ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

世界一周 Part2 20日目

2013年07月28日 | 新しい世界一周 2013
家を離れて早20日。と感慨にふけるほど長くはないか。
ツヴィンガー宮殿の一角にある美術館に行く。


ツヴィンガー宮殿

右手にあるマイスター美術館

ラファエロ、ルーベンス、フェルメールの絵がある。
日本語のオーディオガイド貸し出しがあったので、3ユーロで借りる。
有名な絵のところにはオーディオガイドの番号が書いてあり、
その番号を押すと、解説してくれるという仕組み。
これのあるなしでは、絵の鑑賞が格段に変わる。ケチるもんじゃない。

やはり印象に残ったのは、フェルメールの「遣りて婆」。
描かれた4人の人物の中で、貴族に娼婦を斡旋する婆さんの表情が秀逸である。
それと同じフェルメールの「手紙を読む少女」。
少し悲しげな表情で、しかし静に窓の明かりで手紙を読んでいる風景。
決して愉快な内容の手紙ではないのだろうなと想像される雰囲気があるように思えたのは、思い過ごしか。

美術館を出て、エルベ川沿いまで足を延ばす。


美術館を出て、エルベ川へ向かう

ドレスデン城の前の広場。いつもサングラスですが、本当にまぶしいのです

ドレスデン城の門をくぐり、アルトマルクト広場に出る。
昼近くなったので、モールでハムサンドとビールを買う。
これが昼食だ。部屋で食べよう。


ハムサンド、と言えるかこのハムの暑さ。1cmくらいある。1個で満腹。

3時過ぎ、すこしユーロが少なくなってきたので、近くの銀行でおろし、
その足で駅に向かう。参考に駅の両替所を覗いたらチャイナ元も書いてある。
1=1だから率は良くない。1元=130円ということだ。

さて、用事はジャーマンレイルパスのバリデーション手続き。
レイルパスは、使用する前に有効化する手続きが必要なのだ。
これは切符を売っている窓口でして貰える。
パスとパスポートを提示して、あとはパスに自分のサインをすれば終了。
明日のベルリン行きから使える。
これで今日の観光と用事は終了。

宿に帰って休憩し、6時半に夕食に出る。
ランニング・スシという店が道向かいにあったので覗いてみたら、
回転寿司が悠然と回っていた。13.9ユーロで食べ放題とあった。
寿司という気分でもなかったので、近くでパスタを食べる。
不味くはないのだが、あまりにしょっぱくて3分の1ほど残してしまった。
インスタントゆで麺のナポリタンが懐かしくなる。
コメント
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