10月12日から2泊3日で香港旅行に行ってきました。
目的はある香港歌手のコンサートに行くためだったのですが、
ちょうど同じ頃に
ちるさんが香港に行っているというので、
13日に落ち合って、中国茶めぐりに付き合ってもらいました。
まずは香港島金鐘(アドミラリティー)にある香港公園へ。
香港には何度も行っているというのに、ここは初めてでした。
地下鉄金鐘駅からパシフィックプレイスを通ってエスカレーターを上ればすぐ公園に入ることができます。
高層ビルに囲まれた一角にこんなにステキなオアシスがあったとは。
緑の中に瀟洒な洋館が点在し、結婚式の写真を撮るカップルも多く見られます。
ここには茶具文物館、隣接して羅桂祥茶芸館(1階に楽茶軒の茶芸館)があります。
茶具文物館は無料なのがウレシイ。
1階は製茶の歴史と、歴代の茶具が常設展示されています。
何度も訪れているちるさんによれば、展示品は一部を定期的に入れ替えているようです。
2階は現代作家の作品が期間限定のイベント形式で展示されていました。
斬新なデザインの茶壷や茶杯が並び、なかなか面白かったのですが、撮影禁止だったのでお見せできないのが残念。
1階の売店にはレプリカや茶器、茶葉、書籍が販売されています。
特に書籍はなかなか充実した品揃えでした。
私が欲しかったプーアル茶関係の書物も揃っていて、その中の一冊を購入しました。
値段はこのあとに訪れた上環のお茶屋さんで売っていたものよりもHK$10ほど高めでしたが、
本屋で探す手間を考えると、欲しいものがあった場合はここで買ってしまうのが正解だと思います。
文物館をあとにして、楽茶軒で一服することに。
香港は春から秋まで暑いので、歩き回ったあとに涼をとるには最適かも。
19世紀に建てられたというコロニアル風の建物の中に入ると、落ち着いたクラシックな雰囲気がひろがります。
12時からサービスタイムで何種類かのお茶が安くなるようですが、
時間がそれよりも前だったのでアラカルトメニューから選択。
ちるさんは浙江省の緑茶、普陀佛茶をチョイス。HK$38。
私は五十年普洱(散茶)、HK$48。
ここではHK$1,000で紅印円茶をいただくこともできます(!)。
ちるさんの緑茶はスタッフさんが最初に水で洗茶してちょっとびっくりしたけれど、美味しかったです。
私のオーダーした五十年普洱は言わずもがな。
上質のプーアルを香港でいただくというシチュエーションに感激。
お茶請けに腰果糯米滋と麻蓉飽をいただきました。
これまた甘さがちょうどよくて、美味でした。
念願の香港公園を訪れることができて、大満足。
香港に来たらはずせないスポットがまたひとつ増えました。