つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

楽しかった週末も行ってしまって・・・

2008年08月31日 | Weblog
なんだか無性に寂しくなりました。

病気が判って以来、よく週末に尋ねてくれる友人と過ごしました。
庭に出られない私のために、
庭仕事をしてくれたり、お掃除やら片づけをしてくれたり・・・・。

思いがけない優しさに、
私は痛む身体を踏ん張ってせっせとレシピを眺めながらの料理造り。
我ながら腕を上げたと喜びながら
食事を楽しみました。

それがあったから、孤独で沈み込むこともなく、頑張ってこれたと思うのです。

昨夜はこれに娘も加わって、
会話も弾んで楽しかったこと。
娘が職場であんなに楽しい会話をしているとは知りませんでした。

それに最近親しくなったばかりのボーフレンドに目の前で会話をメールで送っては、その返事を教えてくれるのです。

夕方までには2人ともいなくなって、
それにちょっと気になる出来事もあって、
なんだか寂しい夜です。
眠れるかしら?

NGO団体ペシャワール会の伊藤さんの死を悼んで

2008年08月28日 | Weblog
アフガンで活躍中のNGO団体「ペシャワール会」のボランティアの方が殺害されました。

「ペシャワール会」はこれまでも政府の援助を受けることなく民間活動に徹し、医療を含め地道な活動を行って信頼を得ていたと聞いていました。
その会の青年ボランティアの方だけに最初は信じられませんでした。
多くの村民が捜索に加わっていて、その捜索隊によって発見されたのです。
拉致後あまりに早い死でした。

どんな勢力が拉致、殺害したのか、詳細はまだ確定的ではないようですが、犯人グループは村民に追跡されて逃げる途中
乱射に近い状態で殺害したらしいという報道があります。武器を持っていたのですから、武装勢力なのでしょう。

タリバンなどは外国の援助を受けにくくし、国内状況をより不安定化させるために(もちろん自分たちの影響力を強めるためにということのようですが)民間外国人を標的するようになっているという報道もあります。

アフガンの歴史について私を含め多くの人は知らないのではないでしょうか。
知っているのは多くの部族が存在し、被侵略の歴史をもち、長く内戦状態にある国という程度です。
ソ連軍の侵略、内戦、イスラム原理教のタリバン政権の誕生とその崩壊、アメリカの介入によるカルザイ政権樹立、
いつも外国勢力が存在し、国民の生活はとても貧しい。

そのような貧しく、危険な遠いアフガンに出かけて、農業指導を続けていた伊藤さん。
その志に深さ、強さに心打たれない方は
いないのではないでしょうか。
なのに、そのアフガンで殺されるなんて・・・。

でも私は彼の死は、実に複雑なアフガニスタンの政治状況に巻き込まれて起きた悲劇なのだと思えてなりません。
武力でもってその国を支援・援助することの悲劇をアフガンの現状は指し示しているのだと思うのです。

どう考えても受け入れられない、納得できない死ですが。

本日、帰宅しました。

2008年08月27日 | Weblog
今日の午後、5回目の化学治療を終わって退院し、1週間分の食料品を買い込んでいつも迎えに来てくださる元同僚の車で帰ってきました。
いつもの癖で、とても食べきれない量の食糧が冷蔵庫にぎゅうぎゅうに詰まっています。

迎えに来てくれる彼女は、「退院して誰もいない家に帰り、その日から自分で食事を作るのは流石に忍びない」といって晩御飯のおかずまで作ってきてくれました。
この言葉を聞いた時、思わず涙が流れそうでした。
こんなに優しい人が側にいてくれたことがどれほど私を幸せにしてくれていることか。

病を得て知ることが出来た人の優しさです。

在職中の出来事を色々話したり、後輩たちの現在について色々話を聞いたりあっという間に過ぎた時間でした。

畳一畳分のベットから、急に十畳以上のLDKに。ソファーで脚を伸ばすと、賑やかに鳴く虫の声に包まれました。
ここ数日の涼しさは、急に夏が行ってしまったようですが、果たしてどうでしょうか。

抗がん剤が血液に乗って、全身に行き渡る頃、手足の血管が浮き上がり、その指は赤黒く変色し始めるように見えます。

決してだんだん軽くなるのではなく、逆に強くなる抗がん剤の副作用、早くも白血球は要注意範囲に低下、脚の痺れも
これまでより強くなっています。

でも後1回。
別の友人に、病院を出る時に「後1回」と叫んでおいでと言われましたが、流石にそれは恥ずかしくて、心の中で叫んできました。

やっと5回目にたどり着けそうです。

2008年08月20日 | Weblog
 今週の血液検査の結果、
2週目の検査で低下が見られた白血球、
血小板共に改善がみられました。

ということで、この金曜日に5回目の
化学治療を受けることになりました。
グラフにしてみると、ややリンパ球があ低めだけれど。

で明日から1週間ほど入院します。
これが無事に終われば、後1回。

点滴後の痛みを思うと、憂鬱にはなりますが、ひとまずのゴールに近くなって
もっと自由な日々がやってくるはずだと
楽しみに思う気持ちも持てるようになって来ました。

では暫くのお休みです。

終わってしまったけれど、最後にいい話を。

2008年08月19日 | Weblog
何がって、高校野球です。
この夏は、何時になくテレビ観戦でした。

応援するチームは、観戦しながら決まっていくスタイルでした。

最後に決勝に残ったチームは、常葉菊川と大阪桐蔭、共に驚くような得点をしていました。
正直とりすぎじゃないと思うほどでした。

でも普通得点力があるチームは、
しばしば大味で守備がラフでしたが、
守備力もなかなかのものでした。

そういう意味では攻守共に優れたチームだったように思います。

なのに、なのに、
あの一方的なワンサイドゲームはどうしたことでしょう。
すっかりなりを潜めてしまった常葉菊川の打撃力。
桐蔭のピッチャーはそれほど素晴らしかったのかしら・・・?

新聞記事によれば、
常葉菊川の主将は「自分たちの野球が出来たことで満足。達成感がある」と晴れやかに語ったという。

「宝は最高の仲間」「目標に向かって、助け合い励ましあう人間関係」という。

それは何物にもまして素晴らしい
人間を幸せにするもの。
誰もが欲しいと思っているでしょう。

だから彼らにとって大敗したことは問題ではないようです。

最後に知ったいい話でした。。