神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ブログへのご訪問ありがとうございます


東京浅草近くにて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

Instagramにて教室風景やお茶のある風景を随時UPしています
よろしければフォローをお願いいたします!

★Facebookページ「中国茶・台湾茶ファンの集い」を作りました
Facebookのアカウントをお持ちの方、いいね!を押して、情報をシェアしてください♪

★サロンへのお問い合わせ、お申し込みのメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています
こちらからの返信が届いていない場合は、お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます

★ブログランキングに参加しています
よろしければ、一日ワンクリックお願いいたします♪

謎の紅茶

2008-07-19 | 紅茶(中国茶)
台北旅行でC小姐から何種類かお茶のサンプルをもらったが、
その中にG茶師が今年の5月に作った紅茶、というのがあった。

このお茶は九壺堂で皆で一度試飲している。
老師は口に含み無言でゆっくりと味わっていた。
隣りに座っていた私が「少し東方美人のような香りもしますね」と言うと、
「少し、あるね」と頷いてらした。

でも帰国してからゆっくりと飲んでみたら、やっぱりそれは紅茶の甘さで、
奥に薔薇のような香りもあって、とても表現の難しいお茶だった。
三回分しかなかったので、一回はサロンのステップアップコースで、
もう一回は臨時のサンプル茶会で、
最後はいつもお茶会にいらしてくださる方々といただいた。

うっかりして品種のことも何も聞かなかったので
この紅茶の詳しいことはわからない。
茶殻を見ると、紅玉とも違う気がする。

とにかくこんなに印象に残る紅茶にはなかなか出会えない。
今までで同じように印象的だったのは
XiangLe中国茶サロンがまだ東銀座だったころに飲ませていただいた碧螺春で作った紅茶。
あれにもそれっきり出会っていない。

この紅茶もこれが一期一会となるか?
C小姐にどこで入手したのか聞いておくべきだった、と今更悔やんでいる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

癒しのフレーバード・ティー

2006-10-28 | 紅茶(中国茶)
今日は午前中から買い物に出かけて歩き通しだったので、
帰ってきたら足が棒のようになっていた。

何だか無性にラプサン・スーチョンが飲みたくなって、
買ってきたばかりのローゼンダールのグラスに注ぎ込む。

茶葉はちるさんからのいただき物(多謝!)。
「ディンブラ」の正山小種 龍眼香。

ちるさんは以前は正山小種が苦手だったけれど、最近は克服できたそうだ
私はもともと好きなんだけど、今日みたいに疲れている日はスモーキーなフレーバーが特に心地よい。
期待通りのお茶を飲めた時はついついブログに書きたくなっちゃうんだよね
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シ眞紅工夫

2005-08-26 | 紅茶(中国茶)
台風一過で蒸し暑い一日だった。
何となく中国紅茶が飲みたくなって、まだ封を開けていなかった
楽人居さんから購入した滇紅工夫(禮品)を引っ張り出した。

家で飲む紅茶はたいていが祁門かダージリン。
祁門は宜興の茶壷で、ダージリンはティーポットで淹れることが多い。
滇紅はどうしようか?迷うところ。

そこでふと思い立った。
違った淹れ方で飲み比べてみよう、と。
自分の好みも見つけられるしね。

ゴールデンチップの入った美しい茶葉(写真左)。
こんないい茶葉で飲み比べなんて贅沢だけど、
美味しくないと何通りもの飲み方でガンガンいく気にはならないじゃない?

宜興の茶壷、蓋碗、陶器のティーポットの3通りでやってみることにした(写真中)。
茶壷はXiangLe中国茶サロンで茶芸コースの修了証と一緒にいただいたもの。
中国紅茶専用にしている。
蓋碗は同じくサロンのガレッジセールで購入したもの。120㏄くらい入るかな。
ティーポットは暁芳窯で購入。
故宮博物院のレプリカデザイン。


まずは茶壷でトライ!
茶葉の量は一律4gとしたので、この茶壷には少々多目だったかな?
その分手早く抽出した。
かなり深みのある味わい(写真右)。
鼻に抜けるさわやかな香りも魅力。
後味は甘くとろみを感じる。

次に蓋碗で。
思いのほかすっきりしている。後味もさっぱり。
香りは茶壷の時よりも、フルーティさと酸味が増した気がする。
味も酸味がワントーン上がったような印象。
以前サロンでダージリンのF/Fを蓋碗で淹れていただき、
そのレモンのような香り立ちにびっくりしたけれど、
滇紅も茶壷のときと蓋碗のときとではかなり印象が違う。
これはもう好みの問題だと思うけれど、
今の季節は私はだんぜん蓋碗のほうが好きだ。
すごくすっきりしていてのど越しがいいんだもん。
冬になったら、また印象も変わって深みの出る茶壷のほうを好むかもしれないけれど。

最後にティーポットで。
想像していた通り、一番紅茶っぽく入った気がする。
コクと酸味と渋みがそれぞれバランスよく感じられる。
後味もさわやか。
ミルクティーにしても合いそう。

それにしても、茶器の違いでずい分印象が変わるものだと思う。
深みを味わいたいなら茶壷でまったりと、
普通にティーブレイクとして楽しみたければポットで、
すっきりと違った顔を味わうには蓋碗で。
たぶん、淹れる人が変わればまた違った結果が得られるのだろう。
ひとつのお茶でも味わい方は千差万別。
自分の好きな淹れ方を探してみるのもなかなか楽しい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金芽シ眞紅工夫(禮品)

2005-02-19 | 紅茶(中国茶)
ちるさんのブログとか、こちらのmad hatterさんのブログで話題になっている楽人居さんの金芽滇紅工夫を購入してみました。

一般的な滇紅は飲んだことがありますが、ゴールデンチップのみのものは初めてです。
茶葉を見ただけでも目を見張る美しさ。
新芽といっても大葉種だけあって、立派な形をしています。

今回は宜興の茶壷で淹れてみました。
蜂蜜のような甘さと、大葉種の渋さと、柑橘系の酸味が入り混じって濃厚な味わいです。
優雅・・そんな言葉がぴったりする高貴なお茶。
お客様のおもてなしにも良さそうなたたずまい。一人で飲むのはもったいない気がします。
あ、でもとっておきのお茶として、こっそり隠しておこうかな?
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正山小種

2005-01-16 | 紅茶(中国茶)
一日中雨の今日は、家でゆっくりといただきものの和菓子を賞味。
和菓子と言っても、白餡にくるみを混ぜ込み、牛乳と卵で練った皮で包んだ少し洋菓子に近いタイプ。
市川に本店がある「大門岡埜」というお店のものです。
ここの職人さんがTVチャンピオンの「全国和菓子職人選手権」で準優勝をした時の作品で、「くるみ便り」と名付けられています。
私はこのお店のお菓子では、シンプルな最中が一番好きなんですが、この「くるみ便り」もなかなかのもの。

今回はあえてスモーキーな正山小種(ラプサン・スーチョン)を合わせてみました。
以前「清香」で紅茶&黒茶セット(今は販売していない様子)を買ったときに入っていたもの。
陶器の茶壷でさらりと入れるとなかなかお菓子に合う味わいです。
口の中に残った甘さをすっきりとさせてくれます。
正露丸のような香りとも言われますが、淡く香らせるようにすると、フレーバーティーとして楽しめると思います。

そういえば以前、「中国茶サロン」で松の木ではなく、龍眼の木で薫焙したタイプの正山小種を飲ませていただいたことがありますが、とても甘い味わいで、こちらも美味しかった。

それにしてもラプサン・スーチョンが福建語の発音から来ていたとは。
私はてっきりロシア人がヨーロッパにこの紅茶を広め、その人の名前がつけられていたのかと思っていました。
・・・って、それはラスプーチンの勘違いだよね・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祁門紅茶

2004-12-13 | 紅茶(中国茶)
いただきもののロイスダールのクッキーに何を合わせようかと考えて、今日の午後は祁門(キーマン)を選んだ。
香り高く、渋みの少ない美味しい紅茶だ。
紅茶と言えばティーポットでじっくり出すのが一般的だが、祁門の場合は揉捻が強く、5~6煎は飲めるので茶壷で入れている。
小さな杯を使って飲むと、甘さがより強く感じられる気がする。

世界三大紅茶(あとの二つはダージリン、ウヴァ)のひとつと称され、安徽省祁門県で作られている。
世界遺産に選ばれた水墨画の世界、黄山も近い。
この地域の銘茶にはもうひとつ、黄山毛峰がある。こちらは緑茶だが、同じ茶葉から祁門も作られるそうだ。
いつか、訪れてみたい憧れの地である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする