ハロウィンなんてもう来年はないんじゃないかな。
ここまでおかしくなってしまっては。
それこそ「世界の恥」になりそうだし。
マスメディアももう煽れなくなるだろうし。
こども会や自治会なんかがやるようなこじんまりしたものなら、
これからも続いていくかもしれないけれど、
公共の場でバカ騒ぎするっていうものは、
きちんと取り締まらないといけないだろうし、
「集会・結社の自由」ともちがうんだから。
「騎士団長殺し」第2部を読んだ。
むかしなにかの本で「ゆきて帰りし物語」を書けないことが、
村上さんの小説を文学にしていると読んだけれど、
こうなってしまってはどうなんだろうか。
実生活のトラブルを解消するには、
冒険と犠牲が必要ということなんだろうけど、
なんかほんとにそういう手引書どおりに書かれた本になってしまったような。
取ってつけたような、オーストリア、南京、震災。
で、この本が出たときに話題になっていた、
「南京」の記述についても意味があったのかどうか。
10万人だろうが40万人だろうが意味がないというけれど、
それが自分たちのやっていることを覆い隠すための、
「布石」だとすればじゅうぶんに意味があるのでは?
そして、世界的に名が知られている作家が、
そういう煽動の片棒を担いでしまうことの意味も考えないと。
まあ、男女のトラブルは解決できたような気がするけれど、
この方の小説にちょいちょい出てくる、
「華麗なるギャツビー」タイプの免色さんのような人物については、
まだこれから書かれるのかもしれない。
免色って名字は字面で選んだのかな。
あと、具彦って読み方忘れてしまって最後まで忘れたままだった。
「1Q84」は結局、古本屋さんで80円で売ってても、
まだ買って読み返そうとは思わないけれど、
これも、どうかなあ…