12月に入り、急に冷え込んできましたが、
やはりこういう季節は身体の温まる、身体に効くお茶を飲みたい、ということで
最近またプーアール茶に目覚めています。
先日は
上海小町さんのサロンで開かれた「プーアール茶.comを飲む会」に参加してきました。
プーアール茶.comの店長ふじもとさんには私がプーアール茶に興味を持ち出した頃
とてもお世話になっています。
このブログでもふじもとさんに送っていただいたお試し茶の感想を定期的にUPしていた時期があります。
その中で気に入ったプーアール茶も数種類購入させていただきました。
中国本土でのプーアール茶ブーム以降はヴィンテージ茶はもはや価格高騰で手が届かなくなり、
2004年以降の新茶はプーアール茶生産現場の環境が大きく変わり新茶の良し悪しを判断しにくくなって、
私もここ数年はプーアール茶を購入することも少なくなりましたが・・・。
そのふじもとさんが上海から雲南省西双版納に居を移し、
去年からオリジナルのお茶を販売していらっしゃいます。
独自のこだわりを持つふじもとさんの作るお茶、是非いただいてみたいものです。
今回の茶会でいただいたのは新しいオリジナル茶ではなく、
以前から通販で取り扱っているプーアール茶からふじもとさんご自身がせレクトしたものです。
既に売り切れになっているお茶も含まれているとのこと。
プーアール茶を勉強し始めた方にも味の違いがわかりやすいような茶譜になっています。
ウェルカムドリンク 西双版納産のオリジナル紅茶
1.ミャンマー野生茶2009春
2.92紅帯青餅プーアル茶
3.樟香青散茶90年代
4.早期紅印春尖散茶プーアル茶
(以上生茶)
5.下関銷法沱茶90年代
6.大益貢餅熟茶98年崩しプーアル茶
(以上熟茶)
人気があったのは1番、4番、6番。
ウェルカムドリンクの紅茶も美味しかったです。
1番はフレッシュな香りと程よい渋みが美味しい散茶です。
90年代の生茶はやはりまだ熟成途中という感じは否めません。
これから10年たったらどんな風になるのか楽しみではあります。
4番は言わずもがな、印級茶の流れを組む50年超の生茶、他の追随を許さない美味しさです。
熟茶の二種類は下関と[孟力]海の味比べといったところ。
私はわりと5番の味も好きでしたが、熟茶としては6番のほうが味に安定感がありました。
プーアール茶は奥が深く、難しいと思われがちですが、
たくさん飲んでいくと、
地方ごとの味の違いや経年変化やそれ以外の要素による味への影響などが
だんだんわかってきます。
一人では数種のプーアール茶を飲み比べることは結構キツイので、
こういう機会は嬉しいですね。
ふじもとさん、小町さん、ご一緒した皆さま、ありがとうございました!