? 認知症

2009年11月12日 | Weblog
介護ステーションが出しているニュースに「家族が気がついた認知症の症状」という記事がありました。

その症状にはこんなことが書いてありました。

1位 同じことを言ったり聞いたりする
   「すでに息子に言われています「その話は3度目だよ」と。2~3    週間の間がありますが。」

2位 ものの名前が出てこなくなった。
    「しょっちゅうです、そんなこと」
 
3位 物忘れやしまい忘れが目立った。
   「自覚あります、結構深刻です」

8位 計算の間違いが多くなった

10位 ささいな事で怒りっぽくなった。

11位 蛇口やガス栓の閉め忘れが目立った

60代以上の年齢の方で
自分は認知症の心配はないと言い切れる人はどのくらいいるのかしら。

何だか当てはまることが多くて、憂鬱です。 


沈まぬ太陽を見てきました。

2009年11月09日 | Weblog
昨夕、真っ赤で大きい夕陽を見ました。
まるで「沈まぬ太陽」に出てくる赤い夕陽のようでした。

土曜日は、心配させた息子に誘われて
「おいしいラーメンや」さんへ。
ネットで調べだしたお店が車で10分ほどのところにあったのです。

その後急遽「沈まぬ太陽」を見に行くことに。
息子も行きたがっていたのですが、3時間半ときいて二の足を踏んでいたのです。
原作も読んでいましたし、
主人公のモデルである方のお話を直接聞いていましたし、
実は息子さんも少しは知っていて。

知人からとても感激したとのメールが入いったので、じゃあ行って見ようかと腰を上げたしだい。

で山梨から帰ってくる友人とも待ち合わせて3時過ぎから始まるのを観ました。

主人公は小倉寛太郎?という実在の人物。かなり実際にあったことが描かれてているのだと思います。

東大法学部といえばエリート中のエリート、たまたま回ってきた組合の委員長を引き受け、誠実に対処したばかりに、筆舌に尽くしがたい差別に会いました。
家族との生活も引き裂かれ、どれほどの苦悩があったかと。

会社は組合を分裂させ、労働者同士を対立させる。


侘びを入れば、本社に戻すと今では変節して会社の役員にまで上り詰めた同僚に言われる。
娘の結婚に影響することも出来るなどと脅される。

見せしめ人事で、アフリカ、パキスタン
本来の仕事などないところに配転されて・・・。

ただただ人間としての矜持が許さないと
頑張り続ける。

涙なしには観れませんでした。

実にスケールの大きな映画でした。

JALは勿論様々なところから上映について妨害があったとも聞きます。

お勧めしたい映画でした。