Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

アイコンタクトが苦手?日本人は相手に対して「近づきがたい」と感じてしまうらしい

2013年03月28日 | 環境問題

 アイコンタクトが苦手な日本人
 アイ・コンタクト(目[線]を合わせること)は、いい人間関係をつくるための1つの方法である。人と接する時、まずアイ・コンタクトがいいきっかけになる。あいさつでも、何かを聞いたり伝えたりする時でも、目が合ったと感じたタイミングで声をかけると、確実に相手に伝わる。

 だが、私は人と目を合わすのが苦手だ。気まずい感じがしてしまう。そういう人も多いのではないだろうか。よく「人の目を見て話しなさい」などと先生はよく言う。そう言われると、内心ちょっと動揺してしまう。そう思うのは私一人ではないらしい。どうやら多くの日本人に共通した感じ方でもあるようだ。

 日本人は、欧米人に比べてアイコンタクトの頻度が低いといわれる。正面から見つめられると、日本人は相手に対して「近づきがたい」「怒っている」などと感じてしまうのが要因であることが、東京大学大学院総合文化研究科の長谷川寿一教授や明地洋典・日本学術振興会特別研究員PD、フィンランド・タンペレ大学のヤリ・ヒエタネン教授らが行ったフィンランド人との比較研究で分かった。米オンライン科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」に研究論文が掲載された。

 アイコンタクトは、社会的コミュニケーションの上で不可欠だ。今回の研究結果を踏まえて、研究者らは「日本人は西洋人と会った際、アイコンタクトが『怒り』を示すものではないと知っておいた方がよい」と述べ、逆に「西洋人は日本人と会った際、日本人があまりアイコンタクトをしないのは、無意識に“近づきがたい印象”を与えないようにしている可能性を考えるとよい」とアドバイスしている。(サイエンスポータル 2013年3月25日)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 東京大学プレスリリース:アイコンタクトが苦手な日本人

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およそ1000気圧、世界最深のマリアナ海溝でも、活発に活動する生物たち!

2013年03月20日 | 環境問題

 マリアナ海溝、世界最深部
 世界一深い海はマリアナ海溝である。マリアナ海溝はどのくらい深いのだろうか?

 マリアナ海溝(Mariana Trench)は、北西太平洋のマリアナ諸島の東、北緯11度21分、東経142度12分に位置する、世界で最も深い海溝である。マリアナ海溝の最深部はチャレンジャー海淵(チャレンジャーかいえん、Challenger Deep)と呼ばれ、その深さにはいくつかの計測結果があるが、最新の計測では水面下10,911mであるとされている。これは海面を基準にエベレストをひっくり返しても山頂が底につかないほどの深さである。

 深さ10mで水圧は1気圧増えるので、マリアナ海溝最深部の水圧は約1000気圧。地上の1000倍もの圧力が体全体にかかる。こんな極限状態では人はとても生きていられない。はたして生物は存在しているのだろうか? 

 1960年にジャック・ピカールとドン・ウォルシュが搭乗した「Trieste」が世界で最も深いマリアナ海溝・チャレンジャー海淵、水深10,911mの海底に到達し、海底や生物の観察が行われた。驚いたことに、カイコウオオソコエビ(端脚類)やバクテリア等の小型の生物の存在が確認されている。

 深海は太古の地球環境がそのまま残っており、生命の起源を解明する鍵ともいわれている。はたして極限環境生物が、実際に生活するためにはどんな環境条件なのだろうか?非常に興味深い環境である。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:マリアナ海溝 海洋開発機構(JAMSTEC):世界で最も深いマリアナ海溝活発な有機物の供給と微生物活性

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なぜ?消えるガソリンスタンド 価格競争、需要の減少、消防法改正が追い撃ち!

2013年03月03日 | 環境問題

 ガソリンスタンドが消えていく?
 ガソリンの値段がまた上昇している。米国など世界経済の回復期待による原油価格の高止まりや、為替の円安傾向が影響しているようだ。

 さらに気になるのが、ガソリンスタンドの廃業だ。全国でガソリンスタンドが減っている。若者の車離れやエコカーの普及などでガソリンの需要が減ったことや、熾烈な価格競争によって半数は赤字経営だったといわれる。

 それに拍車をかけたのが、2011年施行の改正消防法。(猶予期限が今年1月末だった) 埋設から40年以上の地下タンクには、流出防止のための改修が義務づけられたのだ。1本あたり200万円ほどかかる(普通の規模のガソリンスタンドには3~4本ある) という改修費用は負担が大きく、3分の2の補助を考えても資金回収の目処が立たないと廃業を選ぶ経営者が多い。

 ガソリンスタンドの廃業は経営者もさることながら、周辺の住民への影響も大きい。特に、過疎地などで車を持たない人への灯油の供給が問題になっている。 暖房や風呂の燃料としてかかせない灯油だけに生活への影響も深刻である。対策として、住民が自分たちで会社をつくりガソリンスタンドを経営している所もある。

 また、ガソリンスタンドがなくなって困る所では、その他の生活に必要な施設(日用品を買うような場所)もないことが多く、ガソリンスタンドに日用品の店を併設しているところもあり、国もそうした対策を支援している。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP NHKクロ-ズアップ現代:ガソリンスタンドが消える

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ドラマチック!ロシアに巨大隕石落下・凍土融解で森林枯死・マンモス発見

2013年02月14日 | 環境問題

 秒速30キロ、激しい衝撃波
 2月16日早朝、地球に接近する小惑星が話題になった。わずか45mしかない天体を、はるかな宇宙空間に捉えることができるのであるから、現代の観測技術は素晴らしい。もはや、隕石の落下で被害はあるまいと思われたが・・・。

 ロシア南部ウラル地方のチェリャビンスク州周辺で2月15日、隕石が落下した。隕石が上空で爆発し、ロシア内務省によると同州内の3カ所に破片が落下した。

 人口が密集する都市部への落下は免れたが衝撃波で大気が激しく振動、非常事態省によると、割れたガラスの破片などで約500人が負傷し、112人が入院した。死者はいなかった。隕石落下で多数の負傷者が出るのは極めて珍しい。

 隕石はごう音とともに、白い閃光を広範囲に放ち、白煙を引いて空を横切った。チェリャビンスク州によると、破片の一部は同州中部のチェバルクリ郊外の湖に落下したとみられる。 ロシア宇宙庁は、隕石は秒速30キロで低空を横切ったと説明している。  負傷者の大部分はガラスの破片などによる切り傷で、軽傷と「中程度」のけが。生命に関わる重傷者はいないもようだ。学校では授業中で、子どもも多数が負傷した。(産経news 2013.2.15)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP マイナビニュース:凍土融解で森林が枯死 Wikipedia:マンモス

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中国 6億人に影響、大気汚染問題!日本にも飛来する微小粒子状物質「PM2.5」とは何?

2013年02月10日 | 環境問題

 中国の大気汚染 
 中国の大気汚染が酷い。先月は中国全土の4分の1、全人口の半数近い6億人に影響が出たという。中国で深刻化する大気汚染の根本的原因は、経済成長を優先し、環境対策を先送りしてきたことにある。

 中国環境保護省は1月30日、有害物質を含む先の濃霧について、日本の国土の3以上に当たる約143万平方キロメートルを包み込んでいると発表。これまで北京と天津市、河北と山東省で、6段階ある大気汚染指数で最悪の値である「深刻な汚染」となったと明かした。

 首都・北京はスモッグで覆われる日が続き、「北京ぜき」が流行語になった。しかし、観測体制は整っておらず、中国での詳細な汚染実態は分からない。在留邦人からは健康への影響を懸念する声が上がる。北京の日本大使館は説明会を開き、外務省も専門医を派遣する予定だ。

 ガソリンは低品質で、汚染物質の硫黄分の濃度は欧州や日本より格段に高い。石炭火力発電所の環境設備も貧弱だ。華北地方で続いた低温の影響で暖房用の石炭の使用量が増え、汚染に拍車をかけたという。

 中国政府はガソリンの品質向上などに乗り出したが、環境対策を怠れば、つけは国民に回り、経済成長も制約することを認識してほしい。日本と中国、韓国は毎年、環境相会合を開いている。中国からの越境汚染に悩んでいるのは韓国も同様で、3カ国は黄砂問題などで共同研究に取り組んでいる。越境汚染問題の解決は東アジア共通の利益になる。日本は、公害問題を経験した国として、環境分野の技術協力を促進すべきだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 100%自然素材主義:微小粒子状物質PM2.5の現状と今後の展望 EICネット環境用語集:PM2.5

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もっときれいな空気を!もっと崇高な精神を!中国の大気汚染物質が流入中…

2013年02月01日 | 環境問題

 経済発展の前に、もっと崇高な精神を
 中国から飛来する、大気汚染物質が日本では度々観測されている。もっと政府はマスコミを使って抗議した方がよい。言うだけで、日本の意志を表明できる。これを不快に思わない日本人はいないと思うが…。

 現在中国の環境破壊が酷い。経済優先で、自然環境は重視しない政策なので、汚し放題だ。これは、個々の精神性が低いからだと思う。子どもに包丁を持たせたら危ないのと一緒で、子どもに金儲けだけ教えたために、環境を汚したのだろう。

 中国には儒教や仏教など素晴らしい教えがあり、日本に伝えたはずなのにどうしたわけだろうか?問題が起きたから、法律を作る。しかし、法律はただの決まりだから、経済的な損得で考えると賄賂が横行する。それを取り締まるためにまた規則を作る。…この繰り返しのように見える。これが共産主義なら共産主義はごめんだ。やはり、法律は人を造らない。崇高な精神が人を造るのだ。

 これは日本にも言えることだが、もっと人も国家も、崇高な精神を全面に押し出すべきだと思う。周りの環境を無視する人が、社会の共存共栄を考えるはずもない。崇高な精神で世界が結びつくそんな、世界を造りたい。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

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原発の活断層を特定できるか?未熟な地震予知技術で活断層判断は困難!

2013年01月01日 | 環境問題

 敦賀破砕帯、活断層の可能性
 原子力発電所の下の活断層が問題になっている。活断層かそうでないか、専門家どうしが議論してもはっきりと結論が出ない。果たして断定することはできるのだろうか?現状を調べてみた。

 例えば、敦賀発電所の敷地内の断層(破砕帯)について、原子力規制委員会は12月10日、日本原子力発電敦賀発電所の敷地内破砕帯に関する評価会合を開催した。

 問題視される敦賀2号機の直下に延びる「D-1」と呼ばれる破砕帯について、原電は「少なくとも9万5千年以降は動いていない」と強調。さらに詳細な再調査を行う意向を示した。ただ敦賀発電所を現地調査した専門家からは、D-1を活断層とみなす意見や、活動性の強い浦底断層が敷地にあることを問題視する意見が相次いだ。

 規制委の島崎邦彦委員長代理は専門家の見解に「大きな食い違いはない」とし、D-1破砕帯の一部を「活断層として考えられる」とまとめた。 (2012/12/11 電気新聞)

 結局、地震予知技術さえ、まだ未熟なのに、活断層かどうか見分ける技術が我が国にあるとは思えない。こうした議論はほとんど意味がないと思う。 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:断層 糸魚川静岡構造線 The Libertyweb:不毛な活断層探しは地震学者の責任逃れ

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両生類の危機!世界に広がるカエルツボカビ症、ザリガニが媒介者で拡散か?

2012年12月28日 | 環境問題

 カエルツボカビが世界的に蔓延
 カエルツボカビ症は、ツボカビの一属一種の真菌カエルツボカビによって引き起こされる両生類の致死的な感染症である。野生の個体群でのこの疾病に対する効果的な対策は存在しない。ただし、カエルの種によって感受性は異なり、アフリカツメガエル( Xenopus laevis )やウシガエル( Rana catesbeiana )は感染しても発症しない。

 この病気は北米西部・中米・南米・オーストラリア東部で劇的な両生類の減少あるいは絶滅を引き起こしてきた。この病気は世界的な両生類の生息数と、世界の両生類種の30%もの種数の減少に関連している。減少のうちいくらかはこの菌によるものと信じられているが、感染に抵抗している種もあり、またいくつかの個体群が感染が低レベルで持続して生き延びていることも報告されている。

 このほど、この感染症を拡散している真犯人が明らかになった。ザリガニだ。いったいどうやってカエルツボカビを拡散しているのだろう?

 この数十年、カエルツボカビによって引き起こされる感染症がカエルなどの両生類の間で蔓延している。300以上の種が絶滅の危機に瀕しており、すでに絶滅してしまった種も多いと考えられる。しかし、体が小さく個体数の少ない種の場合、地上からその姿が消えてしまったことを確認するのは難しい。



続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:カエルツボカビ症 National Geographic news:カエルツボカビはザリガニが拡散? 

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石垣島でイグアナ大量繁殖!校庭の砂場で産卵!他にインドクジャクなど3種

2012年11月30日 | 環境問題

 石垣島でイグアナ大量繁殖
 環境省の要注意外来生物に指定されているグリーンイグアナが沖縄県・石垣島(石垣市)で大量繁殖し、生態系への影響が懸念されている。北部を中心に100匹以上が生息していると推定されており、同省は12月から、一斉捕獲作戦に乗り出す。

 同省石垣自然保護官事務所によると、イグアナの目撃情報は1995年に初めて寄せられた。ここ数年は年間10件前後だが、島全域に拡大。本来、石垣島には生息しないが、1990年代にペットが逃げ出して野生化したとみられる。年平均気温24度を超す温暖な気候から越冬して大量繁殖したらしい。草花や昆虫を捕食するため、国の絶滅危惧1種に指定されているセミ「イシガキニイニイ」や、マングローブ林を形成する石垣在来種のヒルギダマシなどの減少が懸念されている。鋭いツメや長い尻尾で人に危害を加える恐れもある。

 10月には、石垣市真栄里の家畜市場で体長約1.5メートルのイグアナが見つかった。ロープで捕獲した男性(28)は「口を大きく開けて威嚇し、怖かったが、牛が被害に遭う前に捕まえて良かった」と話した。8月には、明石小の廊下や体育館などで4匹が見つかった。校庭の砂場では5月にも卵数個が発見されており、前上里(まえうえざと)徹(てつ)校長は「児童に危害が及ばないうちに、捕獲を急いでほしい」と訴える。(読売新聞 2012年11月28日)

 石垣島など八重山地方の外来種は、この他、インドクジャク、オオヒキガエル、シロアゴガエルの3種が生態系を脅かす、おそれがあるとして問題になった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 国立環境研究所: 侵入生物データベース 八重山毎日新聞:八重山の生態系を脅かす外来種3種

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サメはヒトを生きるために襲うが、ヒトはサメのヒレだけを削ぎ落とす!

2012年10月27日 | 環境問題

 サメの恐怖
 サメの恐怖はいうまでもない。米カリフォルニア州・サンタバーバラの警察が公開した1枚の写真。大きな歯型が付いたサメに襲われたサーファーのボード。10月23日、サーフィン中に襲われた39歳の男性は死亡。「犯人」は体長4.5~5メートルのホオジロザメだった。

 豪ウェスタンオーストラリア州では、ここ1年間にサメに襲われ海水浴客ら5人が命を落とすという過去最悪の事態となっており、州政府はサメを調査・捕獲し、必要なら殺す方針を打ち出した。

 同州政府のムーア漁業相は9月27日、「差し迫った脅威」を示すサメを殺すことを当局に容認するとの声明を電子メールで発表。685万豪ドル(約5億5000万円)相当の保護・調査・教育プログラムも導入した。同州はこれまでサメが攻撃してきた場合のみ殺すことを認めるとしていた。

 旅行業界は手つかずのビーチも多い1万2000キロメートルに及ぶ海岸線を持つ同州に国内外の観光客を呼び込もうとしているが、最近では7月14日に24歳の男性サーファーが州都パースから北に約160キロにあるひっそりとしたビーチで体長5メートルのサメに襲われて死亡。遺体は回収されていない。

 シドニーのタロンガ動物園にある豪州のサメ被害の記録によれば、同国全体では1791年以来、少なくともサメによる攻撃が少なくとも869件あり、そのうち216件で被害者が死亡している。ウェスタンオーストラリア州ではここ1年にスキューバダイビングをしていた米国人観光客やボディーボーダー、海水浴客が死亡する事故が起きている。(2012年9月27日 ブルームバーグ)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:サメの末路、ワイルドライフ2012

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多発するゾウの密猟!中国人の「象牙愛好」がアフリカ内戦を激化させている?

2012年09月29日 | 環境問題

 ゾウの密猟、アフリカ内戦の資金源に
 現在、アフリカゾウの密猟と象牙の密輸がワースト記録を更新している。中国で所得が伸び、「需要」を押し上げているためだ。価格が高騰して密輸のうまみを高め、アフリカでは武装勢力による密猟が激化した。象牙の人気がアフリカゾウを殺し、内戦に油を注ぐという悪循環を招いている。

 「5年間で半分に減った。この調子が10年も続けば、絶滅に向かうことは確実です」米ニューヨークに本部を置く自然保護団体WCSスタッフとして、アフリカ中部コンゴ共和国に滞在する西原智昭さん(50)の危機感は強い。

 同国北部2万平方キロの範囲でモニタリング調査したところ、2006年から11年に、アフリカゾウの一種でジャングルに住むマルミミゾウが1万頭から5000頭に半減していた。

 「ほとんどは密猟でしょう。由々しき事態です」調査地は今年、世界自然遺産に登録されるほどの貴重な自然が残っているエリアだ。森林伐採の道路が延び、アフリカ奥地にも密猟が忍び寄っているという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:象牙 National Geographic news:ゾウ密猟者とレンジャーの“戦争” 産経news:中国人の「象牙愛好家」がアフリカの内戦を激化させている

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環境改善?南極のオゾンホール去年より20%縮小!北極オゾンホールの原因

2012年09月21日 | 環境問題

 南極のオゾンホール 去年より縮小
 有害な紫外線をさえぎるオゾン層が破壊されて穴があいたような状態になる、南極上空の「オゾンホール」が、ことしは去年よりも小さいことが国連機関の調査で分かり、今後、時間はかかるもののオゾン層の回復が軌道に乗り始めたと評価している。

 これは、オゾン層を破壊するフロンガスなどの排出を規制する国際的な枠組み、「モントリオール議定書」の採択を記念した9月16日の「国際オゾン層保護デー」を前に、国連の世界気象機関が発表したものである。

 それによると、オゾン層の破壊が深刻な南極の上空にある「オゾンホール」の大きさは、今月中旬の時点で1850万平方キロメートルで、去年の同じ時期よりも20%ほど小さいということ。

 世界気象機関では、フロンなどの破壊物質の量は2000年ごろをピークに、このところ年に1%程度ずつ減っており、オゾン層の回復が軌道に乗り始めたと評価している。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP NHK解説委員室:「北極オゾンホールの意味」 アイラブサイエンス:北極でオゾンホール

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外来種2種発見!上高地で特定外来生物、八景島沖でロブスター漁獲

2012年09月08日 | 環境問題

 上高地で特定外来生物見つかる
 外来種が2種発見された。1つは上高地で発見された、特定外来生物「オオハンゴンソウ」。もう一つは東京湾で発見された「アメリカンロブスター」高級食材だ。上高地のほうは特定外来生物なので増えてほしくないが、東京湾のほうは、少し嬉しい。もっと増えて食べられないかと思う。今日はこの2つについて調べよう。

 国の特別名勝、長野県松本市の上高地で、環境省が規制している繁殖力の強い特定外来生物が初めて見つかり、生態系が壊されるおそれがあるとして、専門家は早めに対策を取るよう呼びかけている。

 海外からも大勢の観光客が訪れる長野県の上高地は、外来種の植物が目立つようになり、環境省の上高地自然保護官事務所は、ボランティアなどの協力を得て外来種の除去に取り組んでいる。

 こうしたなか、先月27日、ボランティアらが上高地の大正池から900メートルほど南の斜面で、外来種の中でも繁殖力が強く、環境省が輸入などを規制している特定外来生物の1つ、オオハンゴンソウが、15平方メートルほどの広さに群生しているのを、初めて見つけたという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:ロブスター オオハンゴンソウ

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「水清ければ魚棲まず?」瀬戸内海、漁獲量激減!きれいな海は豊かな海ではない?

2012年08月29日 | 環境問題

 水清くなり魚住まず?
 「水清ければ魚棲まず」というのは「ことわざ」で、「あまり清廉すぎると、かえって人に親しまれない」という意味だが、本当に水がきれいになり過ぎて、魚が住めないということが起きている。
 
 場所は瀬戸内海。魚介類の漁獲量が減り続け、ピーク時の4分の1まで落ち込んでいるという。水質改善が進んだことで、植物プランクトンを育てる窒素やリンなどの「栄養塩」が減り過ぎたことが一因と分析する研究者もおり、国も実態解明に乗り出した。以下は8月26日の読売新聞記事である。

 関西空港に近い泉佐野漁港(大阪府泉佐野市)。瀬戸内海での8時間の底引き漁から戻ってきた男性(38)は、浮かない表情を見せた。この日はカレイやヒラメ、エビなどが取れたが、数はどれも少ない。
 
 「10年前は1日に7~8万円分の水揚げがあったのに、今は2万円程度。船の燃料代も高いし、ほとんどもうけはない」


 
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参考HP 海洋深層水利用学会: 磯焼け Wikipedia:富栄養化

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海の色が変化!ベーリング海にプランクトン・ブルーム発生!温暖化の影響か?

2012年06月28日 | 環境問題

 海の色が変化する理由
 海の色はどうやって決まるのだろう? 海の色の違いというのは おもに、海水中のプランクトンなど、 小さな生き物による。 可視光線のうち、海は 青い色を反射し、赤い色を吸収するため、青く見える。 植物プランクトンの量が多くなれば、 光合成のため赤と青の色を吸収して緑やオレンジ色の光を跳ね返す。 よってプランクトンがたくさんいると、 海の色が濁った緑っぽい茶色に見える。

 東京湾だと1ミリリットルの海水にプランクトンが1000~1万個くらいもいるという。 沖縄の海だと10個くらいのため、 海の水は透き通った青だが、 浅瀬では白い砂か跳ね返った光の色が混ざり 透き通ったエメラルドグリーンになる。プランクトンが増える理由は 東京湾みたいに周りに人がたくさん住んでいると、 生活排水が川からいっぱい流れて来る。 その中に、植物プランクトンの栄養になる窒素やリンが含まれているため、増加する。

 また沖縄の海は栄養分が少ないため、プランクトンも少なくなる。赤潮はプランクトンの異常発生で起きる。ヤコウチュウというピンクのプランクトンが海面に沢山集まると赤く見えまる。 黒潮は日本列島の南側を流れる潮の流れ。 海が深いためプランクトンも少なく、 光の跳ね返りが少ないから青黒く見える。このように海の色は、 プランクトンの量によって変わりまる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia:円石藻 JAMSTEC:ベーリング海における近年の植物プランクトン群集の大きな変化

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