TBA

(仮)

さいきんは

2016-02-19 | 日記

書かなくなった。

年賀状もお返事だけにしてたら、だんだん減ってきたし。

文面は印刷するけど、あて名は手書きにするし、

なにかひとことでも書くようにはしてる。

字を書くのは好きなんだけど、

相手がいないし、うそを書くのもいやだし、

書くために書くのもなんか相手に悪いかなあって。



そういえば、もうなくなってしまったと思うけど、

母親の実家が特定郵便局かなにかだったはず。

NHKの「この国のかたち」でやってたけど、

郵便制度が日本でものすごい速さでできあがったのは、

特定郵便局を引き受けた地方の名主の心意気によるところらしい。

「名こそ惜しけれ」から「公の意識」

土地の所有から封建領主が生まれて、

それが民主主義につながっていくっていう流れなんだろうけど、

普通選挙さえやれば民主主義になるっていう考え方は、

どこから出てくるもんなんだろうか。

貧しさを恥じず、公に奉じる、という考えがいまも生きてるからこそ、

生活保護を受けない、という人がいるのかな。


松の木を植える武士と、それを自発的に助けた領民。

公っていう概念こそ、日本が世界に伝えていかなくてはいけないところなんだろうけど、

日本にいる異文化の人にさえ、伝えるのは難しい。

多文化共生って、こういうことを理解してもらうことでもあるはずなんだけど。


そして、日比谷焼打ちから始まった変化。

マスコミの煽動と群集の暴走。

これは今につながるものなんだろうな。

発言の一部分だけを悪意で切り取って発信するとか。

たしかによけいな発言ではあるにしても、

まともな日本語力があれば文章全体を読めば、意味は理解できるはず。


ちょっとあやうい感じはするけれど、

安保法制に反対してた人のインタビューが使われてたり、

ちゃんとバランスも取れてたと思うし、

こういう番組をまだ作れるなら、NHKにもまだ期待できるのかも。


でもこれ読んだはずなんだけど、すごく新鮮に感じるのはなんだろう。

もう一回ちゃんと読まないと。

「街道をゆく」は何冊かは読んだんだけど、

さすがに量が多くて挫折したけど、少しづつでも読まないと。



世界の名著は「天と地と」

半分くらいは脱線した話だったのに、

最後の方に急にななめ読みではなくて、

歴史小説に正面から向き合おうという熱い話になった。

なのに、締めの言葉は「女性は怖い」

なんかおもしろかった。


海音寺潮五郎は司馬遼太郎とちょっと似た雰囲気を感じて、

けっこう好きだった。

「武将列伝」はずいぶん前にになぜか3巻から6巻まで読んで、

1巻2巻はずっと買ってなかったんだけど、

だいぶたって、そういう感じの文春文庫の黒い背表紙を古本屋で見つけると、

片っぱしから買ってた。

「天と地と」は映画版をTVで見て、

あんまりよくわからなかったので買ってないはずだけど、

もしかしたらその頃に勢いで買ってたかも。

一回また倉庫を探して見ようかな。


下剋上はなかった、っていうのに、

ちょっと興味をひかれたけど、

それらしい本の感想を調べてみたら、

どうなのかなあって感じ。
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