感動の映画と言うよりも、演技を超えた素の三浦春馬に憑かれたままだった。 ”何があってもどんな事があっても、生き続けろ” 終戦間近に特攻隊員として散った宮部久蔵(岡田准一)の言葉が、宮部の孫である佐伯健太郎を演じる三浦春馬の耳に届いてるかの様にも思えた。 勿論、抜群の操縦センスを誇る特攻パイロットの宮部を演じた岡田の演技も見事だったが、私には最初から最後まで三浦春馬に憑かれ . . . 本文を読む
”彼は愛されない事が運命づけられている”との呪いのコメントは、今でも語り草になっている。 5年前の大統領選挙で73%の得票率で大勝利を収めたゼレンスキー氏に浴びせられたテレビ出演者の発言は、”彼には下り坂しかないだろう”との推測だった。 推測通り、支持率は下がった。それでもゼレンスキーは安定を望む声を背景に、自身の尽きる事のない魅力を利用し、任期を . . . 本文を読む
前回「#8-1」では、第6,7節でのガロアの主張である”素次数の既約方程式がべき根で解ける為の必十条件は、全ての根がその中の2つの根により有理的に表される”事を紹介しました。 ガロアは、”素数次既約方程式がべき根で解けるならば、その方程式の群はxₖ、xₐₖ₊ₑの形の置換のみを含む必要がある”としたが、その逆も示す事で、”素数次既約方程式 . . . 本文を読む
防衛省はアメリカの巡航ミサイル”トマホーク”について、最大で400発取得する契約を正式に結んだ。トマホークは、相手のミサイル発射基地などを攻撃する”反撃能力”の手段としてアメリカから購入するもので、当初の予定を1年前倒しし、2025年度から(現行の)1世代前のブロック4を、26年度から最新型ブロック5を合わせ、最大400発を取得。イージス艦搭載の関 . . . 本文を読む
金がないのに、モノを買いたがる。足りてるのに余計なモノを買う。が故に、余計に貧乏になる。 こうした慢性的な悪い癖は治らんのだろうか?そう言えば、親父が生きてて裕福だった頃は、今の様にどうでもいいモノに溢れてなかった様に思える。 「電動バリカン編(#1)」でも書いたが、電池式電動バリカン(ヒゲトリマー)があるのに、敢えて充電式のバリカンが欲しくなる。 というのも、いまメインで使ってる電池式は2回ほ . . . 本文を読む
国際刑事裁判所(ICC)のカリム・カーン主任検察官は20日、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘をめぐる戦争犯罪容疑で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相らとイスラム組織ハマスの複数指導者らの逮捕状を請求したと発表した。ネタニヤフはこの動きを激しく非難している。 逮捕状が請求されたのは、イスラエルのネタニヤフ首相とヨアヴ・ガラント国防相。ハマス側では政治指導者イスマイル・ハニヤと軍事部門トップの . . . 本文を読む
愚の行進? 我が部落には、メデタイ事に”歩こう会”なんて行事が存在する。世界各地の名所旧跡をタダで巡る旅であれば、喜んで参加したいものだが、我が村落の歩こう会は近場の農道をダラダラと歩くだけである。 それも連休明けの日曜日である。勿論、過去に一度も参加した事はないのだが、毎年しつこい程の誘いが来る。こうしたド田舎の農道を歩く会は、何時頃から行われていたかは不明だが、少なくと . . . 本文を読む
見てて思ったのは、サスペンスやミステリーと言うより、現実には”ありえない”純粋な喜劇である。 銀行自体が腹黒い金貸し、いや”金転がし”と見れば、映画で起こり得る事は現実にも起こりそうだが、展開としては、ある一支店で起こった100万円の現金紛失事件。そこから露わになる10億円の架空融資というメガバンクの不祥事と、それに纏わる理不尽な契約(脅し)に翻弄 . . . 本文を読む
「ゴジラ−1.0」(2023)がアマプラで配信され、「ゴジラ」(1984)、「ゴジラ2000」(1999)、「ゴジラ×モスラ×キングギドラ」(2001)と、立て続けにゴジラシリーズを見る。 単なる怪獣映画なのだが、不思議と嵌ってしまう。”子供騙し”と判っていながら、60過ぎてもゴジラに夢中なのだ。 因みに、(正確な記録が残ってる)興行収 . . . 本文を読む
僅か20歳のガロアは遺書の中の第1論文の序章で、”ある群が置換SとTを含めばその群は必ず置換STを含む”と「置換の定義」を簡単に述べてる。確かに、置換が群の定義である”結合法則と単位置換と逆置換S⁻¹を満たす”のは明らかで、”演算にて閉じてる”というだけで群の定義を保証した。 一方で、群の定義とは上の” . . . 本文を読む