NHKBS「笑わない数学」(第3回)では、四色問題がテーマだ。 「四色定理」とも呼ばれ、平面上のいかなる地図(領域)も”4色あれば同じ色が隣り合わずに塗り分けられる”という定理である。 但し、(境界線ではなく)点のみを共有する領域は隣り合ってるとはみなされず、同色でもよい。 この地図の”塗り分けの定理”を今回のウクライナ危機に例えてみる。 そもそも . . . 本文を読む
「二級酒のススメ」で紹介した”蔵人三代”が早くも売り切れた。 地元の人たちが、私のブログを読んで聞きつけた筈もない。しかし、「たかが二級酒」で”蔵だより”を紹介したら、地元のスーパーでは数週間後には品切れになり、”蔵人三代”の2Lパックが(”蔵だより”に代わり)同じ値段(599円)で陳列されていた。 . . . 本文を読む
映画「ワールド・イズ・ノット・イナフ」(1999)を見ていた。 007シリーズの第19弾という事だが、(安っぽいイケメン風の)ピアース・ブロスナン(写真左)が好きになれず、TVを消そうかなとも思ったが、ソフィ・マルソーさん(写真右)がとても妖艶で魅惑的に映り、彼女に見惚れるようにして最後まで見てしまう。 ソフィ・マルソーが有名なフランスの女優さんという事は知ってたが、若い時は”タレ目 . . . 本文を読む
あるフォロワーの記事に、「戦争における”人殺し”の心理学」(デーヴ・グロスマン)の紹介があった。 私は、この人の記事を読むのが日課である。私の為だけにある様な事を書いてくれる。 今回の記事も、まさに目からウロコであった。 なぜ人は戦争をするの?って、人は知ったかぶった様に問う。 それは(人間の)種としての限界があるからだろう。少なくともジョン・レノンの歌にある様な、単純な . . . 本文を読む
NHKBSでは「笑えない数学」というテーマで、素数と無限の謎をとてもわかり易く紹介してくれていた。 オイラー積に始まり、ガウスの素数定理へ、そしてリーマン予想からカントールの対角線論法へ。最後にはカントールが挫折した連続体仮説からゲーデルの不完全性定理と、数学の超オールスターの歴史の登場に久しぶりに興奮してしまった。 素数の謎に関しては、リーマンブログで腐るほど書いてきたが、まさに” . . . 本文を読む
国会議員500人を集めて行われたゼレンスキー大統領のオンライン演説も(平行線のままの停戦交渉と同じく)不透明にかつ不発のままに終わった気がしないでもない。まるで、膠着状態にあるウクライナ紛争のこれからを予見するようでもあった。 ”世界中が注目する”という宣伝文句に釣られた私も馬鹿だった。いや、日本政府の支援額(約115億円)に見合う精一杯の演説だったと言えばそれまでかもし . . . 本文を読む
ウクライナのゼレンスキー大統領は23日の午後6時から、日本の憲政史上初となる国会でのオンライン演説を行う。 当初、日本の国会ではオンライン演説の前例がない事に加え、スクリーンやプロジェクターなどの設備がない事や国会の審議日程などを理由に、否定的な声が上がっていた。 しかし、自民党と立憲民主党の国対委員長で演説実施の方針で一致。岸田首相も”ぜひ国会で議論し、前向きに対応して頂ければ&r . . . 本文を読む
沢木耕太郎さんの著書に「貧乏だけど贅沢」というのがある。 人はなぜ旅をするのか?なぜ旅に惹かれるのか?旅における”贅沢な時間”をテーマに語り尽くした対談集である。 そこで、”旅”を”二級酒”に置き換えると面白い。 人はなぜ二級酒を呑むのか? なぜ二級酒に惹かれるのか? 二級酒がもたらす”贅沢な時間”と . . . 本文を読む
寄せられたコメントに、強制に近い総動員令がウクライナの家族たちを混乱させている。避難した一般市民にも軍の招集令状が届き始め、国外脱出を図る男性の拘束も相次ぎ、ウクライナ国内で分断が起きているとあった。 このウクライナ兵が抱える暗黙の葛藤はロシア兵が抱える葛藤でもあるし、世界中が抱える憂鬱でもある。 総動員令は、侵攻開始2/24に発令され、徴兵の対象は18~60の男性で出国が禁じられた。国家総動員 . . . 本文を読む
とうとうプーチンは、子供や女性が非難する劇場にまで空爆を仕掛けた。 この男が”まともじゃない”事が100%証明された瞬間だ。 劇場には約千人が避難してたらしく、多くは女性と子どもである。劇場の敷地には白い大きな文字で”子どもたち”とロシア語が記されていた。ロシア軍に空爆しないよう訴えるメッセージの筈だったが、逆に標的とみなし空爆したのだ。 やはり停 . . . 本文を読む