「神融心酔」10周年記念茶会を自宅サロンにて開催しました。
昨日、全ての日程を終え、ホッと一息ついています。
今年は教室のクラスが増えたこと、麗香茶課を発足したこと、旅行が多かったことなどから
自宅サロンでの茶会は2月/3月の新春茶会以来、開催していませんでした。
でも11月はこのブログの10周年。
年末で慌ただしいとは言え、何とか記念茶会を開きたいと思い、
専属(?)パティシエの白茶果工作室ヒロエさんに相談して
12月の第3週に3日間の茶会日を設けることにしました。
(少ない日程のためメーリングリストのみの募集となりました。
お申し込みいただいたのに満席でご参加いただけなかった皆さま、
また次回ご案内いたします。ごめんなさい!)
今回は記念茶会ということもあり、
親しい友人や生徒さんからお祝いのお花をいただき、
サロンがとても華やかになりました。
本当にありがたく思います。
今回はブログタイトルを[神融心酔」に決めた理由、
そしてその文字への思いを最初にお話することに決めていました。
タイトル文字も自分で筆でしたためようと思っていたのですが、
ずるをして書道の先生にお願いして書いていただいたお手本を皆さまにお見せしました。
(だって、隷書体、苦手なんだもの・・・
)
茶譜のトップバッターは新春恒例の福寿山の冬茶、
いつもは旧正月頃の茶会でお出しするものを前倒しで。
先月の台北旅行で購入したものですが、今回は農場のものではなく周辺の茶畑のものです。
高山気の素晴らしいお茶で、一番人気でした。
使用した加藤財さんの白い急須は高山茶との相性もぴったりで、雰囲気を盛り上げてくれました。
二番目のお茶は記念茶会のために選んだ六山収蔵老茶餅。
1999年に製茶した革登山の茶葉を2004年に餅茶に成形したもの。
2004年にこだわって、このお茶を選びましたが、
まだ比較的若い10年前後の生茶の中ではかなり美味しいお茶だと思います。
ほのかにスモーキーで茶水は雑味がまったくなく、すっきりとしています。
このお茶に合わせてヒロエちゃんが作ってくれたデザートは
桃のピュレに湯圓をいれ、桂花をトッピングした見た目もかわいい餡入り白玉in桃汁。
このデザートは記念茶会にちなんで「神融心酔」と参加者の方に命名していただきました。
三番目のお茶は、実はデザートありきで、そのデザートに合わせて選んだものです。
武夷岩茶の半天腰、2007年。
ちょっと陳年化していますが、奥に桃のようなフルーティな香りが潜み、通好みの岩茶です。
そしてこれが絶品デザート、白茶果モンブラン。
茨城産和栗のクリームと甘くない生クリーム、そしてメレンゲ。
シンプルな構造に、これがベストと思える配合で、見事なハーモニーを奏でています。
このモンブランを食べたら、市販のものは食べられない!
どんな有名パティシエのお店でもこのレベルのものはそうそう出せないでしょう。
栗好きの私のために特別に提供していただきました。
最後のお茶は高定石氏の今年の紅茶を。
今年の春の気候の影響か、例年に比べると味がちょっと薄いのですが、
前の3種のお茶がそれぞれパンチがあったので、最後にゆっくり暖まってもらいました。
景徳鎮小雅窯のポットと茶杯で贅沢気分に。
外は寒かったけれど、皆さまとの楽しいおしゃべりとお茶とお菓子で
サロンの中は身体も心も温まる空間だったと思います。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
白茶果工作室のヒロエさん、まり子さん、お疲れさまでした&ご協力ありがとうございました。
★茶譜★
福壽山烏龍茶 2014冬
六山収蔵老茶餅 2004
武夷岩茶 半天腰 2007
定石野茶 紅玫 2014
★お茶請け★
神融心酔(湯圓in桃汁) BY 白茶果工作室
白茶果モンブラン BY 白茶果工作室
無二餅(しいたけチップ) 吉品養生
花生酥 吉品養生
黒胡麻とうふだいず まめ屋川越店
※ 茶会にいらしてくださったお客様が記事をブログにUPしてくださいましたので、
ご紹介させていただきます。
謝謝!
茶語花香
市川市南行徳にてKYM中国語教室を主宰していらっしゃるゆいさんのブログ。
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お茶友、荷花さんのブログ。
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