象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

リーマン予想と素数の謎と、その1の9の補足と堕足(20/8/2更新)。〜P進体の謎とP進無理数の実像と〜

2018年12月31日 05時51分54秒 | リーマンの謎
 前回”1の9”で、素点と完備化とP進距離(P進絶対値)について述べたんですが、後半は少しバテ気味だったので新たに補足です。 この”P進絶対値”という概念は数論の中核をなすので知っておいて損はないと思います。数論に強い人は、これを知るだけでも閉ざされた数学の景色がずっと広がると思います。 タブル所も多々ありますが、悪しからずです。P進絶対値とP進距離 . . . 本文を読む

マクドナルドの創業者レイ•クロックに見る20世紀のビジネスモデル。その13(12/30更新)〜クロックとソナボーンの対立の縮図と構図と〜

2018年12月29日 11時55分55秒 | マクドナルド
 連日、”マクドナルド”カテゴリを訪問して下さって有難うです。やっと思いが通じたみたいで嬉しいです。これをカポーティ風に”叶えられた思い”と言うんでしょうか(笑)。  さてと、レイ・クロック(イラスト左)とハリー・ソナボーン(中)の対立は”番外編その3”でも既に述べてますが。その直接の原因が実は、1965年4月15日のマクドナ . . . 本文を読む

『ゲティ家の身代金』〜誘拐事件における”お金”の位置づけと、大富豪の奇怪な執着と(12/29更新)〜

2018年12月28日 04時44分32秒 | 映画&ドラマ
 昨日、”マクドナルド”ブログのバックナンバーを読んで下さった方有難うです。順番がバラバラだったので、元に戻しました。少しは読みやすいかと。”その13”ももうすぐ投稿予定です、宜しくです。  最近はよく映画を見る様になりました。というのも、TUTAYAポイントが1万点の大当たりをしたので、DVDは当分タダで借りれます。有効期限が僅か1年なので、どん . . . 本文を読む

『制作』に見るゾラの本質と闇〜真理と悪を照らし出す外光とは〜(12/27更新編)

2018年12月27日 06時45分55秒 | バルザック&ゾラ
 あるブログ友の言葉に、”僕は妻に僕のマリア様を見出している”とあった。クリスマスにふさわしい言葉だと感動した。この言葉と全く同じ事が再現されてる小説がある。ここまで言えばピンと来る人もいるでしょうが。そうです、ゾラの『制作』です。 ゾラと言えば『居酒屋』ですが、この制作を読むと彼の別の一面を見たような気がします。クリスマス明けにはピッタリの一冊かもしれません。  もう一 . . . 本文を読む

クリスマスと白いケーキと寿司と。

2018年12月26日 12時46分52秒 | お題
 今のホワイトホイップは軽くてフワフワして、とても美味しいんだけど。昔のヤツは固くて重くて吐き気がした。 それも、普通に晩飯を食ってから、大きなケーキを食うもんだから、ただでさえ小さい胃袋が悲鳴を上げる。毎年この繰り返しだったかな。 大人になって、クリスマスには寿司を食うようになった。でも田舎の寿司なんてオニギリみたいで、全然寿司って感じじゃなかった。 酒を飲むようになり、今度は気取ってジンを飲む . . . 本文を読む

鏡張りの部屋。その14〜マーロウの説得と男の危機と〜

2018年12月24日 11時20分49秒 | 鏡張りの部屋
 気づいたら、”鏡張りの部屋”も1ヶ月近くのご無沙汰です。マーロウが登場した所から、”シーズン2”にしてもいいんですが、そのまま行きますな。 書きたいブログが結構あって、溜め込んだブログもかなりあるので、中々捗りませんが。  それと、連日”大場政夫”ブログにアクセして下さって有難うです。”大場ストーリー&rdquo . . . 本文を読む

4匹目のドジョウを掴み損ねたゴーンの大誤算〜アメリカ政府に見切られたゴーンマジックと、GMに見捨てられたゴーンの運命と〜

2018年12月23日 04時28分30秒 | カルロス・ゴーン
 ”ゴーンが日産自動車を離れるとしたら、あのタイミングしかなかった” 言い換えれば、”ゴーンは日産に留まるしかなかった”。  ある経済シンクタンク研究員のこの言葉には、ゴーンの全てが凝縮されてる。以下、経済ジャーナリスト井上学氏のコラムを参考にです。  かつては世界最大の自動車メーカーだった米ゼネラルモーターズ(GM)もかつてはリーマンショックの . . . 本文を読む

大場政夫アナザーストーリー、その5〜衝撃と壮絶の序盤戦〜

2018年12月21日 18時31分33秒 | ボクシング
 最初は、いきなりサラテと大場が闘う所から始めたかったんですが。このビッグブートが実現するまでの過程をリアルに詳細に描きたいで、全10話程の物語になる予定です。   さてと本題に移ります。 時は1976年9月、チャチャイ戦以来、実に3年8ヶ月ぶりの世界タイトルマッチです。場所は日本の新蔵前国技館で、この試合の為に急遽、2万2千に収容人数を増やしていた。お陰で、日本プロボクシング史上最高の観客動員と . . . 本文を読む

平成の学徒動員と強制ボランティアと追い詰められた東京オリンピックと〜国家総動員という名の身代金〜

2018年12月21日 03時44分11秒 | 東京オリンピック
 肱雲記さんのブログで見たが、いきなり昇天した。サミュエル・リトルの90人殺害の記事にも仰天したが。それに相当する驚きか。  数年前に、『東京オリンピックの身代金(2008、奥田英朗)』を読んで、深く頷いた事がある。オリンピックって異常なまでの危険と隣り合わせの大イベントだなって。そして、その”危機”がいま現実となろうとしてる。 ”都立高校で東京五輪のボランテ . . . 本文を読む

死刑制度は果たして必要なのか?〜連続殺人鬼に思う死刑制度の是非

2018年12月18日 05時31分55秒 | ブログ系
 以前、オウム真理教の死刑囚の事をブログにしたが。あまりいい記事は書けなかった。”その2”、”その3”も用意してたが、ボツにした。 しかし、あるブログ友の死刑制度に関するブログを読んで、敢えて別の視点から死刑制度を眺めてみようと思う。 早速2つのコメントが届いた。1つは”被害者や遺族以外は口出すべきでない”と言うものと、2つ目 . . . 本文を読む