ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

赤い指

2008-05-10 22:25:15 | 本と雑誌

昨日は門前仲町で麻雀仲間3人で飲んだ。目的地は『魚三』。
言いだしっぺの料理名人O氏は6時半~7時ごろ現地集合という。
私はその意見に実は『腑に落ちない』という思いがいっぱいあった。
で、やはりというべきか
麻雀施設提供者、時々漫画をドッカンと全巻くれるK氏は
久々の門仲という事で1時間前から街の探索を行っていたが
既に1時間前から満員状態だったという。
ついでに不思議にサーティンワンも長い待ち行列だったそうだ。
私が木場から門前仲町まで歩く事があるが
空いているというか、空いた席を観たのはポツンと一つくらいで
3人が座れる席を見つけるのは、いまだかつて無い事だ、
しかも、花の金曜日、ゴールデンウイーク明けである。
混むという理由は沢山あっても、空くという理由は皆目見つからない。
一応。という事で2階も見たけど待つ人の列が出来ていた。
というわけで、魚三を早々と諦めたわけでございます。
「坐・ワタミ」「白木屋」「魚民」全て満員1時間待ち。
「笑々」がやっと空いていた。
まぁ、当然のように地元の名店は満員だったに違いない。
O氏は『魚三』の安さと美味しさをK氏に味わった貰おうと
思ったのだろうけど、日が悪かったようだ。
せめて、木場『サクラ水産』あたりだったら空いていただろうに。
門仲と木場では門仲の方が遥かに夜の人口は多いのだ。
「笑々」はあまり期待等していなかったけど、そこそこ美味かった。
まぁ、店探しに歩き回った後のビールなど
スポーツの後の一杯目のビールくらいに美味しかった。
 
先週に読み終わった本は東野圭吾『赤い指』である。
加賀という刑事は魅力のある刑事だと思う。
陰惨な事件であり、バカ親子の犯罪隠蔽工作が
本当のバカ親子なら如何にもありそうな話である。
最近は110番にアホな依頼をしてくる人が多くて
警察も困っているというニュースがあったが
この日本で、そういうアホがどこから発生しているのだろう?
ネタじゃないかと思うくらい自分勝手な輩が多くなってきている。
高校の入学金を払わない、給食費を払わないとか
医療関係の人や交通関係の人に暴力を振るうとか
壊れかけている人が多くなってきているようだ。
そうなんだよなぁ、『恥』を知らないというか
『損』『徳』ばかりが優先するのだろうな、
出来るだけ『ズル』というなの『楽』を求めてる。
怖いのはさぁ、そういう弛んだ後には
ファシズムみたいな行き過ぎの反動が来る歴史がある事なんだ。

赤い指 赤い指
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2006-07-25