年に一度
うらりんさんと
上海小町さんと三人で開いている茶会も今年で5回目。
おかげさまで予約受付開始から5時間余で満席となりました。
毎年駆けつけてくださる方がほとんどですが、お初の方も結構いらっしゃいました。
申込みが定員に達してしまい、茶会を楽しみにされていたのにご参加できなかった方も多く、申し訳なく思います。
茶会当日朝はあいにくの雨模様。
それでも開始の時間帯には雨もあがり、残暑の合間の過ごしやすいお日和となりました。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。
今年のテーマは「三寶物語」。
それぞれ自分にとっての「寶」を携えて茶席を作りました。
そして、三人共通の裏テーマは「金魚」。
中国では同じ発音の「金餘」にも通じるとして好まれる絵柄です。
金魚のモチーフを必ず使う、という縛りを決めました。
yu:yu席 (上海小町さん)
水に泳ぐ金魚たちが愛らしく、茶池には猫に釣られてしまった金魚もいます。
お茶は台湾単そう 蜜桃香。
各席にはお茶としつらえのテーマに合わせたお菓子がつきます。
作り手は「白茶果工作室」のヒロエさん。
今回は本当に一番大変だったと思います!
yu:yu席のお菓子はライチ蜂蜜の糖水ゼリー。
表面には金魚型の羊羹が泳いでいます。
スイカと白きくらげのシャキシャキ感も驚きです。
香白韻席 (うらりんさん)
自作の金魚絵が川石の間を生き生きと泳ぐさまはうらりんさんならではの世界。
お茶は福建白茶餅2013と月光白餅茶2009のブレンド。
香白韻席のお菓子はちっちゃい水まんじゅう。
ぷるぷるでみずみずしい美味しさ。
麗茶席 (ちょし)
金魚すくいをモチーフにしてしつらえを遊んでみました。
お茶は拉拉山烏龍茶 清鳴 2013春。
麗茶席のお菓子は五香粉のPain d'épis。
白茶果工作室が自作した金魚すくいの袋にカヌレ型で作ったパン・デピスが入っています。
お互いのしつらえも色味くらいを打ち合わせただけで当日まで知りません。
各自のテーマもその日の朝、確認したくらい。
この‘ゆるさ’が5年続けている秘訣なのかもしれません。
そして、当日お茶入れに集中できるのは水屋を担当してくださる茶呂さんのお陰です。
去年まで担当してくださった理恵子さんに代わってまり子さんが今年は大活躍してくれました。
多くの方に支えられて、今年も三〇物語は和やかに、幸せに幕を閉じました。
感謝の気持ちを糧に、また来年に向けて精進していきたいと思います。
※ 茶会にいらしてくださったお客様が記事をブログにUPしてくださいましたので、
ご紹介させていただきます。
謝謝!
茶語花香
市川市南行徳にてKYM中国語教室を主宰していらっしゃるゆいさんのブログ。
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お茶友、荷花さんのブログ。
茉莉工作室
台湾陸羽にて泡茶師の資格を取られている茉莉さんのブログ。
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