かみなり
2015-08-06 | 日記
なんか遠くでごろごろ音がしたけど、
ぱらぱらしか降らなかったので、
またきょうも、ちゅうとはんぱで終わるのかと思ったら、
ものすごい雷とものすごい雨。
こわかった。
なんかよくわからないけど、うちはブレーカー落ちたらしいし。
停電かと思ったら、そうでもないらしい。
100分de名著の小泉八雲、やっと見た。
賛否両論あるみたいで、好意的に書いてるのはわかるけど、
なんか違うなあ、というかずれてるって感じはする。
それは、いま日本で活動してる外国人タレントでもそういう人はいるから、
そういうものなのかもしれないけど。
オープンマインドとマルチアイデンティティという言葉を挙げていたけれど、
オープンマインドはともかく、マルチ~の方はよくわからない。
アイデンティティの多様性っていうけど、
まずは、自分のアイデンティティをしっかり確立しないと、
どうにもならないのではないかな。
そもそも、日本で多文化共生とか言い出す人って、
日本文化を認めずに他国の文化だけを尊重しようとする人ってイメージだし。
講師の人は最後のほうに、隣国、隣国ってやたらと強調して、
なんかおかしな方向に話を持って行きそうな感じだった。
「相手の立場に立つ」とか「共感力」っていうのを、
日本人にだけ尊重させた結果、
隣国を怪物にしてしまったような気がするし。
スタッフの人がこういうことを書いている。
『「自分とは異なる意見や主張を蹴散らして平気な顔をする」
「少数者の意見をまるでないもののように無視する」
「異文化や異なる価値観に対して理解しようと努力せず、ひたすら嫌悪と憎悪をつのらせる」』
これが現代の日本人なのだそうだけど、
むしろ、日本を押さえつけようとする「隣国」の態度について書いているように思える。
「自分とは異なる他者や異邦人をやわらかく受け入れる明治の日本人」の気質が、
いまもそれほど変わっているとは思えない。
日本人が「相手の立場に立」ち続けた結果や、
ありもしない話に「共感力」を発揮した結果が生み出したのが、
今の東アジアの状況ではないのかな。
逆に日本人のそういうお人よしなところを、
「隣国」にうまく利用されているような気がしてしょうがないんだけどな。
なんかイヤな気分になったけれど、
最後に伊集院さんがきれいにまとめてくれたのでちょっとすっきりした。
相手の立場に立ちすぎて、日本をけなすのではなくて、
小泉八雲の目線で、日本のいいところを発見して日本の良さを取り戻す。
このプロデューサーの方が、目論んでいたまとめ方とはだいぶ違ったかもしれないけど。
この番組好きだったんだけど、ちょっと気をつけて見るようにしないといけないのかな。