1年ぶりにアーベル総和法を更新してますが、結構いい加減な事書いてますね。慌てて修正する始末で、スンマセン。 この発散級数の総和法による収束ですが。リーマンゼータが登場するまでは、抽象的過ぎて大変な作業だったんですね。リーマンの解析接続もある意味、総和法とも言えますか。いや言えないか。 前回”その5”では、減衰振動する公比1の無限等比級数、ζ(0)=” . . . 本文を読む
マンハッタンに産み落とされ、賭博による不正や八百長、それに闇酒にと共に、大きく繁茂し、国民の娯楽として醜くも膨れ上がったベースボール。 勿論、そういった不正と悪に真正面から、対抗する”野球の父”チャドウィックなんかも、タマニー派には、殆ど対抗できなかった。 ナリーグの前身であるナショナル・アソシエーション(NAPBBP)もこの不正の犠牲になる。以降またたく間に、混乱の大リ . . . 本文を読む
いよいよ、ベーブルース物語も終りに近づきます。 2年連続の世界一を果たしたルースは、長年の愛人クレアと結婚し、第二の人生を歩む。彼女はルースの要求する全てを備えていた。外見、肉体、理性と高い教養と。 ルース34歳、クレア29歳。油が乗り切った彼の栄光も、このまま永遠に続くと思われた。ルースの陰りと”怪童”フォックスの台頭 この年の1929年は肺炎を起こし、それでも46本を . . . 本文を読む
バレンタインのチョコも悪くはないのですが。もし、売春が合法化され、バレンタインのプレゼントにと、ブロンドのコールガールが送られてきたら。派手なリボンが付いたリムジンに乗って来てです。
話題は、義理チョコいくつ貰ったではなく、義理チョコガール何人来たとか。ひょっとしたら、そういう時代になるのかな、なる訳ないか(笑)。
でも、義理チョコ送るよりかは、ずっと気持ちがこもってるか。エスコートサー . . . 本文を読む
少し意外ですが。バルザックの絵画好きは有名で、この短編傑作を読めば、彼が如何に画家としての奥義を会得してるかが、窺い知れますね。 まさに、”知られざる”というより”有名過ぎる傑作”です。 僅か40頁の文脈に、ここまで魂をつぎ込むかバルザック。芸術家小説の傑作として有名なこの作品では、若い画家のプーサンと恋人のジレット、老画家のフレンホーフェルと彼の . . . 本文を読む
前回はレヴューでしたが。今度は、二回に渡り、あらすじを紹介します。記憶が曖昧なので、ご参考までにです。酔わずにこの本は読めませんな。ネタバレを読んでからでも、十二分に酔える作品ですので、ご心配なく。"いいね"をポチってくださった方有難うです。励みになります。
私立探偵のマーロウは、テリー・レノックスという酔っぱらい男と出会う。片顔に傷を持つ男なのですが。戦争で仲間を助ける為、自ら爆弾の犠牲に . . . 本文を読む
毎晩、少しずつ読んでたこの本を、やっとの事で読み終えた。ほんとに私は活字が苦手で、絵画を眺めるように読めないのだ。”コールガール”後半へ行く前に番外編入れます。悪しからずです。 この本は、日本人の農耕的感性とかで読むと一発アウトなんですね。ボクシングとカーリングが同じ感覚で見れないように。また、数学を理屈や計算で考えると、頭が混乱する様に。 欧米でベストセラーになった程の . . . 本文を読む
オリンピックのシーズンになると、決まってドーピングが大きな話題となる。規模が小さい冬季五輪は、比較的ドーピングの話題も少ないみたいだが。 案の定、OARから違反者が出た。IOCはロシアの処分を解除し、東京五輪の参加を認めたが。ドーピング塗れでもロシアが参加しないと、大会のパフォーマンスが落ちる事を危惧したのか。全く花より団子より華ですな。 こういうのは大体において、メダルを栄光を獲得した後に、 . . . 本文を読む
”ピーチ”という女性経営者について一言。彼女は他人に親身であると同時に、何としてもこの人を守らねばと、思わせる得意の才能を持っていた。 彼女は自分の役割と立ち回り、及び、振る舞いを見極め、その新しい人格を自分の奥深くから呼び出し、その通りの人物になったと。 非合法な売春の組織を、女手一つでまとめ上げ、成功させ。Wフォークナーの文学に精通し、有力者と然るべき繋がりを持ち、 . . . 本文を読む
サイコパスもいよいよ佳境です。そうでもないか(笑)。 〈その1〉では、サイコの脳(=冷めた脳)を、〈2〉では、悪の遺伝子が衝動殺戮に、サイコの脳が計画殺人に結び付き、環境因子がそれら悍ましい犯罪行為を、決定付け。そして、〈3〉では、サイコの脳と悪の遺伝子が絶妙にブレンドされ、増殖して行く事をです。 著者であるファロンがサイコの脳を持ち、遺伝子もサイコパスのもの(本人も家族も戦死の遺伝子を持ってた . . . 本文を読む