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「風台風」15号・「雨台風」19号のメカニズム、特別警戒「レベル5」ではすでに遅すぎる?

2019年10月26日 | サイエンスジャーナル

 風台風と雨台風

 台風19号は数々の爪痕を列島に残した。国土交通省によると、台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、長野県の千曲川、宮城県の吉田川、福島県の阿武隈川など7県の52河川73か所。川の氾濫も国管理の24河川、16都県管理の207河川で発生した。NHKによると10月17日の時点の被害者は、死亡77人不明9人けが372人となっている。

 2019年9月に関東を襲った台風15号は「風台風」で、各地で観測史上最も強い風が吹き荒れ、千葉県では鉄塔や電柱が倒れて大規模な停電が発生した。東京湾に到達した時点で中心気圧955ヘクトパスカル、最大風速45メートルと、関東に接近・上陸した台風としては「過去最強クラス」だった。

 今回の台風19号は「雨台風」で、伊豆半島に上陸したのは10月12日午後7時前。台風本体の北側には厚い雨雲が張り出し、東海や関東地方では上陸前の日中から大雨に見舞われた。この日、24時間降水量の観測記録を更新した地点は16都県の84カ所に及んだ。雨が強まる時間が遅かった岩手県でも、13日までの24時間雨量を更新した地点があった。13都県で大雨特別警報が出され、東北から関東甲信にわたる広い範囲で河川が氾濫したり、土砂災害が起きたた。

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NHK news Web: https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20190526_06.html

  

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高層マンションに何があった?「災害時の停電」対策は高性能蓄電池の開発!

2019年10月26日 | サイエンスジャーナル

 高層マンションは災害に弱い?

 今回、台風19号の襲来によって武蔵小杉にあるタワーマンションでは、地下にあった電気室が機能不全となった。排水溝から下水が逆流して、地下にある電気室が浸水し、使えなくなった。電力の供給は途絶えていないが、それを建物内に送電できない。建物全体が停電と同じ状態に陥ったのだ。

 当然、エレベーターは使えない。各住戸内でもエアコンや照明はもちろん、電気に頼るあらゆる機能は停止する。有線のインターネットも使えなくなった。さらに、トイレの排水もできなくなった。タワマンの上水道も電力が供給されることを前提としている。電力によってポンプを稼働させ、水道水を上層階まで押し上げている。そのため、水道が止まれば飲料水だけでなく、トイレも流せなくなる。

 被害を受けたタワマンでは、各フロアには簡易トイレが設置されたというが、通常通りの排水ができなくなれば、そのタワマンには実質的に住めなくなる。簡易式のトイレを使いながらシャワーも浴びられない暮らしを、現代の日本人が何日も我慢できるだろうか。特に、それまでは快適なタワマン生活を送ってきた人々であるなら、なおさらだ。多くの人が近隣のホテルや知り合いの住まいへ避難した。

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参考 サイエンスポータル: https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2019/10/20191017_01.html

  

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