私が中国茶を好きになったきっかけはかれこれ20年前のことです。
当時私は台北に留学中で、台湾人の知り合いに民生東路にあるお茶屋さんのお嬢さんがいました。
そこへ遊びに行くと写真のような小さな茶器を使って凍頂烏龍茶を入れてくれたものです。
(その頃は今のような茶芸はまだ確立されておらず、聞香杯もありませんでした。)
その店では焙煎がやや深い濃香と、ほとんど生に近い清香の二種類の凍頂烏龍茶が売られていました。
私が特に気に入ったのは清香で、緑茶のような水色、花のような香り立ち、ほのかに甘い味わい、それまでウーロン茶といえばほうじ茶に似た濃い茶色の飲み物だとばかり思っていた私の先入観が払拭された瞬間でした。
当時の私は半工半読(アルバイトしながら学校に通う)の貧乏学生でしたが、お茶に関しては少し贅沢をして、そこそこのグレードのものを一斤単位で買っていました。
家で飲む時は中国式蓋付きマグカップに無造作に茶葉を入れ、何回もお湯を足しながら楽しんでいました。
写真の茶器は帰国の際に台湾の別の友人がプレゼントしてくれたものです。
普通は陶器製が多いのですが、写真の茶器は磁器製です。
プレゼントしてくれた友人はお父さんが上海出身の外省人(新中国成立時に大陸から台湾に移住した人たちのこと)で、龍井茶を飲む家庭に育ったため陶器よりも磁器のほうが汎用性が広いと考えたのだろうと思います。
今ではほとんど使っていませんが、これを見るたびに台湾での楽しかった留学生活が懐かしく思い出されます。
当時私は台北に留学中で、台湾人の知り合いに民生東路にあるお茶屋さんのお嬢さんがいました。
そこへ遊びに行くと写真のような小さな茶器を使って凍頂烏龍茶を入れてくれたものです。
(その頃は今のような茶芸はまだ確立されておらず、聞香杯もありませんでした。)
その店では焙煎がやや深い濃香と、ほとんど生に近い清香の二種類の凍頂烏龍茶が売られていました。
私が特に気に入ったのは清香で、緑茶のような水色、花のような香り立ち、ほのかに甘い味わい、それまでウーロン茶といえばほうじ茶に似た濃い茶色の飲み物だとばかり思っていた私の先入観が払拭された瞬間でした。
当時の私は半工半読(アルバイトしながら学校に通う)の貧乏学生でしたが、お茶に関しては少し贅沢をして、そこそこのグレードのものを一斤単位で買っていました。
家で飲む時は中国式蓋付きマグカップに無造作に茶葉を入れ、何回もお湯を足しながら楽しんでいました。
写真の茶器は帰国の際に台湾の別の友人がプレゼントしてくれたものです。
普通は陶器製が多いのですが、写真の茶器は磁器製です。
プレゼントしてくれた友人はお父さんが上海出身の外省人(新中国成立時に大陸から台湾に移住した人たちのこと)で、龍井茶を飲む家庭に育ったため陶器よりも磁器のほうが汎用性が広いと考えたのだろうと思います。
今ではほとんど使っていませんが、これを見るたびに台湾での楽しかった留学生活が懐かしく思い出されます。
松戸に中国茶のお店があるのを知りませんでした。
20年前の台北というと、私が初めて訪台したのが1985年ですので、ちょうどその頃かと。あの頃は地下鉄もなく台北駅も古い駅でしたね。私もその時に飲んだ台湾茶が美味しいと思いました。
時々お邪魔させていただきますね。
うちは中国茶のお店ではなく、教室なんですよ。
また遊びにいらしてくださいね!
そうでした、お店と間違えてしまいました。慌て者ですみません。