Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

世界最小!「3cm」新種カメレオン発見!“絶望的に、悲しい”その理由は?

2012年02月19日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


  マダガスカルで、世界最小のカメレオン発見
 今から約1億6500万年前にアフリカ大陸から分離したマダガスカルには、世界の他の場所では見られない固有種が多く、独自の生態系が息づいている。

 ここでは約6000種の植物が確認されており、そのうち約4000種が樹木、その植生も独特である。とくにバオバブは世界で8種類が確認されているが、そのうち6種類がマダガスカル島だけの固有種である。

 50種類棲息していると報告されているキツネザルは、マダガスカルを代表する「珍獣」であり、現在も毎年のように新種が発見されている。全原猿類のうち3/4がマダガスカル固有種といわれている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia マダガスカル島 National Geographic news 2段階の小型化、新種ミニカメレオン

マダガスカルの動物―その華麗なる適応放散
クリエーター情報なし
裳華房
不思議な動物 マダガスカル [DVD]
クリエーター情報なし
東宝東和

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


巨大化する謎の深海生物!超巨大な端脚類、その正体は海の掃除屋

2012年02月12日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 謎多き生物、超巨大な端脚類
 エサが乏しい深海溝では厳しい生存競争が繰り広げられており、端脚類はチャンスがあればとにかく腹に詰め込むという。 「彼らの消化器官は驚くほど拡張できる。海溝ではエサが限られているため、とんでもない量を一度に食べておく」と、調査チームの海洋生物学者アラン・ジェイミソン氏は説明する。「種によっては、1年間何も摂取せずに生きられる可能性もある」。

 同チームは世界中の深海溝で調査を行ってきたが、この巨大端脚類が確認されたのは今回のケルマデック海溝だけだという。「なぜこの海溝の端脚類だけが他の海溝と比べて極端に巨大化したのか、その要因は全くの謎だ」と調査を率いたジェイミソン氏は話す。不可解な点は、それだけではなかった。「調査の予備日に同じ現場を再び訪れたが、採取はおろかカメラでの撮影すらできなかった。これには首をかしげるほかない。調査初日には8時間で7匹も捕獲できたのに、完全に姿を消していた」。

 世界で最も深い海溝の一つから謎の“超巨大”端脚類(ヨコエビの仲間)が見つかり、2月2日に詳細が発表された。 調査チームはケルマデック海溝にわなを仕掛け、ピンクがかったエビのような生物7匹を捕獲した。ケルマデック海溝はニュージーランド北方沖の海底を走る亀裂で、最深部は水深1万メートルにも達する。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia ダイオウグソクムシ National Geographic news 謎多き生物、超巨大な端脚類 

ダンゴムシに心はあるのか (PHPサイエンス・ワールド新書)
クリエーター情報なし
PHP研究所
自然史の 1896 の海洋のエビの端脚類の寄生虫
クリエーター情報なし
old-print

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


絶滅したミズナギドリ、小笠原諸島で生き残っていた!天敵はクマネズミ?

2012年02月09日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


  “絶滅”のミズナギドリ、小笠原に生息
 北太平洋のミッドウェー諸島で1990年代初頭に観察されたのを最後に絶滅したとみられていた海鳥ミズナギドリの仲間、英名「ブライアンズ・シアウォーター」(Bryan's shearwater、学名:Puffinus bryani)が、世界自然遺産の小笠原諸島(東京都)に生息していることが分かった。森林総合研究所や山階鳥類研究所などの研究グループが7日明らかにした。絶滅とされた鳥類が再発見されたのは約60年前のアホウドリ以来のこと。研究成果はハワイ州オアフ島で開かれている第39回太平洋海鳥会議で8日(日本時間9日)発表される。
 
 ブライアンズ・シアウォーターは、全長25~30センチで、翼を広げた幅は55~60センチ。足が青色で、尾羽が長いのが特徴だ。1963年にミッドウェー諸島で採集され、保管されていた標本のDNA分析から新種と分かり、昨年この英名で発表された。しかし野生のものは、1990年代初頭に同じミッドウェー諸島で観察されて以降、20年間も姿が確認されておらず、すでに絶滅したとみられていた。
 
 研究グループは、小笠原諸島で1997年から昨年5月までに死体で発見され、あるいは一時保護された後に死んだ小型ミズナギドリの標本6体を調べた。ミトコンドリアDNAの分析の結果、6体全てがブライアンズ・シアウォーターのDNAと一致し、現在も小笠原諸島に生息していることが分かった。


続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

 参考HP Wikipedia ブライアンズ・シアウォーター 森林総合研究所 世界自然遺産に生き残っていた希少鳥類

南の島の自然誌―沖縄と小笠原の海洋生物研究のフィールドから
クリエーター情報なし
東海大学出版会
F O Morris の手によって着色される鳥のすすけたミズナギドリ亜科 H/c の骨董品の鳥の印刷物
クリエーター情報なし
old-print

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


未確認大型類人猿「ビッグフット」を科学的に検証?「残存ヒト上科の調査」

2012年01月28日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 サイトは「残存ヒト上科の調査」
 北米にいるとされる未知の大型類人猿「ビッグフット」を科学的に研究しようと、米アイダホ州立大が今月、世界初の専門の電子版学術誌を開設した。

 ビッグフットは、ゴリラを大きくしたような体格で二足歩行し、北米の太平洋側を中心に目撃や足跡の報告が絶えない。しかし、いたずらや見間違いも多く、科学界では長く、未確認飛行物体(UFO)や幽霊などと同様のたわごととして無視されてきた。

 ただ、足跡の中には、地面をけって滑った跡、足紋が全面に残るもの、骨格の発育不全、切り傷が治ったような跡などが見つかっている。一部の研究者は、ビッグフットは身長2メートル以上で夜行性で、約10万年前に絶滅した身長3メートルの巨大類人猿ギガントピテクスの生き残りが、当時陸続きだったベーリング海峡をわたって北米に分布を広げたのではないかなどと真剣に議論している。アジアの「雪男」(イエティ)などは近縁種とみられる。

参考HP Wikipedia ビッグフット イエティ

ビッグフットの謎―怪物神話の森を行く
クリエーター情報なし
三田出版会
決定版 最強のUMA図鑑 (ムーSPECIAL)
クリエーター情報なし
学研パブリッシング

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ   ←One Click please


体長わずか7.7ミリ!新種のカエル発見!世界最小の脊椎動物はどれ?

2012年01月13日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 新種カエルは世界最小の脊椎動物 
 米ルイジアナ州立大の研究チームは1月13日までに、2009年にパプアニューギニアで発見した新種のカエル(Paedophryne amauensis)が世界最小の脊椎動物だとする研究結果を米科学誌「プロスワン」に発表した。

 米CNNが伝えた。成体の体長は平均7.7ミリで、熱帯雨林の湿った落ち葉の上に生息。生まれたときからオタマジャクシではなくカエルの姿をしているという。雄はコオロギのような声で鳴き、ダニのような微小生物を食べているとみられる。

 これまで発見された、最小のカエルもパプアニューギニアで、昨年の12月16日に、新種のカエルとして、2種発表されていた。この時も、体長はおよそ8.5~9ミリと、8.8~9.3ミリ。どちらも1センチに満たない極小サイズだ。それぞれ学名をPaedophryne dekotとPaedophryne verrucosaと名付けられた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia トウキョウトガリネズミ National Geographic  最小の脊椎動物7.7ミリのカエル

NHK DVD Bebes d’animaux-小さな動物たちの物語-
クリエーター情報なし
ジェネオン エンタテインメント
最強動物をさがせ〈3〉小さな生きもの (最強動物をさがせ 3)
クリエーター情報なし
ゆまに書房

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


世界最大のクモの巣は?幅約25m!マダガスカル島で発見された蜘蛛とは?

2011年12月23日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 川をまたぐ蜘蛛の巣
 世界最大の蜘蛛の巣はどのくらいあるだろう?プエルト・リコ大学の動物学者インギ・アグナルソン(Ingi Agnarsson)氏率いる調査チームは、ダーウィンズ・バーク・スパイダーの幅25メートルに及ぶ網を複数発見した。大型バス約2台分に相当する長さだ。

 マダガスカル島にある「アンダシベ・マンタディア(Andasibe-Mantadia)国立公園のパークレンジャーたちは以前からその存在を知っていて、旅行者に見せていたらしい」とアグナルソン氏は話す。だが、ダーウィンズ・バーク・スパイダーとその記録的な大きさの網は、同氏のチームが調査するまで科学的研究の対象にはなっていなかった。

 新種のクモ「ダーウィンズ・バーク・スパイダー(英名:Darwin's bark spider、学名:Caerostris darwini)」の巣は、生物学的に最強と考えられる素材でできており、クモ一匹の網としては世界最大だという。今回の発見は「Journal of Arachnology」誌2010年第2号と「PLoS ONE」誌の最新号に掲載されている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia

ダーウィンズ・バーク・スパイダー・National Geographic news 世界最大の蜘蛛の巣:幅25m・アイラブサイエンス世界一大きな蜘蛛は?日本にいる巨大なアシダカグモ 

クモ学―摩訶不思議な八本足の世界
クリエーター情報なし
東海大学出版会
おどろきのクモの世界―網をはる花にひそむ空をとぶ (子供の科学サイエンスブックス)
クリエーター情報なし
誠文堂新光社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


アゲハチョウは「脚」で味を見る?「ドラミング」で木を選別するしくみ解明!

2011年11月21日 | 動物

科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日3分読むだけで、みるみる科学がわかる!


 アゲハチョウの味覚遺伝子
 昆虫の味覚はどこにあるだろう?ハチやアリでは触覚にある。チョウやガやハエでは第一肢の先端にに味覚器がある。

 アゲハチョウは、ミカンの葉を前脚で叩く「ドラミング」で小さな傷を作り、その部分の味を感じて葉がミカンであることを確認して産卵する。我が家のミカンの木にはこの夏、次から次へとアゲハが産卵し、幼虫がほとんどの葉を食べ尽くしてしまった。ミカンを守るよい方法はないだろうか?

 今回、JT生命誌研究館(大阪府高槻市)と九州大などの研究チームが、アゲハチョウのメスが前足の「感覚毛」を使って、幼虫が食べられる植物を選別して、産卵する仕組みを解明した。害虫が農作物に産卵しないよう改良する方法を開発する手がかりにつながると期待される。11月15日付の英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」電子版で発表した。

 アゲハチョウのうち、例えばナミアゲハのメスは、ミカン科の植物の葉に産卵する。その際、「感覚毛」で幼虫が食べられる植物を特定するが、これまで未解明だった、こうした仕組みをつかさどる遺伝子を見つけた。

 シネフリンに反応、産卵
 同館の尾崎克久研究員(分子生物学)によると、「感覚毛」の根元にある神経細胞では約1万種類もの遺伝子が働いている。このうち植物に含まれる成分を感じ取るとみられる遺伝子を特定。別の細胞で働かせてみたところ、ミカン科植物に含まれる酸味成分「シネフリン」と触れると、細胞内に変化が生じるのが見つかった。

 今度はシネフリンを塗った人工葉を準備し、そこにナミアゲハを放したところ、約7割のメスが産卵。一方、この遺伝子の機能を失わせたメスは約2割しか産まなかった。こうした実験結果から、メスがこの遺伝子の働きでシネフリンを見分け、その情報が脳に伝わることで産卵を促すと結論づけた。

 ナミアゲハ以外にも同様の手法で産卵したり、食べたりする植物を選別する昆虫は多く、こうした能力を担う遺伝子や反応する植物の成分もそれぞれ異なると見られている。尾崎研究員は「同じ方法で、他の昆虫でもこうした遺伝子を見付けていけば、遺伝子操作で農作物に産卵したり食べたりしないようにできるかもしれない」と話している。(毎日新聞 2011年11月16日)

 味覚の場所「ふ節」を特定
 ナミアゲハの味覚感覚子は、メス前脚の先端のふ節の毛のように並んでいる。味覚受容体は、味覚感覚子の中の味覚神経細胞の表面にある。アゲハチョウのメス成虫の産卵行動は、飛ぶことから始まる。主に視覚情報を頼りに葉にとまり、葉を前脚でたたく。これを「ドラミング」と呼ぶ。前脚ふ節には化学感覚子があって、葉の表面に存在する化合物を感じ取り、その組み合わせによって植物種を識別し、適切と判断すると卵を産む。その後その場を飛び去り、一連の作業を繰り返すのである。ナミアゲハについては、主な食草であるミカン科植物から、化合物10種が「産卵刺激物質」として同定されており、これらを混合すると生葉と同程度に産卵行動を誘発する。

 一方、化合物を識別する受容体の研究は、私たちの研究開始時にはまったく行われていなかった。ショウジョウバエの味覚感覚子では、感覚子内部へ数個の味覚ニューロンが軸索を伸ばしていること、その細胞膜中に7回膜貫通型タンパク質(7TMP: 7 transmembrane protein)である味覚受容体が存在することが知られており、化合物を認識しているとされている。

 チョウの前脚ふ節にある感覚子は、ショウジョウバエの味覚感覚子と同様の構造を持っているので、アゲハチョウのふ節感覚子でも、7TMP味覚受容体が働いていると予想できる。これが食草の認識と産卵行動に重要な役割を持っているだろうと考え、ナミアゲハの味覚受容体遺伝子の探索と機能解析に取り組んだ。

 発見した味覚受容体遺伝子が、チョウの体のどこで働いているか遺伝子を増幅して調べた。電気泳動のシグナルは、メス前脚ふ節にだけ検出された(左1列目のバンド)。比較に用いたリボソーム蛋白質遺伝子は全部の器官にみられるので、味覚受容体遺伝子がメスの前脚ふ節でだけ働いていることが確認できた。

 味覚受容体(7TMP)
 味覚受容体遺伝子は、発現量が極端に少ないため、他の生物でもタンパク質の機能が解明されているものはまだ少ない。しかも昆虫の化学受容体遺伝子は、遺伝子間の塩基・アミノ酸配列の類似性が極端に低いので、他の生物の受容体遺伝子を手がかりにはできない難点がある。

 そこで、メス成虫ふ節で発現する遺伝子群を片っ端から調べることにした。メス成虫ふ節のcDNAライブラリーをつくり、約1万個の配列を決定してアミノ酸配列を推定した。その中で7回膜貫通領域を含む配列を持つものをコンピュータ上で探し、候補遺伝子を絞り込んだ。

 そしてついに味覚受容体候補の7TMP遺伝子を1つ見つけることができた。得られた7TMPは、メス成虫のふ節で発現していることはわかったが、7TMPには神経伝達など化学受容以外の働きを持つものもたくさんあるので、本当に食草の認識に関わる味覚受容体かどうかを確認しなければならなかった。

 そこで「カルシウムイメージング法」を用いた。まず味覚細胞ではない培養昆虫細胞でナミアゲハ味覚受容体候補7TMPと発光クラゲから見つかったイクオリン(aequorin)という発光タンパク質を発現させる。その細胞を化合物で刺激したとき7TMPが応答すると発光タンパク質がカルシウムに反応して光るという仕組みである。

 私たちが得た7TMPは、産卵刺激物質の中のシネフリンを与えた時だけ発光した(図4)。一か八かの実験だったが、2年間大量の遺伝子を調べる実験を許されたおかげで、産卵刺激物質シネフリンを認識するナミアゲハの味覚受容体遺伝子を手にすることができた。

 RNA干渉(RNAi)で味覚を阻害
 遺伝子のはたらきを調べるには、その遺伝子のメッセンジャーRNAの発現を阻害する二本鎖RNA(dsRNA)を生体に導入するRNA干渉(RNAi)がよく使われる。鱗翅目昆虫では、dsRNAの注射によって遺伝子の発現量を抑えることはできるが、その効果が持続せず、この方法は難しいとされてきた。

 しかし私たちは、ナミアゲハ7TMPの発現量がピークになる前にdsRNAを導入し、発現レベルが低い状態にすれば、阻害効果がでるのではないかと考えた。そこで成虫だけでなく蛹からもふ節を取り出し、日を追って7TMPの発現量を調べてみると、羽化前日の蛹で発現量がピークとなることがわかった。

 そこで、羽化日を0日として-1, -3, -5, -7, -9日の蛹にdsRNAを注射で導入し、羽化直後の発現量を調べてみた結果、蛹化後の早い時期にdsRNAを注射するほどこの遺伝子の発現を効果的に抑制できる事がわかった。

 しかし、蛹化後早い時期は体が柔らかく、注射によるダメージが大きいので、蛹の死亡率がやや高まる。十分な遺伝子発現抑制効果は得られ、蛹の死亡率は低い時期として、羽化5日前が最良と考え、以後のRNAi実験では、羽化5日前の蛹にdsRNAを注射した。

 シネフリンに未反応、産卵せず
 次に、RNAi法を用いて7TMP遺伝子の発現を阻害したチョウの前脚を用い、電気生理学的解析を行った。感覚子にある神経細胞(ニューロン)が認識する化合物で感覚子を刺激すると、中枢系へ送られる電圧が変化(神経発火)するという事実を利用した。

 シネフリン受容体であるナミアゲハ7TMPの発現をRNAiで抑制すれば、シネフリンによる刺激で観察される神経発火が減少するはずである。実際にRNAi処理を施したアゲハチョウ(RNAiチョウ)の前脚では、シネフリンによる刺激に対してだけ神経細胞の応答が有意に減少した。

 正常なチョウは、葉にとまるとドラミングの直後に腹部を曲げて、プラスチックの葉に卵を産みつけて、飛び去る行動を繰り返す。一方、RNAiを受けたチョウは、飛翔・プラスチックの葉への着地・ドラミングまでは正常なチョウと同様であるが、その後ドラミングを長時間行うが、卵を産まずにいったん飛び去る。しかし、気になるのか、戻ってきてまたしつこくドラミングするが、結局産卵しないで飛び去る様子が観察された。 

参考HP JT生命誌研究館 アゲハチョウの味覚受容体

アゲハチョウ (科学のアルバム)
クリエーター情報なし
あかね書房
成功するコツがひと目でわかる野菜と果樹の育て方 (実用BEST BOOKS)
藤田 智
日本文芸社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ   ←One Click please


およそ80年ぶり幻の蝶、ヒマラヤの貴婦人「ブータンシボリアゲハ」発見!

2011年10月30日 | 動物

科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日3分読むだけで、みるみる科学がわかる!


 幻のチョウ、日本調査隊が確認
 ヒマラヤ山脈にあるブータンの奥地で78年前に発見され、その後、一切の報告がなく「幻のチョウ」と呼ばれてきた大アゲハを、日本の研究者で作る調査隊が現地で確認した。調査にはNHKの取材班も同行し、世界で初めてテレビカメラでこのチョウが空を舞う姿を捉えることに成功した。

 このチョウは「ブータンシボリアゲハ」で、大人の手のひらほどの大きさがあり、羽に鮮やかな深紅の模様と3つの尾を持つのが特徴。78年前の1933年にヒマラヤ山脈にあるブータン東部の谷で発見され、その年と翌年に採集された5匹の標本がイギリスの大英自然史博物館に保管されているだけで、その後、一切の報告がなく、世界の研究者の間で「幻のチョウ」と呼ばれてきた。

 このチョウによく似た大アゲハを2年前、ブータン政府の森林保護官が見つけたという情報がごく限られた研究者に伝わり、日本蝶類学会が半年間の交渉の末、ブータン政府から特別許可を得て、ことし8月、初めて現地調査を行った。その結果、78年前に発見された場所とほぼ同じ標高2200メートルの山岳地帯の森の中で、ブータンシボリアゲハを確認した。

 調査にはNHKの取材班も同行し、世界で初めてテレビカメラで幻の蝶・ブータンシボリアゲハが空を舞う姿を捉えることに成功した。ブータンシボリアゲハは、こずえの間を優雅に舞ったり、グライダーのように滑空したり、森の中を自由に飛び回っていた。調査に参加した東京大学総合研究博物館の矢後勝也特任助教は「世界の蝶の中でも最大の謎とされてきただけに発見したときは興奮した。ブータン政府と協力して生態の解明に努め、アゲハチョウの進化の過程に迫りたい」と話していた。(NHK.news 2011年10月29日)

 異例の特別許可
 ブータンシボリアゲハ。それは世界中の蝶研究者、愛好家にとっては、その名前を聞いただけで興奮してしまうような幻の存在。78年前にイギリス人の探検家がブータン東部の深い谷で発見し、その年と翌年に採集された5匹の標本が大英自然史博物館に残るだけで、生態を含めてすべてが謎の蝶だ。蝶のようによく目立って人気の高い生き物で、これほどまで謎に包まれた種は世界でも他に類が無く、最後の大物と言われてきた。

 その幻の蝶が目撃されたらしい。驚くような情報が日本の研究者に入ってきたのは、去年のことだった。目撃したのはブータン人の森林保護官、場所は発見された場所と同じ谷。断片的な情報ながら、その確度は高いものと研究者は判断した。

 年が明けてから、日本蝶類学会はブータン当局と交渉に入った。目撃された場所はブータンの最東部。中国とインドが国境を巡って争っている地域に隣接し、軍事上の理由から外国人の立ち入りを厳しく禁じている。交渉は難航しましたが、ブータン側も調査の重要性を認め、異例の特別許可が下りたのだ。私たちNHK取材班も調査隊に同行を許された。この閉ざされた谷の奥にテレビカメラが入るのは世界初のことである。(NHKかぶんブログ)

 日本人蝶研究家
 ブータン政府が許可を出したその陰には、ある1人の偉大な日本人蝶研究家の業績があった。五十嵐邁(いがらし・すぐる)さん。大手建設会社の取締役までなった企業戦士の傍ら、趣味の蝶の研究では京都大学から理学博士号を授与されるほどの研究家でした。

 五十嵐氏は特にアゲハチョウの仲間の専門で、卵から成虫までのライフサイクルを解明し、克明に記録した。中でも23年をかけて挑んだ、アゲハチョウの「皇帝」と称されるインドのテングアゲハの生態解明は世界を驚かせた。五十嵐氏をよく知る、大英自然史博物館の元昆虫研究部長ベン・ライト博士は、「五十嵐氏の業績は20世紀の蝶の研究の中でも最も優れたものだ」と賞賛する。 

 ブータン政府は豊かな生態系を代表する蝶を保護していくためには、基礎的な研究が不可欠と考えているものの、国内にそうした専門家が乏しいことから、五十嵐氏をはじめとする日本の研究者の功績を認め、共同調査をすることになったのである。今回の調査隊は大学や研究機関の研究者や、アマチュアの研究者、プロの昆虫カメラマンなど6人。その業績はそれぞれ一流のツワモノ揃い。(NHKかぶんブログ)

 悪戦苦闘の旅 
 8月上旬。調査隊はブータンに入った。いよいよ東の国境地帯へ500キロの旅が始まった。まず、首都ティンプーからブータンを横断する幹線道路は1本だけ。それも道幅は狭く、場所によっては断崖絶壁が延々と続く。高所恐怖症の方はちょっと耐えられないかもしれない。折しも雨期の真っ只中。山々には深い霧が立ち込め、3000メートルの峠をいくつも越えて車は東を目指す。 

 道中は尾の長いサル、グレーラングールに歓迎されたり、道の真ん中を堂々と歩く巨大な牛に出くわした。首都を出てから一週間。目指す谷の入り口に着く。ここからは歩きだ。ポーターと馬に荷物を運んでもらうキャラバンが始まった。出発した時に良かった天気は途中で崩れ、雨の中をひたすら歩き続ける。足元はぬかるんでどろどろ。牛糞と馬糞と泥が混じって、もう訳の分からなくなった道を黙々と歩いていく。

 川沿いを緩やかに登っていく道は、最後で一気に100メートル以上も標高差を稼ぐ急登になる。吸血ヒルがやたら多く、取材班の森山カメラマンは背中をやられてTシャツが真っ赤に染まった。調査隊の原田基弘隊長にいたっては、何と血を吸ってカブトムシくらいに巨大化したヒルが、ベースキャンプで着替えている時にコロンと腰から落ちる始末。

そんな悪戦苦闘の末、ようやく辿り着いた小さな集落の一軒家を借り、一週間の調査がいよいよ始まる。NHKの番組を見ている私たちには、タシヤンツェ渓谷の美しい濃い緑の森を背景に、色とりどりの蝶の舞う姿を見ると、まるで桃源郷にいるかのような錯覚に陥り、見ているだけで癒されてしまったが、実際の調査隊の苦労は大変なものであった。(NHKかぶんブログ)

 生態解明への挑戦
 8月12日。本格的な調査を開始する初日の朝は、一晩中降り続いた雨が上がり、青空が覗きました。一気に気温が上昇し、森の緑が輝きを増しました。そんな素晴らしい朝のことでした。調査隊の一人が叫ぶ声が響き、一気に緊張が高まった。ベースキャンプのすぐ脇の森に、大きな黒いチョウが現われたのだ。調査隊はその日のうちに「ヒマラヤの貴婦人」ブータンシボリアゲハを確認することができた。

 ブータンシボリアゲハの成虫を確認できた調査隊が目指したのがその生態の解明であった。しかし野外で卵や幼虫、蛹を探すのは簡単なことではなかった。すでに生態の解明されているアゲハチョウを、ミカンやカラタチの木から探すのにも多少の熟練は必要。まして今回のターゲットは80年間記録が途絶えた何一つ生態が分かっていない蝶なのだ。

 調査2日目以降、ブータンシボリアゲハの姿はほとんど見られなくなっていた。個体数が少なければますます生態の解明は難しくなる。どこかに集まっているポイントがあるはず。隊員はベースキャンプからバラバラに散らばって、ブータンシボリアゲハの姿を追い求めた。そしてついに3日目の午後、調査隊の一人が、ブータンシボリアゲハが群れ飛ぶポイントを見つけたのだ。

4日目、調査隊はそのポイントに入った。確かにそこには多くのブータンシボリアゲハが優雅に舞っていたのだ。(NHKかぶんブログ)

 蝶の産卵場所を発見
 調査は過酷な環境の中で行われた。一日のうちに目まぐるしく変わる天気。木という木にはびっしりとコケが生え、この場所がいかに空中湿度の高い場所かを物語っていた。急斜面には岩がゴロゴロしていて、迂闊に浮き石に足を乗せると転倒してしまう。さらに足元の藪にも、頭上の枝にも、巨大な吸血ヒルが大量に待ち受けている。

 調査隊はそうした中で果敢に生態の解明に挑んだ。隊長の原田さんはもう成虫を採集することはしない。ひたすら、成虫の行動を追いかける。69歳(調査当時、現在は70歳)とはとても思えないスピードで急斜面を登り、藪に飛び込み、木に登ってブータンシボリアゲハの行動を追う。その結果、原田さんは成虫が集まる場所の一角でいくつもの交尾個体を見つけた。

 なぜこの場所にオスもメスも集まるのか。この場所で原田さんは「ウマノスズクサ」という重要な発見をする。多くのアゲハチョウの幼虫が好んで食べるつる草である。原田さんはこの草が高い密度で繁った場所を見つけ、ここがブータンシボリアゲハの発生場所に違いないと考えた。

 調査の結果、ウマノスズクサという日本でもよく見られる、蔓性の植物の葉に卵を産むというのがわかった。ウマノスズクサは日本では、関東以南の日当たりのよいところに、程よく草刈がされた里山や河川敷に生えている。つまり、人の手の加わったところによく生育する。

 タシヤンツェ渓谷にも人々は生活しており、冬場に暖をとる、薪づくりのために夏場に木を切る。しかし、切りすぎることはしない。切り開いて、日当たりの良い場所にウマノスズクサはよく繁殖する。幻の蝶、ブータンシボリアゲハは、何と人里の近くに生活する蝶であったのだ。(NHKかぶんブログ 2011年10月30日)
 
参考HP Wikipedia NHKスペシャル 秘境ブータン、幻の蝶を追う 
NHKかぶんブログ
ヒマラヤの貴婦人ブータンシボリアゲハ謁見記(2) 

図鑑 世界で最も美しい蝶は何か
クリエーター情報なし
草思社
蝶の図鑑DVD-ROM~日本産の蝶200種以上を写真で紹介する生態電子図鑑
クリエーター情報なし
アルタシステム

 ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ   ←One Click please


肉食獣だったパンダが、竹を食べる謎を解明!原因は人類の繁栄か?

2011年10月23日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 パンダが竹を食べる謎を解明
 パンダはなぜ竹を食べるのだろう?消化器官や歯の構造はクマやアザラシ等、他の肉食動物と大変似ている。犬歯は大きく、奥歯も大きく平らな臼歯で人間のおよそ7倍の大きさである。腸や盲腸は草食性としては短い構造がデメリットとなり、セルロースを多く含む竹などの食物を食べた場合、栄養摂取の効率が低い。

 それでも、ジャイアントパンダが99%竹を主食とするのは長年の謎であった。今回、糞の分析からついに解明された。

 草食動物は、繊維質の消化を助けるため比較的長い腸を持つ傾向があるが、ジャイアントパンダにはそのような特徴はない。しかも、2009年にジャイアントパンダのゲノムが解析された際に、竹や草などに含まれる植物繊維であるセルロースの分解に働く既知の酵素に対応する遺伝子がないことが明らかになった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipediaジャイアントパンダ National Geographic newsパンダが竹を食べる謎

ジャイアント・パンダ 中国 [DVD]
クリエーター情報なし
東宝東和
パンダ育児日記
クリエーター情報なし
二見書房

 ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ   ←One Click please


「近づくな!」カブトムシの蛹―幼虫間におけるコミュニケーションを発見!

2011年10月23日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 カブトムシの蛹、幼虫とコミュニケーション
 地中に生活しているカブトムシの蛹と幼虫の間で振動を介したコミュニケーションが行われていることが発見された。カブトムシの幼虫は、地中に蛹室という部屋をつくり、その中で蛹になる。しかし、蛹室はもろく、まわりの幼虫に壊されるおそれがある。室内実験の工夫により、蛹は幼虫が蛹室に近づくと背面を蛹室の壁に打ちつけて振動を発すること、この振動は幼虫に回避行動をとらせることがわかった。蛹は、「蛹室に近づくな」という振動シグナルをまわりの幼虫に送ることで、蛹室が壊されることを防いでいると考えられる。

 本研究は、東京大学農学生命科学研究科と、独立行政法人森林総合研究所との共同研究として行われた。

 昆虫の蛹はおとなしく不活発だと思われがちだが、一部の昆虫の蛹は活発に動き、音や振動を発することが知られている。しかし、それらの音や振動がどのような機能をもつのかは、ほとんどわかっていなかった。私たちは、カブトムシの蛹が振動を発することで、近づいてきた幼虫を遠ざけて身をまもることを発見した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia カブトムシ オオクワガタ・カブトムシ専門店 Dorcus暖家
東京大プレスリリース 蛹は振動を発してまわりの幼虫から身を守る

日本と世界のカブトムシ クワガタの飼いかた
クリエーター情報なし
実業之日本社
立体図鑑リアルフィギュアボックス ライナセラスビートル (カブトムシ)
クリエーター情報なし
カロラータ株式会社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


なぜ?世界中にコイやナマズは生息する?祖先は2億5千万年前の海水魚

2011年10月09日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


  コイやナマズの祖先は海水魚だった
 世界中の川や湖に生息しているコイやナマズの仲間は、約2億5000万年前に世界の大陸が一つだった時代の海水魚を共通の祖先としていることが、東京大大気海洋研究所の西田睦(むつみ)教授(分子進化生物学)らの研究で明らかになった。

 大陸の分断に伴って淡水域が広がり、多様性を増したらしい。成果は、英国の進化生物学専門誌に掲載された。

 コイやナマズは水中の音を増幅させる器官を持つ「骨鰾(こっぴょう)類」の仲間。約1万2000種類いる淡水魚の3分の2を占めるほど多様性に富み、南極大陸を除く世界中に分布する。なぜ海を渡ることができない淡水魚が大陸を超えて広く生息しているのか謎だった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia 魚類無顎類・東京大学大気海洋研究所 恐竜時代まで遡るコイやナマズの起源

ダーウィンの箱庭ヴィクトリア湖
クリエーター情報なし
草思社
今を生きる古代型魚類―その不思議なサカナの世界 (進化生研ライブラリー)
クリエーター情報なし
東京農業大学出版会

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


毒蛇マムシを襲う昆虫「タガメ」とは?絶滅危惧種・最大の水生昆虫

2011年09月15日 | 動物

毒蛇マムシを襲う昆虫「タガメ」とは?絶滅危惧種・最大の水生昆虫

 今回、毒をもつマムシを襲って食べてしまう昆虫が発見された。どんな昆虫だろう?

 それは、絶滅危惧種に指定されている水生昆虫のタガメだ。毒蛇のマムシを襲って捕食している様子が撮影された。タガメが蛇を食べることは報告されていたが、マムシ相手の例は知られていなかった。

 撮影場所は、兵庫県西部の山間部にある池のほとり。8月下旬の朝、体長5センチほどのタガメに襲われたマムシが、岩をのぼってきたところを、同県在住の読者が撮影した。

 タガメは脚でマムシを抱え込み、胴体に針のような口を刺しこんでいた。「マムシは身もだえしながら苦しんでいた」という。タガメは魚などの体内に消化液を入れ、溶けた肉を吸う。撮影時もマムシを「食べていた」とみられる。(asahi.com 2011年9月14日)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3545873.html

参考HP Wikipedia タガメ 

タガメはなぜ卵をこわすのか?―水生昆虫の「子殺し行動」の発見 (わたしの研究)
クリエーター情報なし
偕成社
今、絶滅の恐れがある水辺の生き物たち―タガメ・ゲンゴロウ・マルタニシ・トノサマガエル・ニホンイシガメ・メダカ (ヤマケイ情報箱)
クリエーター情報なし
山と溪谷社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


世にも不思議な子育てするカエル!ヤドクガエル・ダーウィンハナガエル他

2011年08月22日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


世にも不思議な子育てするカエル!ヤドクガエル・ダーウィンハナガエル他

 彼らは、落ち葉の間の水たまりなどに産卵するのだが、オタマジャクシに孵ると背負ってある場所へと運ぶ。そこは大きな植物の上、そして、葉に雨水が溜った場所にオタマジャクシを放った。これは、外敵の少ない安全な場所で育てるための工夫。しかも、一度に生む卵は4~5個あるため、オタマジャクシに孵るたび、1匹ずつそれぞれ別の場所に運び、育てるのだという。

 オタマジャクシは、雨水の中にいるボウフラなどを餌にして育つ。しかし、その餌がなくなると、母ガエルはあるモノを与える。それは・・・卵。母ガエルは無精卵を産み落とし、オタマジャクシはその卵を栄養にして育つのだ。我が子を守るための知恵と工夫、母の愛は深かった。

 そしてもう一種、アンビリバボーなカエルがいる。ダーウィンハナガエルも、我が子をある変わった場所で育てている。ダーウィンハナガエルの出産・・・なんと、カエルの口から小さなカエルが出てきた!実はこのカエル、雌が産卵すると、雄はそのうちの十数個を飲み込み、のどの奥にある、鳴くための袋に入れる。そしてオタマジャクシになると、父親が体内で分泌する液を栄養として彼らはカエルへと育ち、晴れて父親の口の中から出てくるのだ。確かにこれなら、外敵にやられることは絶対にない。 (アンビリバボー)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3490950.html

参考HP フジテレビ

奇跡体験!アンビリバボー

へんないきもの
クリエーター情報なし
バジリコ
奇跡体験!アンビリバボー 世界が泣いた物語
クリエーター情報なし
ベストセラーズ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


世界一大きいクモは?日本にいる巨大な「アシダカグモ」 驚異!クモの“蘇生”能力

2011年05月22日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


自然食品・健康食品の通販なら 本当に美味しいチーズは、ナチュラルチーズ専門店!

世界一大きいクモは?日本にいる巨大な「アシダカグモ」 驚異!クモの“蘇生”能力

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3223733.html

参考HP Wikipedia アシダカグモ National Geographic 重量級のクモ、世界の珍種

図解 猛毒動物マニュアル―サソリ、毒グモからフグ、コブラまで
クリエーター情報なし
同文書院
おどろきのクモの世界―網をはる花にひそむ空をとぶ (子供の科学サイエンスブックス)
クリエーター情報なし
誠文堂新光社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


ヒトとチンパンジー違いはたったの1.23%!違いが大きいY染色体は1.78%

2011年05月22日 | 動物

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


エステ総合ポータルサイト 腰がらくらくウエストスリマー  芸能人モデルも絶賛!!小顔アイテムがナント980円

ヒトとチンパンジー違いはたったの1.23%!違いが大きいY染色体は1.78%

Chimpanzee

 続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/928640.html 

人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り
クリエーター情報なし
新曜社
新しいチンパンジー [DVD]
クリエーター情報なし
東芝デジタルフロンティア

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please