実は私は木柵鉄観音があまり得意ではありません。
別に嫌いと言うわけではなく、飲めば美味しいと思うんだけど、
特に「飲みたい!」と思わないというか、
積極的に常備していない、とでもいいましょうか。
青茶好きなので、大陸系も台湾系も
クォリティシーズンには必ずそれぞれ決まったお店から購入しているのに
木柵鉄観音だけはどのお店から買うとも決めていないんですね。
しかしながらそうも言ってられなくなって、
この春は某通販店から購入してみました。
木柵鉄観音に自信があるとHPにも書いてあったので期待したのですが、
どうも私の好みとは合いませんでした。
まあ、もともと木柵音痴の私なので言えた義理ではありませんが、
故張老師の味を体験した身としては、一応理想はあるのです。
お教室で使う必要もあり、何としても手にいれなくてはならない。
かと言って、複数のお店からお試しで買うのも不経済です。
・・とそこで思い出しました。
ちるさんが6月に台北旅行した時に買ってきてくれた木柵鉄観音。
もらってすぐに飲んだ時はまだ火入れが落ち着いておらず、焙煎香が強すぎたのです。
「しばらく寝かせて!」と言われ、そのまましまってあったのがあるじゃないですか。
おそるおそる封を切ります。
ふんわり柔らかく甘い香り。
これはイケるかもしれない!
敢えて蓋碗でいれてみましたが、お、美味しい!
張協興茶行の5月26日仕上げの木柵鉄観音。
4ヶ月近くたって、美しく変身を遂げました。
ちるさん、今更ながら、ありがとう~~
ああ、木柵鉄観音って、美味しいお茶なのね・・・
(と飲んだ時は思うんですよ、いつも
)
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