きょうはひさしぶりに暑い。
まあ、これからどんどん暑くなっていくんだろうけどねえ。
わりとラジオは聴いてるほうなのだと思う。
でも『ラジオ業界を取り巻く環境の変化』っていうのはよくわからない。
聴いてる人と中の人の考え方は違うのだろうけど、
聴いてる側からすれば、Radikoのタイムフリーはいいことしかないし、
エリアフリーも無料になればなにも言うことはない。
ただ、ラジオってもともとエリアが狭いもので、
その狭いエリアのスポンサーからのお金で賄われてたのだとしたら、
エリアフリーは大変なことなんだろう、と思う。
でも、よく言われる「ラジオは一対一」とか「距離が近い」とか、
「双方向」とかっていうのは、いまの時代どうなのかな。
聴きたい曲は極端な話、Youtubeでも聴けるし、
聞いてもらいたいこともTwitterでつぶやけば、誰かが応えてくれる。
逆に災害のときにはテレビやラジオの情報は広範囲すぎたり、
必要な情報がなかなか届かなくて役に立たないし、
道路情報、電車の遅延、なにがしかの事件があったときにも、
インターネットやTwitterのほうが情報が早い。
ただ、その場所から離れるとかだけなら、必要なのは正確性よりも情報の速さなのだし。
コミュニティFMとか生で発信できて、その地域に必要とされるもの、
どうしても続けていきたい、続いてほしいという熱意があるものは残るけど、
そうでないものは淘汰されるのはしかたないことなのかなとも思う。
よくある、あまり時事について勉強もしてないような人が、
新聞を手元に置いてその内容について話すような番組なら、
そろそろなくなっていいところなのかも。
それこそ「ご意見番」のような人が必要になってるのは、
情報があふれて収取選択がむずかしい、いまなのかな。
〇〇で評判の、とか、そういうだれかが作ったうたい文句ではなくて、
本当に必要とされる情報の見極めができる番組、パーソナリティが残っていくんだろう。
あとは地域のスター。
やり方次第でお金がなくてもおもしろいことはできるはず。
テレビが東京偏重になっているからこそ、
ラジオは地域密着していくっていうのも一つの方向なのかと。
うまくいけば今なら全国展開ももっと簡単なんだし。
まあ、むかしのラジオが変わっていくのは悲しいことだけど、
「ラジオ」そのものがなくなることはないとは思う。