つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

行ってきました! 鎌倉・江の島へ

2012年11月29日 | 写真
 9月以前から決まっていた鎌倉旅行。一年一度のグループ旅行です。
昔おなじ宿舎に住んでいた友人たちとの旅行は今年で18回目。

リンパ浮腫におきた感染症が何度も再燃し、入院や通院での抗生物質の点滴に追われていた9-10月。

旅行に行くのは無理だろうなと諦めていたのだけれど、
念のため医師に聞いてみました。
そうしたら、「行って来ればいいんじゃないですか、気晴らしになるし。感染症が起きればまた点滴すればいいじゃないですか」と言われました。
とたんに私の顔は明るくなったことでしょう。
また点滴すればいいじゃないですかには、ちょっと抵抗感がありましたが・・・。

2時間前に参加を断った幹事に再電話。
それから急いでやり残していたことを片づけて、2泊3日の旅の準備。
欲張って一眼デジカメまで持参した荷物はとっても重かった(欲張りすぎでした)

鎌倉は残念ながらまだ紅葉には早かったようでした。
でもワイワイ言いながら、初日は長谷寺、
二日目は」腰越の万福寺、龍口寺の五重塔そして円覚寺を回ってきました。
印象的だったのは、食事処鉢の木の前にあった小さな雪洞美術館でした。

円覚寺にはオームの幹部たちに虐殺された坂本弁護士の御墓があり、みんな驚きながら手を合わせてきました。

この旅行の最大の魅力はそれぞれに持ち寄った土産品を楽しみながら、それぞれに言いたいことをいい、それでいて誰かが傷つくこともなく気持ちよくおしゃべりできて、元気が出てくることなのです。

二日目の夜には来年の行き先と幹事が決まります。
ちなみに来年は、奈良と決まりました。

私と言えば、疲労感はありますが、心配した脚の方は、腫れがひどくなることもなく、6日目を迎えています。

認知症ましぐらかな~?

2012年11月16日 | Weblog
クローズアップ現代を何気なく見ていたら、
あの「きんさん、ぎんさん」の4人の娘さん達がでてきて、
おしゃべりして、頭の血流の検査を受けていました。
みなさんの平均年齢93歳?だったかな。

いいリズムでたわいなく見える会話をしている。
この会話が弾むと、脳の血流が増えるのです。
このこと、すなわち軽やかな会話を交わして、笑って過ごす。
これが認知症ならないことにとっても大事だということでした。
こうなったら絶対女性の方が有利でしょうね。女性はいろんなことをしゃべっては笑いあっていますから。


そう言えば、おかしくなくても、声を出して笑うと脳はだまされて、体の免疫力がアップするという話も聞きました。
笑うサークルがあって、突然皆で笑い声を出すのです。
さすがに私はすぐにはついていけませんでしたが、時々一人でやってみますが、様にはなっていないような気がします。
あなたはやれますか?

思い起こせば、私の両親は、真面目で、ほとんど家で笑いあうことを見たことがありませんでした。
母は私が、具合が悪くても、学校は休んではいけないと強く思っていたらしく、それに皆勤賞がとれなくなるからと、
学校に行かされたものです。
おなじ両親に育てられたにも関わらず、弟は大学などでの経験が良かったのか、なかなか上手なジョークも言える、ひょうきんなところのある大人になりました。

ですから、すべて両親のせいにするわけにはいきませんが、私はすっかり両親の遺伝子を引き継いでしまった様な気がしています。

とにかく、なんとかしなくては、このままでは、
痴呆症へまっしぐらになるのではという思いにとりつかれている昨今です。

でも、なんでも病気になるのは本人が悪いという扱いの
情報が多くて、それにひっかかるものを感じております。






星野道夫のエッセイ(イニュニック)に見つけた風についての言葉

2012年11月12日 | 写真
どういうわけか週末に持病の蜂窩織炎が出てきます。
10月に2週間も点滴して、「徹底的にたたきましたから」と
太鼓判を押されていたのに、またです。
仕方なく、病院へ。

点滴が終わったら、2時。空腹を感じて駅ビルでキノコいっぱいのスープらーめんの昼食を。

食後のひと時を、持っていたイニュニック アラスカの原野を旅する(星野道夫)を読みました。

その中で出会った文章を書き留めておきたくなりました。

イニュニックとは、エスキモー人の言葉で「生命」を意味する。
星野道夫はアラスカをこよなく愛し、アラスカに長く住んでいました。アラスカの自然を撮り、動物を撮り、エッセイを書いていたのです。
そして撮り続けていたグリズリー(熊)に襲われて亡くなるという悲劇に見舞われました。

彼の文章はアラスカのただなかにいるような気持ちにさせてくれるのでした。

そんな文章が綴られているこの本の中に「命は一体どこからやってきて、どこへいってしまうのだろう]というくだりがありました。

それに続いて、こんな引用がありました。
”すべての物質は化石であり、その昔は一度きりの昔ではない。いきものとは息を作るもの、風をつくるものだ。 太古からいきもののつくった風をすべて集めている図書館が地球を取り巻く大気だ。
風がすっぽり体をつつむ時、それは古い物語が吹いてきたのだと思えばいい。風こそは信じがたいほどやわらかい、真の化石なのだ”(谷川雁 ものがたり交響)

こんなふうに風をとらえ、表現するというのはすごいことだと、深い思索があってこその言葉だと感じ入ったのです。

実は私は風が好きで、風になってというブログをかいていたことがあります。
私が風を好きなのは、かなり感覚的なものです。
風が体をくるむ時、風が肌を流れていく時、とても幸せな気持ちになれるのです。

同じ風についての表現であってもこんなふうに風をとらえ、表現するというのはすごいことだと、深い思索があってこその言葉だと感じ入ったのです。







穏やかな秋の日に・・・。

2012年11月03日 | 写真


今日は窓越しに眺めると、実に穏やかで透明感のある秋の日です。

何しろ、周り中から、無理をしないようにと忠告されています。
本人も、予想しない展開で、セルフコントロールに自信を失っています。

ということで、今日はおとなしく 庭の花をアップしてみます。

それでも気がかりなことが。
というのは今庭には春に咲く花が、いろいろ咲いているのです。

例えばこの木瓜もその一つ。

春先に咲き始める花なのです。

写真はありませんが、李の木も花をつけています。
9月に選定しましたが、今までになかったことです。

このところ話題になっている、気候の異常の表れでしょうか。
だんだん、日本の特徴である、四季が変わっていくみたいで、とても気になります。

この後は秋の花です。

私のお気に入りのこすもす。



この秋、初お目見えの花、彼岸花に似ていますが、ダイヤモンドリリー(ネリネ科)でした。。