神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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秋天的白茶果喫茶室

2017-10-29 | お茶会
秋になると「栗田」さんと呼ばれてしまうほど栗菓子好きの私ですが、
さすがに甘いものばかり追いかけていては健診でのD判定がどんどん増えてしまう・・・ということで
去年から三種類の栗菓子だけで我慢することにしました。

その三種類というのは
小布施堂の朱雀、恵那の栗きんとん、そして白茶果工作室のモンブラン!

白茶果工作室のモンブランは素材の和栗にこだわり、生クリームとのバランス、土台のメレンゲの甘さが絶妙なのです。

そんな超美味しい白茶果モンブランをいただくことができる
一日限りの中国茶カフェ「秋天的白茶果喫茶室」が横浜で開催され行ってきました。

モンブランを初め、タルトオポムwith中国茶アイスクリーム、ミニ割包サンド、レモンバターケーキ。
それぞれに白茶果厳選の中国茶を合わせていただきます。

普通のお茶会とは違って、喫茶室ですから、お茶淹れも茶館と同じようにセルフです。
頃合いを見計らってお菓子と茶葉を出してくださるシステム。

参加者の皆さんとおしゃべりしながら美味しい白茶果デザートと中国茶を堪能しました。
台風も何のそので心もお腹も大満足でした!



謝謝♪
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屋形船で茶会!

2017-10-23 | お茶会
香港在住の池谷直人先生が主宰する「中國茶倶楽部」は今年で20周年、
その記念茶会に参加させていただきました。

「中國茶倶楽部」は香港駐在のマダムの皆さんに大人気のサロン。
香港在住のマダムのみならず、池谷先生の魅力に惹かれて日本や東南アジアから通う方もいらっしゃいます。

私は以前オリジナル蓋碗を購入させていただいたり香港旅行の際にサロンにお邪魔させていただいたことがあり、
去年は「麗香茶課」で池谷先生に講座を開いていただいたという経緯もあって今回お誘いいただきました。

香港その他の各地でも記念行事をされているようですが、関東支部は何と屋形船茶会!
屋形船を借り切って、お食事の後、池谷先生がお茶を淹れてくださるという趣向です。

あいにくの雨になってしまいましたが、風もなく、少し煙った景色も風情があります。
お食事も美味しくて、各席おしゃべりに花が咲き、くじ引き大会も盛り上がりました。

先生の淹れてくださるお茶はもちろん美味しくて、
わたあめ鉄観音のほんのりとした甘さ、
龜プーアルのすっきりとした後味に心も体も温まりました。

この会の皆さんはとても楽しい方ばかりで堅苦しさが全くなく、
すぐに溶け込めてしまう雰囲気は池谷先生のご人徳によるものと思います。
お茶はまずは美味しく楽しく、そんな思いの集まった会です。

池谷先生、幹事の皆さま、ご一緒した皆さま、ありがとうございました!


■茶譜■
わたあめ鉄観音  2017春
龜普洱  2002
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中国語学科同期会

2017-10-01 | 茶にまつわる文化・芸術
今年は夏をあまり満喫しないうちに過ぎたような気がします。
そうこうしているうちにもう10月。

今日は大学の同期会でした。
中国語学科ということもあって、30代40代は海外に出ている人も多く、
卒業以来ずっと集まる機会がなかったのですが、
4年前から毎年同期会が開かれるようになりました。

商社やメーカーの海外駐在、マスコミでの海外特派員などの経験者、
大学で中国研究をしている方も数名いて
結婚後は海外在住経験がなかった私にとって彼らの話はとても刺激的です。

日本ではガラケーしか持っていないのに
中国に行くとスマホがないとタクシーも呼べないので仕方なく北京でスマホを買ったという話。

中国では日本に比べると数倍の速さでキャッシュレス社会へと移行している話。

日本に来る中国人はこれだけ増えているのに、日本人は中国へ行こうとしないので、
中国の現状を知らない日本人が増えているという話。
(私の周りはお茶好きなので中国へ行く人は多いですが)

お茶の世界から見てもここ数年の中国の変化は著しいものがありますが、
中国の成長は日本にいて想像するよりも遥かに速く、
人材のポテンシャルもパワーもそして財力も規模の大きさが違います。


今日、話の中でとても印象に残ったのが、
中国人と日本人では死生観が違う、というもの。

中国人は「歴史上、国に損害を与えた売国奴などは『死してなお余りある』と考え、
追悼したり、偲んだりするなどもってのほかと考える傾向」があります。
例えば失脚し弾劾されたまま死んだ人が、死後何年もたってから名誉回復されるというニュースを聞くことがありますよね。
日本人にはその意味が理解しにくいかもしれませんが、とても重要なことなのです。

それに対し、日本人はどれだけ重い罪を犯した人でも、死後にまでその罪を着せ続けることはしないような気がします。
こうした死生観の違いは日中関係にも大きく影響しているかもしれません。


最後に、同期で毎日新聞勤務のB氏が中国関係のコラムを書いている中のひとつの記事をご紹介します。
香港映画に見る20年
『ラブソング』と『十年』。
『ラブソング』は私が20年来ファンを続ける香港スター黎明の主演作、もう何回観たか分からないほど好きな映画です。
『十年』は今年日本で公開されたばかりの問題作。香港好きの方は必見です。


※トップ写真は同期会とは全く関係なく、最近友人のKちゃんからいただいた台湾の日出の月光餅乾・仲秋節バージョン。
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