神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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台湾茶会と台湾茶ティスティング会のお知らせ

2011-05-30 | お茶会
5月25日から29日まで台北へ行ってきました。
その際持ち帰ってきた春の台湾茶を皆さんとご一緒に味わう機会を設けたいと思います。

今回はメニューがあらかじめ設定され、皆さんとにぎやかに台湾茶を味わう「台湾茶会」と
少人数でメニューの中からお好きな台湾茶3種をお選びいただく「台湾茶テイスティング会」があります。

開催日は下記の通りです。
ご都合のいい日程と場所をお選びいただけると幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


1.台湾茶会

  6月14日(火) 13:00~15:00 
           於:Salon de Leecha 麗茶(松戸) 
           会費:3,000円
           募集人数:2名~5名 募集は終了しました

  6月16日(木) 13:00~15:00 
           於:Salon de Leecha 麗茶(松戸)
           会費:3,000円
           募集人数:2名~5名 満席

  6月20日(月) 13:00~15:00  
           於:ラ・アンジェ南青山 
           会費:3,800円
           募集人数:10名 満席

  テーマ:「台湾茶会」 ~台湾の春の新茶をご一緒に~

      台湾の春の新茶を中心に4、5種類で茶譜を構成します。
      3回共、基本的に同じお茶となります。
      
      自宅サロンでは台湾の著名作家の茶器を使った設えでお迎えします。

      ラ・アンジェ南青山では奈良県吉野郡天川村洞川の名水、
      ごろごろ水を使用してお茶をお入れします。
     
      香り高い台湾茶とお菓子をいただきながらご一緒に初夏の爽やかさを楽しみませんか?


2.台湾茶テイスティング会

  6月28日(火) 10:00~12:00
           13:00~15:00

  6月29日(水) 10:00~12:00
           13:00~15:00

    於:Salon de Leecha 麗茶(松戸)

  会費:2,500円

  募集人数:1名様から承ります。定員は5名です。

  台湾茶のメニューからお好きな種類を3種お選びいただきます。
  お茶請け付き。



お申込み方法:メールにて、下記項目を明記の上、お申し込みください。
       このブログの左側のメッセージ欄からもご送信いただけます。
       その際はメールアドレスをご記入ください。
 
       お問い合わせも下記メールアドレスにどうぞ!
       メールアドレス: chosi@goo.jp (@を半角にご変換ください)

○ご希望日(可能であれば、第一~第三希望までお書きください)

○お名前(複数でお申し込みの場合は一括申し込み、ただし全員のお名前をお書きください)

○ご住所、電話番号、メールアドレス サロンに初めてお越しになる方には確認書、
 リピーターの方には確認メールをお送りいたします。



募集定員となり次第、日程ごとに締め切らせていただきます。
募集状況はこのブログでも随時お伝えしますので、ご参考になさってください。

尚、準備等の都合により、実施日の3日前までに申し込みが最低募集人数に満たない場合は
中止または延期とさせていただくことがございますのでご了承ください。


※いただいたメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています。
 こちらからの返信が届いていない場合は、お申し込みのメールがこちらに届いていない可能性があります。
 お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます
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耀紅名茶

2011-05-29 | 茶館・レストラン・専門店
私にとって一年に一度、春の恒例、台北に行ってきました。

今回は日程の前半は友人のkemiちゃんが一緒だったので、
いつもと違ってグルメも堪能。
マンゴーカキ氷も小龍包も鹹豆漿も海鮮も制覇。

そう、ずっと入ってみたいと思っていた茶藝館も行ってきましたよ。
耀紅名茶」。

ガラス張りのお店の中をのぞくと、お洒落に茶器が並べられ、
まるでギャラリーのようなな雰囲気。
何年か前に最初にこの店の前を通ったときは茶藝館だって知らなかったんですよね。
茶藝館と知った後も、一人では何となく入りにくかったので、
このチャンスにとkemiちゃんを誘って行くことにしました。

おそるおそる店内に入ると、テーブル数は多くなく、
とてもゆったりした空間があります。

席に通され、茶譜を渡されます。
お茶の種類は少なめです。
台湾茶5種類と老茶が2種類ほど。

文山包種茶と梨山烏龍茶を頼んでみました。
どちらも今年の春茶です。



まずは小姐が一煎目を説明しながら淹れてくれます。
その後は自己來!(自分で淹れてね)です。

どちらのお茶もとても美味しくて。
今まで訪れた茶藝館の中ではトップクラスの美味しさだったと思います。
雰囲気も隠れ家的で落ち着けて、お気に入りのお店になりました。


耀紅名茶
台北市永康街10巷10號(麗水街口)
TEL:(02)2321-5119
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径山茶

2011-05-25 | 緑茶(中国茶)
今回のコラボ茶会「三山物語」で淹れた二種類のお茶のうちの一種。
浙江省杭州市余杭にある径山寺ゆかりのお茶です。
日本への茶の伝来と茶道への影響に関わるとも伝えられ、
日本の茶業界では知名度の高いお寺です。
今でもお寺には茶畑があり、お坊様が製茶していらっしゃるそうですよ。

小さな芽の部分で作られ、産毛がとてもたくさんあります。
水色が薄いので、味が出ているのか不安になりますが、
なかなかにしっかりしたお茶です。

今回の茶席では少し温度を低くして、ゆっくりと淹れました。
甘みのあるふんわりした印象の一煎目になったのではないでしょうか。

上質な新茶は日本では手に入れにくいので、
毎年飲めるわけではないけれど、
飲めるとすごく嬉しい大好きなお茶です。
(小町さん、ありがとう!)
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三山三様

2011-05-23 | お茶会
5月22日(日)、溜池山王の「福~fuku~」にてコラボ茶会「三山物語」を行いました。

当初は3月末に予定していましたが、大震災の影響で延期、
結果的に春の出来立ての緑茶を味わうこともできて、茶譜としては充実したものとなりました。

今回のテーマは「三山物語」。
入れ手3人がそれぞれ訪れたことのある茶山のお茶をメインにお出ししました。
思い入れのある取って置きの青茶が三種、揃いました。

もう一種の緑茶は4月に寧波と上海を訪れた小町さんが入手してくれました。
どのお茶も日本ではなかなか味わうことのできない、上質な新茶でした。

お菓子は「Maho's Table」さんに全てお願いしました。

茶席はテーマカラーだけを決めて特に縛りもなく思い思いの三者三様となりました。



上海小町さんは福建省安溪の山。
テーマカラーはグリーン。
茶譜は碧螺春と安溪鉄観音。
お菓子は抹茶マカロン。

うらりんさんは台湾南投県杉林渓の山。
テーマカラーはピンク。
茶譜は安吉白茶と杉林渓烏龍茶。
お菓子はチーズスティックパイ。

私は広東省鳳凰鎮の山
テーマカラーはイエロー。
茶譜は径山茶と鳳凰単ソウ黄枝香。
お菓子はフィナンシェ。


コラボ茶会第一回目の「三都物語」ではお席がかなり窮屈となってしまったので、
今回は一席3名様で余裕を持ってお座りいただきました。
まだまだ反省点は多々ありますが、全体的に自由度が高く楽しい茶会になったと自負しています。

この時期、新茶も出回り始めて気候的にも爽やかで、一年で一番茶会が多くなる頃ではないでしょうか。
そんな中、わざわざ足をお運びいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

「福~fuku~」のオーナーS子さま、
水屋を担当してくださったR子さまには大変お世話になりました。

ありがとうございました。
コメント (2)
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新茶の季節到来

2011-05-20 | その他のお茶
今年も楽しみな新茶の季節がやってきました。
写真は毎年購入している
京都、中井製茶場の手摘み一番茶。
蓋碗に茶葉を直接放り込んでお湯を指して飲むのも
綺麗な若葉色を楽しめて、いいものですね。

八女の高木茶園さんの八十八夜摘みの星野茶もいただいているので、
これからゆっくり味わうことにします。

一方、関東地区の新茶は次々と不安な報道があり、
生産者の方々のことを思うと本当に心が痛みます・・・。
どうか事態がいい方向に収束へと向かいますように。


中国の緑茶も何種類か手元に届いています。

期間限定の楽しみなので、
6月9日に新茶茶会を自宅サロンにて開くことにしました。
(お蔭様で既に満席をいただいています。)

今週末のコラボ茶会「三山物語」でも新茶をお出しします。

個々のお茶についてのご報告はまた後日。
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茶の湯チャリティーLOVE

2011-05-05 | お茶会
5月3~5日に恵比寿にて開催されている「茶の湯チャリティーLOVE」、
うらりんさん珮如さんの台湾茶席も開かれるというので、行ってきました。

このイベントは茶道具ネットショップ「一品更屋」さんの企画で
茶道具のオークションやお茶淹れイベントで現代茶人や陶芸家の方々が集うというもの。
ほとんどが茶道のお道具でしたが、今時の茶道具は伝統的なもののみならず、
ポップなもの、カワイイもの、シックなもの、と
そのバラエティーの多さは目を見張るものがありました。



お抹茶席にも座りたかったのですが、
時間的に難しかったので、今回は台湾席のみ。

うらりんさんとも話していたのですが、
中国茶席に比べて茶道茶席は自由度が高く、
いろいろな発想で展開していて、オシャレ。
もちろん基礎があっての崩しやアバンギャルドですが、
日本茶道のほうが決まりごとが多くて窮屈、なんて思っていたのは全くの先入観でした。
中国茶席に携わる私たちも大いに刺激になりました。
久しぶりに茶道の茶会にも参加してみたくなりました。


さてさて、うらりんさんと珮如さんのお茶席。
テーマは白居易の五言絶句から「寄與愛茶人」。

~被災地で心を傷めているあなたへ、それでも頑張ろうとしているあなたへ、
私たちから温かい一杯のお茶を、その心に届けたい~

今はまだ被災地へ直接お茶を届ける術はないけれど、
茶会の収益金の一部を義援金としましょう、という主旨と詩を掛け合わせているそうです。

茶室には書家鈴木猛利さんの「愛茶人」の書が。
(イベント会場のスタッフの皆さんがイケメンだったと騒いでいたそうな・・・



うらりんさんの茶席では東方美人と木柵鉄観音を、
珮如さんのお席では文山包種茶と紅水烏龍茶をいただきました。
美味しいお茶を飲みながら、心地よい、ゆったりした時間が流れていきました。



茶席はうらりんさんと珮如さんのお道具を持ち寄って作り上げたそうです。
色合いはまさにうらりんワールド、
そこに珮如さんが台湾から持ち帰った新しくクールな台湾茶器が彩りを添えています。

お茶請けはwanokasi89さんの白餡とフルーツを使った羊羹。
木柵鉄観音や紅水烏龍茶ととってもマッチしていました。



珮如さんの茶席は初めてだったのですが、
その流れるような茶藝動作は
お客様に美味しく飲んでもらうという心がこもっていて
お茶をいつくしんでいる気持ちが伝わるものでした。

日本でもとても綺麗な茶藝をされる方は何人も存じていますが、
自分を表現するための茶藝が多い気がしていました。

珮如さんの茶藝は「見せる」という意識を超えて、
まずお茶を美味しく入れる、目の前のお客様に楽しんでもらうということが大前提にあり、
その延長線上に美しさがある気がします。

うらりんさん、珮如さん、素敵なお茶席をありがとうございました。
コメント (2)
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笠間の陶炎祭(ひまつり)

2011-05-02 | 茶にまつわる文化・芸術
GWの合間の平日をねらって
茨城県笠間市の笠間芸術の森公園で開催されている
陶器市「陶炎祭」に行ってきました。

3月に見た東日本大震災の被災地レポートのTV番組で
笠間の窯元がかなり被害を受けたこと、
毎年GWに開催している「陶炎祭」の中止も考えられたけれど
未来へつなげるために一致団結して開催を決めたこと、などを知り、
今年は必ず行こうと思っていました。

友人のkemiちゃん落合邦子さん
茨城支援を兼ね、笠間焼を使ったフラワーアレンジメントのワークショップをやるということで
一緒に器の買出しに回りました。

※ワークショップは5月16日(月)11:00~12:30ラ・アンジェ南青山にて開催です。

アレンジメント用の器を探す落合さん、
穴山バザーで使う食器を探すkemiちゃんに付き合いながら
私も自分用にいくつかの器を購入しました。

羽石修二さんの一輪挿し、
志賀出さんの油滴天目ぐい呑。
福島県相馬焼のブースも出ていて、すごい人気でした。
私はミニ急須を買いました。


大堀相馬焼です。
裏側に走り駒が描かれています。



志賀さんのぐい呑。
直径8cmくらいの小ぶりの天目です。
作家さんから直接購入できる機会はなかなか無いので貴重です。

入っているお茶は上海小町さんから預かっている弥勒禅茶。
(小町さん、結構美味しいですよ、このお茶!
奉化曲毫と同じ大白茶の品種を使ってるみたいです。)


公園内にある茨城県陶芸美術館では
「東洋陶磁の華」展が開かれていたので、こちらも見てきました。

イベントあり、美術館あり、美味しいお店あり、で笠間は一日楽しめるオススメスポットです!
コメント (2)
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