こどものころ、
母親はいろんな習い事をしていて、
そのたびにいろんなところに連れていかれた。
なんの習い事だったか、
どこの教室だったかは覚えてないけれど、
高いビルの中の教室で、
遠くに海が見える場所があって、
習い事が終わるまでのあいだ、
ずっと海を見てたことがあった。
ちょうどそのころ、
「太平洋ひとりぼっち」とかヨットで冒険、
みたいな本を読んでたせいか、
行きかう船を見ながら、
船に乗って遠くに行きたいなあって思ってた。
ところが、念願かなって、
いなかに帰るのにフェリーに乗せてもらったら、
揺れて酔うわ、夜中だから海も見えないわ、
あんまり楽しくなくてがっかりした記憶がある。
そこから大きくなっても、
泳ぎに行くわけでもないし、
紫外線アレルギーで日焼けもできないから、
海に行く機会なんてそうそうない。
人が多いのもいやだから、
夏の海自体、苦手だけど、
冬の海を遠くからぼーっとながめるのは好きかな。
きょうはくもりでそれほど暑くもないし、
工事もさすがに休みのようで静かでいいな。
木を切られてしまったせいか、
セミの声が遠くからしか聞こえなくなったのはさびしいけど。
「今日は一日“超絶テクニカル・ギタリスト”三昧」
録音ちゃんとできてるかな。
ブログを見ると、
マディソンのベスト・イン・ショウのCDが、
用意されてるみたいだけど、かかるのかな。