”たかがベーブ•ルース”の2話目です。写真は、若い時の投手時代のルース。この頃は全然スマートで、球も相当に速かったらしいです。 ルースは子供の頃から18歳まで孤児院で過ごしました。その孤児院とは実質の職業訓練校で、全寮制の矯正学校と孤児院を兼ねていました。そこでのエピソードも、彼の性格以上にユニークで興味深いですね。 元々手先が非常に器用だったらしく、将来はワイ . . . 本文を読む
写真はモンロー(右)とグレース・ケリー(左)です。 モンローの場合、全身の色気で勝負し、グレースの場合、顔だけで勝負という所でしょうか。身体を張ってる分、モンローの方が性格は良さそうですが、グレースは冷たく感じますね。まるで女神とお人形様の違いの様にも見えます。 後半戦の2話目ですが、これからがモンローの本当の挫折と凋落が始まります。ある意味、このルポルタージュの心臓部ですね。容赦ないコメントが . . . 本文を読む
マリリン•モンロー(1926-1962)事を書いてたら、急にベーブ•ルース(1885-1948)を思い出した。モンローも規格外だったが、ルースはそれ以上だった。奇行も偉業も実績も桁外れで、破格外であった。 英雄伝説とは真実が嘘で嘘が真実の世界。真実が矛盾を内蔵し、神話が真実を裏付ける世界なのだ。 彼に関する自伝は結構出てるが、殆どがイラストチックで安直な英雄伝説の類で、この「 . . . 本文を読む
さて、後半です。多少読み辛い点が登場すると思いますが、ご勘弁を。写真は、アーサーミラーとモンローの挙式です。ホント念願が叶ったという表情をしてます。一番幸せな瞬間だったんですね。歓びがここまで伝わってきそうですが。この後が散々です。これも、結構修正加えたので、日付を新しくしてます。悪しからずです。 モンローに関する本は、他にも沢山出てますが、これが最高傑作だと読み始めた瞬間に感じたも . . . 本文を読む
ある映画ブログで、2017年のオールタイムベストに選ばれただけあり、実に見ごたえがある。英語字幕でも十分に楽しめた。ただ、オープニングのデブ老婆のヌードダンスに大いに疑問を感じたが、2時間後には、その疑問が晴れた思いがした。 『アライバル(英題)』では、普通のオバはんになり下がってた?エイミーアダムスも今回は気合十分。"孫にも衣装"とはよく言ったもんで、雰囲気が変われば、化粧も変わる。ドレスア . . . 本文を読む
『死体は語る』(上野正彦著)を読んだ後だけに、この『東京検死官』(山崎光男著)は一層のめり込む。昔、パトリシア•コーンウエルの『検死官』を読んでて、あるブロクでも紹介されてた事もあり、気になってた本です。記者上りのコーンウエルとは異なり、実に生々しいし、潔いです。
解剖学の監察医の視点から見た検死と、警察官としての経験とカンを頼りに、検視官の視点から見た検死。完全無欠の正義の論理を大胆に実現し . . . 本文を読む