つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

小選挙区制度の怖さ

2009年08月30日 | Weblog
圧倒的な民主党の勝利になっている。

これってやっぱりおかしい気がする。
先の衆議院選挙では、
小泉首相の「郵政の改革か抵抗勢力かの選択」で、自民党の圧倒的議席占有を招いたのでした。

今回は、国民生活に大きな犠牲を強いた自公政権を変えてほしいという国民の意思が、各選挙区の投票数で民主党を第一位にしたということを示しています。

でもやはり民主党の政策を支持していない選挙民も、それぞれの区で、相当の割合で存在しているわけです。

それらの意思もまたそれなりに議席に反映すべきだと考えます。
例えそれが反対の意見であってもです。
それが民主主義だと考えるからです。

それを、「比例代表制を減らすということについてどう思われますか」とインタビューに答えて岡田民主党幹事長は「この結果は小選挙区制度の素晴らしいところだ」と答えました。

小選挙区制は、多数政党にのみ圧倒的に有利で、多くの死票がでて、民意が反映しなくなる。
その欠点を補う意味で比例代表併用制があるのです。
それをなくしてしまうことは、ますます民主党に有利になる、しかも大切なことは非民主的な選挙制度を褒め称えたわけです。

国民の声が届く政治にしたいと答えている多くの当選民主の新人議員の声が聞こえるけれど、
どこか矛盾するものを感じて仕方がない。

少数意見に耳を傾けないのでは、本当に
国民の声を聞いたことにならないのではないだろうか。


自公政権が幕を閉じたことを画期的なことだと思いつつも、その反面自分たちに有利な制度であれば、民主的でなくてもよしとする民主党の体質に怖さもまた感じてしまうのです。


危なかった!

2009年08月27日 | Weblog
昨日はちょっとトラブルがあって、
寝不足でした。
目が覚めた時から、眠った時間のわりにすっきりしない感じでしたが、
約束があったので車でそのまま出かけました。

目的地について、車を停めようとしました。
路上駐車になるので、コンクリートの電柱すれすれに寄せて、停車したつもりで
ドアを開けたのです。

とその時、車がするすると動くではありませんか!
何がおきたのかわかりませんでした。
エッどうしてと思っているうちにも、
車は前に動いていきます。

車が止まったのは後部ドアーが電柱を通り過ぎてからでした。
ギィヤーがどうなっていたのか、
どうやって停めたのか、
しかとは覚えていません。
その間2~3秒あったでしょうか。

どんな風になったことかとある程度覚悟をしつつ傷を調べました。

わざわざ、電柱にぎりぎり寄せてあったのですから、たまりません。
あ~あ、見事に白い擦り傷がかなりの幅で横一文字についていました。
ただへこみは見た目は小さく見えました。
そのぶつかった音は家の中からもかなり聞こえたそうです。

かくしてまたもや修理代が相当かかります。がっくりです。

でも慌てて車外に出ようとして車と電柱にはさまれたら、今頃は・・・。
まあ、車だけで済んだのだから不幸中の幸いと思うことに。

起きてしまったことはもう考えない。
そう割り切ることにします。

それに寝不足など注意力散漫な状態の運転はこわいですね~。小事で済んでよかった。


苦肉の策です。

2009年08月26日 | Weblog
この夏、
楽しんだこと。

いろんなジャムやジュースを造りました。

小さな菜園から採れる胡瓜の収穫。

それから久しぶり、そう20年ぶり位の糠漬け、
漬かり過ぎそうな時は冷蔵庫で発酵させます。

自分で作った野菜を漬けて 食べる。
この豊かさって、なかなかのものだと
思っています。
社会的視点から見れば、実にささやかな豊かさかもしれませんが。
高度成長の時には私自身ほとんど見つめる余裕がなかったことです。

胡瓜のことに戻れば、
このところ曲がり胡瓜が多くなりました。
どうしたわけかと思うのですが、
曲がっていても味に違いはなさそうなので、気にしないことにしました。

糠漬けに加えて、甘酢漬けにも挑戦しました。
1回目はレシピ通り、歯ごたえも残っていてうまく出来ました。

ところが2回目は、ちょっと側を離れた隙に、漬け汁が煮立ってしまったのです。
哀れ、胡瓜の歯ごたえが消えてしまって・・。
ガックリ。

でもこのまま捨てるのは忍びなく、
考え付いたのは、
このまま、冷凍庫に入れて凍らしたのです。
出して解けないうちに食べる。
これなら何とか食べられます。

労働して収穫した胡瓜、その漬物を簡単には捨てられません。

この苦肉の策で、何とか無駄にしなくて済みそうです。

失敗しなかった方は、絶対お勧めの味でしたのに、
やっぱり残念ではあります。

幸せ そして アクシデント

2009年08月24日 | Weblog
窓から流れこむ風がすっかり涼しくて、
夏の片鱗を探すのもむつかしいくらい。
明日はまた暑くなるのかも知れないけれど。

日曜日は楽しい宴 そして 思いがけないアクシデント。

なかなか楽しいだけで終わる日がないものですね。


日曜日は息子の誕生日の食事会。
今更誕生会でもないのですが、
集まるきっかけにしているのです。

誕生日プレゼントは、本人から希望を聞いてそれぞれ分担。
私は食事の会場探しと食事会のスポンサー。
何しろ、グルメに縁遠い私のこと。
必死にインターネットで探した国立のフレンチの店を選びました。
宮城の小さな漁港からのお魚と
山梨の農家からと地元の国立産の有機野菜の料理が売りのお店です。

グルメの子どもたちが満足できるかどうか・・・?

取り越し苦労でした。
20席に満たない小さなお店ながら
静かで、おいしくて、文句なく好評でした。
特に息子が「野菜がおいしい!」を連発。

最後に電子オルガンの演奏でハッピーバスデー、そしてこんなデザートが。



そして息子がしみじみと
「わが家も人が増えて賑やかになってよかったね~。去年はお母さんもどうなるかわからなかったし・・。
姉さんも二人に、母さんも増えたし、いいことだね~」

本人は残念ながら一人身に。頑張っていれば道が開けてくるだろうからと言っております。

何だか急にいいことが続いて、なれない幸せに浸りきれない母が、結構幸せ感を味わっておりました。

その時です。友人の携帯がなって、アクシデントの知らせが入ったのです。

友人の弟さんが、脚立から落下。
肩の骨を骨折、どうやら手術を必要とする傷だったようです。
数時間病院のたらい回しにあってしまったというニュースでした。

最後に受け入れてもらったのは長野の病院で、友人は朝一番に飛んでいきました。

その後、今日になって時間がかかりすぎて骨髄に細菌感染を起こしてしまい、まだ手術が出来ていないようです。

本当にいろんなことが起きるものです。

今日の幸せ 二つ

2009年08月20日 | Weblog



     一つ
玄関先の日日草やらランタナに
水をかけていました。
まだ朝の気配が残っている時でした。

声がするので、振り向いたら
3歳くらいの男の子。
ニコニコしながら
話しかけています。
どうやら手にした虫かごを
見せたかったようです。

まだ中はからっぽ。
きっとおばあちゃんに
買ってもらったのでしょう。
そしてこれから一緒に
お出かけするのでしょう。
虫取りかしら。

初めて会う私に
ニコニコと微笑む顔の
何と愛らしいことかと。

     二つ
咲き乱れるランタナに
水をかけました。
夏前に咲き始め
秋深くなるまで
玄関先で咲き続けています。

風がさ~と流れて
ランタナが揺れ、
風が緑の香りを含んで流れていきました。

その瞬間です。
誰か、
この一瞬を共に感激できる人がいたらと
思ったのです。
独り占めは勿体ないと・・・。
そう思ってくれる人は
いないものかと。