昨夜は冷え込みが強くて、東北では霜柱が立ったとか。
朝は何枚着込んでも暖かくなりません。
特に首筋の寒さがこたえました。
昨日、頑張りすぎたせいか 体調いまいちで、歯の抜歯の予定をキャセル。
時間が出来たので
午前中は図書館で借りていた「非定型うつ病」の文庫本に目を通しました。
鬱(うつ)という病気について、わけあって関心を持っています。
その世界で、従来の鬱「定型うつ病」も増えていますが、最近では新しいタイプの
「非定型うつ病」がさらに増えてきているそうです。
著者はこの病気の第一人者だそうですが、なんだかすっきりしません。
そもそも、診断基準も変わったらしく、
客観的な基準が読んでいてもわからないのです。
メンタルな病気は医師の判断に依拠する度合いが圧倒的に大きいのですね。
そういった点でも難しい領域にならざるをえないように見えます。
定型的うつは何事に対しても悪いのは自分と考えて沈み込んでしまうに対して、非定型は自分の好きなことには元気にやっていけるという点や悪いのは環境や相手だと考えるところが大きな違いだそうです。。
娘は「好きなことは、張り切ってやるのよね。まったく」と納得がいかないようです。
どうやら職場にもいる様子です。
彼女も、漢方医にかかりながらぎりぎりのところで頑張っているので、
あまりやさしくなれないのかもしれません。
でも花粉症もはっきりするまでは自律神経失調症、怠け病といわれたものでした。
私も長く辛い春を過ごしました。
果たしてどうなんでしょうか?
医療切捨て、福祉切捨て、利潤追求に追われる中、病んでいく人が増えているのは確かです。
職場にカウンセラーを配置することも必要ですが、その土台を正していかなくてはと、思うことしきりです。