正規部分群の右剰余類が巡回群(つまり可換群)になる事をガロアは発見し、こうした正規部分群を”方程式のガロア群”の中に見つける事で代数的に解ける。厳密に言えば、方程式の解が係数の四則演算と有限個の√の組合せで表せる事を証明しました。 一方で、アーベルとルフィニは”5次方程式では、係数体にべき根を含めた拡大体の中から方程式の解が1つでもはみだせば、代数 . . . 本文を読む
週刊文春で報じられた”性加害疑惑”が波紋を広げている松本人志だが、所属する吉本興業は裁判に注力する為に、芸能活動を休止する旨を発表した。しかし、裁判の方向性によっては泥沼化し、最悪芸能生命を脅かす結果に終わる可能性もあるという(週刊現代)。 こういう事が続くと、”煩いだけ”の吉本興行も終わった?かなと思ってしまう。 吉本の若手芸人には(一部にはだが . . . 本文を読む
まるで、”見て見ぬふり”や”臭いものには蓋をしろ”といった日本のムラ社会の悪しき慣習が、地球の裏側の大英帝国にまで乗り移ったみたいである。 英国で会計システムの欠陥により、郵便局長ら数百人が横領や窃盗などの罪に問われる冤罪事件が起き、システムを納入した富士通の責任も問われている。 一方で”本来の責任はシステムの欠陥を知りながら、長年問題 . . . 本文を読む
松本人志(60)が22日、”飲み会で性的行為などを強要した”との疑惑を報じた週刊文春の発行元の文芸春秋社に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求め、東京地裁に提訴した。これは、松本個人による提訴であり、請求額は約5億5000万円とされる(スポーツ報知)。 これに対し、「TVタックル」(テレ朝系)の番組中でビートたけしが吠えた。 ”3000円とか2 . . . 本文を読む
「ナイル殺人事件」(2022年)をアマプラで見たが、期待がそこそこ大きかった分、大ハズレに終わる。結果として、劇場で見なくて正解だった。 酷評する気にもなれない程の凡作だが、原作であるアガサ・クリスティーの小説も、私には平凡なミステリーにしか映らないので、こういう作品になる事は想定外でもなかった。しかし、それにしても酷過ぎた。 主演で監督のケネス・プレナーを含め、貧相なキャスト陣も、前回の「オリ . . . 本文を読む
一昨年の6月以来の「ガロア群」ですが、これまでを大まかに整理します。 2次方程式のガロア理論(「その8」と「その9」)でも述べた様に、2次方程式の解から作る代数体の自己同型(全単射)の仕組みを考察する事にありました。 3次方程式のガロア理論では、対称性をなす可換群「その10」と巡回群「その11」と正規部分群「その12」について考察しました。この3つをまとめると、正規部分群の剰余類が巡回群つまり可 . . . 本文を読む
映画「アルキメデスの大戦」では、主人公で”100年に1度の数学の天才”と呼ばれる櫂直(かいただし)が、制約された条件と時間の中で戦艦大和の建造費を算出する。 そこで彼が思いついたのが、鉄の総量から建造費を算出するもので、”鉄が少ない部分は構造が複雑でパーツも多く、建造費が高く付き、鉄が多い所は構造がシンプルで安く付く”というシンプルな数学的(解析) . . . 本文を読む
元旦から2週間ほど経つが、新年の初夢は奇妙な展開であった。 夢の中で、私は殺人容疑を掛けられていた。 私は何度も無実を主張したが、受け入れられなかった。まるで「潔白の証明」のミッキー・ハラー弁護士状態である。 私は数学でよく使われる”対偶”の手法を試してみた。つまり、”死んだ筈の人が生きていれば私は無実(厳密には潔白)”となる。 私は必死でその人を . . . 本文を読む
「自殺する脳」でも書いたが、自殺をするのは人ではなく脳である。 同じ様に、戦争をするのも人ではなく脳である。厳密に言えば、プーチンやネタニヤフみたいな独裁者の脳である。 ”<戦争は人類最大の狂気>というが・・・精神的な病が日常と繋がってる様に、戦場と日常も地続きである。戦後日本の自衛隊の奇妙な存在の仕方やイラク戦争の泥沼に現れた病理現象を読み取り、戦争に突き進むメカニズム . . . 本文を読む
”災害時には国会議員にしかできない仕事が沢山ある。単なる”視察”ではなく、被災地でリアルタイムで起きている問題を自らが持つ権限と人脈で1つ1つ解決していく・・・” これは、れいわ新選組の高井幹事長の言葉であるが、ごもっともではある。 一方で、震災に見舞われた能登視察の当面自粛を決定した日本政府の危機感のなさには、我ら国民も呆れ果て、愚痴の1つも言い . . . 本文を読む