つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

心に迫る素敵な言葉

2010年07月30日 | Weblog
多分、テレビの特集だったと思うのですが、
井上ひさしさんの言葉に
「今生きてあることは奇跡なのだ」というのがありました。

これまでも、人間の誕生までには何億分の1という確率をくぐりぬけて
存在するということは知ってはいましたが。
だから一人ひとりの存在は、
奇跡なのであり、大切にされなくてはならないことなのだと
そんな風につながる強い思いは
私にはなかったように思うのです。

もちろん違ったことから一人一人は大切にされるべきだと思い、
いろんな行動の礎になっていましたが。

ここ数年、体調を崩し、
できていたことができなくなり、
思うに任せなくなって・・・。

そこに老化という現実が追い打ちかけ、
喪失感に苦しめられる日々にあって、
この言葉はなにか自分のさまざまなことへの
視点を変えてくれそうな予感がするのです。

あの井上ひさしさんの人への
やさしさのようなもの。

これも「今生きてあることは奇跡なのだ」という見方と
つながっているように思えるのです。

こまつ座の劇でしか、
ほとんど知らなかった井上ひさしさんのことですが、
もちろん、憲法9条の会の発起人であったことは知っていましたが、
もっと触れてみたいと思うようになりました。

やさしいということとは異なるところで
行動してきたような気がして
私は写真を撮り始めました。
やさしい写真を撮りたくて。

今は、やさしいということを
もっと深めてみたいと思うのです。
この言葉に刺激されて。

これってあり?

2010年07月28日 | Weblog
朝、固定電話がなりました。
この頃、あんまり固定電話は好きでありません。
大体、携帯と違って、楽しい電話が少ないからです。

案の定でした。
昨日、受診したクリニックからです。
相手もちょっと言いにくそうな声です。


「申し訳ありませんが、昨日の採血をやり直させていただきたいのですが・・」
「はあ?」
どうやら検査に対して、採血数が足りなかったようです。
『こちらから採血に伺ってもいいのですが」

こんな時に、意外と強気に出られない私。
「わかりました。午後の外出の時に伺います」
というわけで、出かけました。

今日も暑い日でした。
ここ2週間以上、長時間の買い物や外出をしていませんでした。

リンパ浮腫に蜂窩織炎、できるだけ静かにしていたからです。

他にもあった用事を済ませ、クリニックへ。

話が通じていたらしく、受け付けの職員も、看護婦さんもいたって低姿勢で対応してくれました。

そこまでは良かったのですが、
看護婦さんが採血に失敗、やり直し。
私の血管は採血しやすくてまず1回でOKなのにです。

これってあり?と言いたくなった日でした。

蛍と科学の大切さ

2010年07月22日 | Weblog
一見関係がなさそう。

でもありました。

蛍が数十年前と比べると激減したのは周知の事実です。
これに対して蛍を取り戻すという運動が日本各地で広がっています。

私の住んでいる近くでも十年以上大変な努力の結果、小さな池周辺に蛍を取り戻してみんなに喜ばれています。

それはすばらしいことだと思っています。

でも日本で広がっている蛍を取り戻す取り組みが、実は生態系の生物の分布を変えていたり、
蛍を減らす結果になっているということをテレビ番組で知りました。

蛍の幼虫はカワニナという貝を食べて成長します。このカワニナを放流する時外来種の貝が混ざっていたために、この外来種で占領されてしまうという事態が生まれているところがあるというのです。
生態系の破壊です。

蛍が減るというのは、貝の栄養が低くて、成虫の光り方がこれまでより弱くなっていることに原因があるそうです。
その光の減弱のためメスとの交尾が行われず、結果として蛍は減っているとの事。

貝の種類を同定する極めて地味な研究分野の存在、
蛍の光の明るさと交尾の可否の関連ということを把握しているこれまた極めて地味な生物分野の研究があってこそわかった事実です。

蛍を取り戻すというためにも、こんな科学の裏づけが必要だったのです。
生物の多様性の維持というのでしょうか。

こういった地味な基礎的な分野は、利益とは結びつきません。
対費用効果ばかり問題にする仕分け作業ではきっと評価されることはないでしょう。

正義のように振り回す「仕分け」に潜む問題、怖いことです。


友人様様!!

2010年07月19日 | Weblog
この週はスケージュール盛りだくさんの週だった。

通院、車検、娘の2泊3日の里帰り(勿論さきちゃんも一緒)そのための大掃除。
息子の転職を祝って、元同僚との昼食会
よりによって、エアコンの取り付けが土曜日に。

さらにいつもの体操のサークルと会議が2つ。
この暑さの中では、野菜や花への水遣りもかなりの仕事。

元気でもかなり厳しいスケージュールだった。
なのに、追い討ちをかけるように、足の具合が悪くなった。
浮腫が引かなくなり、皮膚が赤茶色を帯びてきた。*(青ざめ)*

これまで検診を受けていた手術をうけた病院にいくべきか、リンパ浮腫専門のクリニックにいくべきか?

生憎、担当医は夏休み。
意を決して、遠いけれどリンパ浮腫専門のクリニックへ。
蜂窩織炎と診断される。*(青ざめ)**(青ざめ)*
自由診療だから高いこと。
医者一人で後はマッサージ師さんばかりのようだった。

帰宅して娘に連絡したら、ちゃんとした総合病院を受診したほうがよいと、脅かされた。蜂窩織炎は怖いのだという。*(ショック)*

といいながら、里帰りをやめるとは言わない。かなり疲れていて帰って休養したいらしい・・・。

赤ちゃんのための床に引くマットまで送りつけられている。お代はこちらもち。
寝返りをするさきのために、フロアーの大掃除も必要。
エアコン取り付けのためにも片づけが必要*(泣く)*

絶体絶命の状態。
とにかく何とか凌がなくては。

体操だけは顔だけを出し、会議はすべてキャンセル。

車検のことは息子に依頼。
幸い、職場が近くになったので頼みこんだ。*(うるうる)*


かくして、娘とさきちゃんは金曜から日曜日まで滞在。パパも土曜から。

この間、圧迫帯で固定した足を気にしながらの食事つくり。
ママ独占に慣れているさきちゃんはすぐママを呼びつけるので、ぜんぜんお手伝いをしてもらえませんでした。

じつはこの難局を乗り切れたのはすべて友人の応援のおかげでした。
思えば、友人様様です*(笑顔)**(うるうる)*

友人は、夕方野菜に水をやってくれて、明日の受診を心配しながら帰っていきました。
感謝、感謝!!大切にしなくては、天罰が下ります。

そうです、明日は先先週検査したCTの結果うを聞きにいくことになっています 。

車を運転できなくなった私は、陸に上がったxxのようです。

人の記憶の不思議

2010年07月14日 | Weblog
 つい最近車で出かけて時のこと。
近くの通りに面して、新しい家が4軒ほど建っていました。

でもその時、そこには何があったのか思い出せないのです。
庭木に囲まれた家があったような気がするのだけれど・・・、
しかとは思い出せません。
何回も通りながら見ているところなのに。

そうかと思うと、もう数十年も昔に、中学校に通う道すがらに細い小川があって、
その傍らに咲いていた梅の花をわすれることはないのです。

どちらも何気なく通った場所の記憶なのに。

昨日はこんなことがありました。
買い物をしたときのことです。
お財布にいつも使っているカードが見つかりません。
とりあえず、他のカードで支払って、ドキドキしながら探しました。
でも確かにないのです。
えっ~、どうしよう、届けないとだめかな~。


落とす機会はあったかしら?
一生懸命考えます。
もっとも最近使ったのは?
月曜日買い物したかしら、あの日は行かなかった。
じゃ、最後に使ったのは日曜日の夕方。
そのときは確かにカード入れにしまったわ。
必死で記憶をたどります。
そして、思い出しました。
パソコンのセキュリティーが期限切れ寸前。
慌てて、ネットで購入してダウンロード。
その時、カード支払いでないと期限切れになるので、カードで支払らって。
その時カード番号などが必要でお財布から取り出したのでした。

そして、そのままパソコンのところに置きっぱなしかも?
きっとそうと、自分を落ち着かせて、急いでバスに乗って帰宅。

ドキドキする気持ちを鎮めながら、パソコンを開けてみたら、ありました!

私の記憶もまだまだ大丈夫だわとホッとしたのでした。
でも自慢にはなりません。
しまい忘れていたのですから。
危ないかしら・・・。