5月13日ぜんせきより
灯油“配達料”上積み
全国平均8.8円、15都道府県では二桁
2013年02月08日 配達可能SS減少
2016年01月20日 宅配灯油
2016年12月17日 灯油配達中止SS増加
2018年02月28日 こうちゃんに言いました。 より抜粋
ビジネスライクに徹することができる人でないと無理だよ。
例えば配達料を別に請求できるような人でないと。
もうね、ガソリンスタンドは個人商店が義理人情で商売できる業種ではないのよ。
加熱式たばこ使用禁止が適当 消防庁
危険性は低いものの、
従来の紙巻たばこと見分けることができないことなどから「使用しない運用とすることが安全管理上適当である」と提言した。
※
これも言ってみればマナーの問題ですね。
例え火がついていなくても、たばこを咥えながら入店されると緊張してしまうのです。
心の中で「おしゃぶりが必要なんだね~、ヨシヨシ(^^;」と、自分自身をなだめております。
st31掲示板より
※
今日、燃料商さんから業転玉のセールスがありました。
恐らく再び他社買いに走る販売店もあるでしょう。。
市況が軟化する地域もあるでしょう。。。
これでは元売統合の意味がありませんね。
5月14日追記
燃料油脂新聞より
陸上スポット(業転玉)軟化止まらず
原油続落 先採り値下げも
系列回帰に消極的
「安売が目的ではない」
栃木県内地場PB店 大勢採販重視で商売
業転扱う業者と信頼維持へ
価格より柔軟対応重視 山梨県内地場フルSS
匂いが楽しめると植えたカラタネオガタマが咲き始めた。
なのにmasumiさんは鼻炎です(泣)
この時期は花粉も収まっているはずなのに・・・
黄砂(PM2.5)かな?
こうちゃんにそう言うと、「まだ発表(検出)されてないやろ」と。
じゃあ、この鼻炎と目と喉の痛み+呼吸器の違和感は何なんだろう?
車に積もっている酷い汚れは何ですか?
5月11日燃料油脂新聞より
令和も灯油ホームタンク事業継続
「過疎化SS問題真剣に考えて」 中央商会・菊地典子社長
「小さな田舎の片隅でも人間たちは必死で生きています。高齢者が暮らす過疎地のSSが存続できる対策を願う」
1通のメッセージが行政幹部の目にとまった。
差出人は秋田県仙北市の中央商会(JXTG系)の菊地典子社長。
桧木内地区で唯一のSSとなったことで菊地社長は「10リットルを注文する高齢者にとってこのSSがなくなったらどうなるのだろうか」と考えていたらひとりでにペンが走っていたという。
山奥からの少量の灯油注文に対し、雪道を1時間かけて配達できるだろうかー
しなければ弱者切り捨てにつながる社会問題ともいえる。
ホームタンクを設置して大量の灯油を注文すれば済むが、先行き短い命と感じながら年金支給で生計を立てる一人暮らしの高齢者に新たな投資意欲はない。
20リットルの灯油缶を持ち上げる力もない。
地域密着を自負する中央商会としては経営の負担と思いつつも「人命救助」の思いから注文を断り切れない。
石油製品流通網再構築実証事業補助金で平成29年11月から約3か月間、補助事業を全国で初めて行った。
灯油をポリ容器で購入する高齢者(75歳以上)に200リットルの灯油用ホームタンクを設置し、使用分の灯油代を支払ってもらうシステムで、ホームタンクや灯油在庫は同社が管理し、仮にその家で不要になった場合は新たな高齢者宅に移動する。
約20世帯に無償でホームタンクを設置し、現在も活用している。
給油口は施錠でき、他業者が利用できないようにしている。
ホームタンクが雪や雨をしのげるよう囲いなどが完備され、タンクの損傷も少なく保存しやすい。
利用者は定期的に巡回してくれるので注文する面倒もなく、使った分の支払いなので経済負担もラクと喜んでいる。
菊地社長は「当SSもいつまで営業できるのか分からないが、地域住民が住み慣れた地域で少しでも長く幸せに暮らせるよう安定供給に努めたい。SS過疎化は全国的なもので、行政の弱者に寄り添った政策を期待したい。
過疎化SSの存続を行政が真剣に考えるならば、地域自治体施設の燃料供給は地元SSを優先的に指定してほしい。地域SSは災害時の緊急燃料として活用できる備蓄の役割も担っている。過疎化SSは毛細血管のような存在。
住み慣れた過疎地に住む高齢者が暖房用の石油を安心して購入できるシステムを、民間と行政、住民が一緒になって令和の時代も考えていきたい」と訴えている。
2016年09月27日 小さなSSの大きな叫び
2016年10月03日 過疎地か、都市部か、
「社説」セルフ増も減らせないSS
(1)
石油情報センターによれば平成30年9月末のセルフ総数は9988ヵ所で1万カ所の大台に近づいた。
(2)
元売系列と系列外SSの合計登録数は3万1467ヵ所(28年度末)
セルフ比率は32%とフルサービスが過半数を超す。とはいえガソリンの販売量は大きく異なる。
※セルフの販売量はフルの3.4倍(29年度経営実態調査)
(3)
「セルフがガソリンスタンドの名称」との形容が相応しいほどドライバーに浸透している。
一方で出店は大都市周辺や主要道路など大消費地域に限定される。
セルフ普及といえども全国津々浦々に供給するサプライチェーンの一部分でしかない。
国民生活に欠かせない製品供給を担うのは配送機能を持つフルサービスといっていい。
これ以上減らせないのは・・・・・
***
>配送機能を持つフルサービス
本当の意味で供給を担っているのはポリ容器1つ2つといった小口配達を担い続けて来た地場店です。
しかし残念ですが、今後も大手や異業種の大型セルフは増えて、地場中小零細フル店は減ります。
行政が動いてくれるとしても、それはガソリンスタンド過疎地に限ります。
st31掲示板より
※この後の投稿も愛知県の方からの宇〇美批判が続いています。
「不当な安値」何度でも訴える 愛知石商・協 宇佐美三郎理事長
2016年8月3日ぜんせきより
災害時に被災地が最も必要とし、生きるための“最後の砦”といわれるガソリンや灯油の安定供給に、地域のSSは日ごろから努力を積み重ねている。
そうした同業者を窮地に追い込んで、自社だけ売れればいいという販売手法は無視できない。
インフラとして欠かせないSSが会員しかできず、従業員も電車通勤で夜間は無人というのでは、いつ発生するかわからない災害時の対応は不可能だ。
そのうえ官公庁などと災害時協定を結ぶ組合にも加入しない業者が地域の安心安全な暮らしも守れるとは到底思えない。
非常識な安売りで同業者を排除し、自社だけ生き残りを図る。
その先、競争相手がなくなったら値上げに転じるのか。
自由競争の時代とはいえ、異業種からの参入はこれら深刻な問題をはらんでいる。
外資系、とりわけ米国企業はコンプライアンス遵守には厳しいと聞いているので、これまで公正取引員会や資源エネルギー庁の幹部に何度もあって実態を説明してきた。
同時に常滑のコストコ給油所など不当な価格販売を確認した際は、公取委に対し直ちに調査依頼申告し、その数は11回に及んでいる。
残念ながら警告処分が1度、最も軽い注意処分が1度出されただけ。
組合の主張を聞き入れての処分ならせめて営業停止などを伴う排除措置命令、或は課徴金納付命令を下して地元の同業者を救うべく処分してほしい。
組合の対抗手段としては法的に厳しい処分を求めるしかない。
コストコの岐阜羽島店や静岡浜松店で不当な価格販売が確認された時はそれぞれの県石商が対応してくれる。
1年後に浜松店がオープンすると、愛知はコストコ3店舗に囲まれた全国一影響を受ける地域になっていく。
その中心となる常滑を警戒注視し、不当な安値販売については今後、何度でも公取委に訴え続けていく。
もう一点指摘しておきたいのは、いくら大資本の米国系企業、或はいま利益を削っているPBとはいえ、通常では考えられない安値販売が可能なのは、商社や大手問屋、元売のどこかが超安値で卸しているから。
送り主が名乗り出ないので背後実態がつかめないが、一部業者を優遇するような行為はぜひやめてもらいたい。
もしそうした低価格でいいというなら、卸元は我々組合員にも公平に堂々と同じ価格、条件で玉を送るべきだ。
**********
st31掲示板へのこうした投稿は、言動不一致が原因でしょうね。
それとー
他社買いが困難になったから。
何度も書いてきたように、最初から差別対価が問題だったのです。
業転玉は既存の販売業者を分断させるのに有効でした。
P.S.
規制緩和後の20年30年をどれだけ苦しくても系列仕入れでやってきた販売業者には、「今さら」の話です。
5月13日 追記
st31掲示板より
>「勝手払い」できるのも実力のうち
差別対価ではなく、「勝手払い」だったようです。
そういえば昔々にチラッと耳にしたことがあります。
「元売も困っているらしい...」と。
>私は相手(二者)が交渉に応じてくれないから、それならとPBになっただけ。
規制緩和自由化と言いながら、何故か2者店の既得権は守られてきた業界です。
::::::::::
当ブログはコストコセルフSSを応援します! 2016年03月17日
それにしても、
>エネ庁ヒアリングによれば、多くの元売も公正・透明な価格指標を求めているという。
これ、どう思います?
卸値を決めている、その元売が、“公正・透明な価格指標を求めているという” って?!
じゃあ、今まではいったい何を根拠に値決めしておられたんでしょうか?
原価割れ価格横行、そして、「メーカーに殺される」 2014年01月20日
>「勝手払い」できるのも実力のうち という見方もできます。
>「悪者」扱いするのは、交渉できない・しない人たちの負け惜しみ。できない人たちの言い訳。そのまま払いこそお人好しでしかないでしょう。
st31さんのこの文言に対して「その通りやなぁ、当たらずも遠からずや」とこうちゃんは言うけど、
私は交渉と勝手払いは別物だと思います。
ENEOSカードでの給油客(イチゲンさん)曰く
「こんなふうに窓を拭いて貰ったのは何年振りだろう。セルフばかりになってー、というかスタンドそのものが本当に減ってしまって・・・、だからENEOSを見掛けたらなるべくそこで給油するようにしているんですよ。ガス欠したら困るからね」
**********
5月10日燃料油脂新聞より
軽油インタンク4月価格 2円50銭~3円値上げ
ガソリン4か月ぶり150円台
大阪市内SS 5月法人向け掛け売り改定
ガソリン5円、軽油2円上げ
バローSS(異業種セルフ)開所から間もなく2年半
地域市況に影響拡大
セルフの減販顕著
10連休ガソリン販売動向
法人比率の高いSSからは「予想はしていたが、連休中はずっと前年比50%割れ」
※「同じく」デス。
ぜんせきには「需要偏る傾向顕著」の文字。
行楽地は2割増販だそうです。
2018年度ガソリン輸入急増
3月末コスモ石油系列SS数 12月末比15ヵ所減の2791ヵ所
※上から3番目の画像「東海・北陸版」で愛知県石商(宇佐美三郎理事長)が災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点整備事業について組合員に「早期に申請してほしい」と呼びかけているーとあります。
今年度予算は総額119億円余り(住民拠点SSには25億8000万円)
異業種セルフの台頭だけでなく、
コストコより性質が悪い
生協の組合員(個人)にFCカード貸与は如何なものか
こんなふうな石商幹部役員の方々の企業(大手特約店)の姿勢に対しても地場中小零細は先行き不安が拭えずに「住民拠点SS」等への補助申請に二の足を踏んでいるところもあるのではないでしょうか?
***
中核SS、住民拠点SS あり方問う声あがる より抜粋
住民拠点SSは殆どの地域住民が普段から利用してくれててこそ手を挙げられることやんなぁ、
ということは、うちはパスやんなぁ?
そう発言したmasumiですが、
実は当店は住民拠点SS補助事業が始まった最初の年には申請していたんですよ。
当時は全額補助ではなかったにもかかわらず、手を挙げたんです。それだけの気持ちがこうちゃんにはまだあったのです。
だけど2017年4月に届いた結果通知にこうありました。
『中核SS等の自家発電機を既に有しているSSが多く設置されている市等より、中核SS等の少ない中小規模市区町村を優先順位付けして選定する』こととしております。
つまりニュータウン開発に伴い新規出店した(発電機を備えている)大型セルフが多い当市は、今回の選定には該当しないということで却下されたのです。
※今朝エネ庁のHPで確認したところ当市にはまだ住民拠点SSはありませんでした。
5月10日燃料油脂新聞より
>法律を守りながら、可能な限り安く販売して還元したい。
※既存の石油販売業界では、品確法違反による“他社買い”で安売りをしていた業者が多かった。
宇〇美などの超大手は10円以上安値の“差別対価”により安売りが可能だったかも知れませんが、灯油軽油を含めれば中小の特約店・販売店の殆どすべてと言っても過言ではないくらい、この石油販売業界は業転玉で(仕入れを)薄めることで安売り、或いは安値追随を行い、全油種全量系列仕入れの販売店をスケープゴートにしてきた。
そして安売りは「集客」のためで「利益は油外で」と、詐欺まがいの押し売りが蔓延していた。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1ceb345ce8be036093a553589a3f1d10
だから私はコストコセルフSSを応援します!
※改善のニュースではありませんが、2013年2月の東京都石商に続き大阪府石商でも4月26日に発券店値付けカード問題委員会が発足したそうです。
全国の石商がこれに続けば良いですね。
私の個人的な見解ですが、
窓ふきやゴミ捨てなどのサービスをやめることにしたという販売店の存在(過日の業界紙記事)
こうした販売店の増加が「問題改善への作用となる」と思っています。
2019年5月8日ぜんせきより
発券店値付けカード委発足 低代行手数料がSS経営圧迫
2019年5月29日ぜんせきより
カード手数料改善要望 元売歴訪でJXTGを訪問 経営部会
大阪・東京 発券店値付けカード問題で協働
2019年6月25日追記
福島・郡山市 発券店値付けカード給油増加 改善求める声高まる 2019年6月24日ぜんせきより
掛け売り23%、現金21%、大手クレカ提携カード10%などを大きく上回る40%が発券店値付けカード
「8円や5円の給油マージンでは再投資可能な利益を積み上げるのは不可能だ。このままでは店舗を閉じざるを得なくなるSSが増えていくだろう」
「一億の費用を掛けてSSを建設し、社員を雇って営業するのに5~8円のマージンでは商売は成り立たない。元売は油外で稼げというが、法人車両はリース車が増えているうえ、メンテナンス商品を購入できないカード給油では利益が増えるわけがない」
※燃料油マージンにしろ代行給油手数料にしろガソリンで8円というのは量販型セルフや油外で利益をあげるタイプの店であれば歓迎できるでしょう。
でも、中小零細の地場フルにとっては再投資可能な粗利ではありませんし、社員を雇用することすらかないません。
2012年7月18日 燃料油脂新聞より
150キロのうち4割の60キロが代行手数料になると粗利益は78万円から30万円に激減する。
本来なら残りの90キロの粗利益と合わせて195万円あった筈のものが147万円。
逸失利益は月間48万円、年では約600万円にもなる。
これでは健全な経営は不可能。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/83ae3b789162fed68785ddb9425e3425
リッター5円の粗利では採算割れになる“証拠”
***
得意先が今月から発券店値付けカードでの給油になりました。
他府県にある“本社の決定”だそうです。
社員の方の「悪いね」に対して、「仕方がないです」と応えたこうちゃんです。
実際に給油作業を通してお付き合いさせて頂いている支社や営業所ではなく、接することが一切ない本社がお決めになるコトですから、
私たち販売店に成す術はありません。
2019年7月24日追記
ガソリンの価格は169円もある。119円もある。 (コメント欄より)
むらっちさん (masumi)
2019-07-20 10:35:46
>努力の範囲で何とか140円に下げることで手を打ったようです。
確かにその単価なら不可能ではないですが、だがそれでは再投資も働き方改革への対応も不可能になってしまいます。
油外や事業の多角化などで利益を確保しなければ遅かれ早かれ営業を続けていくことが出来なくなります。
Unknown (むらっち)
2019-07-22 02:28:06
うちの総務は指定スタンドが140円に値下げすることで手を打ちましたが、指定スタンドにとっては一番やって欲しく無い発券店値付けカードに切替えようと画策してる様子です。(指定スタンドのままにするが、掛け売りは止める)
(それより、うちの給油等の売上が指定スタンドの売上の3〜4割を占める(零細スタンドなので)ことから、発券店値付けカードで給油されると粗利が大幅減になり、存続大丈夫か?と心配してます)
2019-07-22 11:50:45
>売上の3〜4割を占める(零細スタンドなので)
・・・
2019-07-22 13:22:19
総務の担当者が年輩→若手に世代交代してからそういった昔ながらの付き合いよりもコスト重視になってきました。
masumiさんの言う有事の際のために平時も利用を…と言っても何も起こっていない平和なときはうちの総務も含めコストに目が行くので、響きませんよね…。
7月23日燃料油脂新聞より
給油店値付け法人カード 優良顧客流出に危機感 近畿大都市圏や市街地フルSS
2019年8月6日燃料油脂新聞より
掛け売り見直しの動き
リスク回避で元売カードへ移行促進
2019年8月7日燃料油脂新聞より
高速道SAで満タン給油拒否
背景に発券店値付けカード
2019年8月9日燃料油脂新聞より
2019年8月9日ぜんせきより
2019年8月26日ぜんせきより
2019年8月28日燃料油脂新聞より
「社説」フルの代行手数料見直しを
(3)給油代行手数料がセルフとフルで同一というのはおかしな話だ。
現金ではセルフとフルの価格差が10円もあるのに、手数料が同じでは給油作業料はゼロということでフルSSは報われない。
※
>フルSSは報われない
そして地場3者店は“損な役回り”を押し付けられることも多い。
2019年9月3日燃料油脂新聞より
発券店値付けカード増 法人客の半数近く
発券店値付けカードの利用者は、SSが2割程度マージンをもらっていると思い込んでいる客も少なくないようだ。
当然のように(サービスを要求してくる)と松井社長は話す。
スタッフは誠意をもって対応しているが、内心は、・・・・・
※
スタッフのためにも当該カード利用者の誤解を解いてあげましょう。
2019年9月4日燃料油脂新聞より
カード発券店より元売にメリット
2019年9月12日燃料油脂新聞より
代行給油客増加に困惑
2019年9月17日燃料油脂新聞より
代行給油からみ数量増減が顕著
代行給油の恩恵を受けているセルフSSにくらべ、手数料8円でのフルSSの負担は再考の必要がある。
2019年9月19日燃料油脂新聞より
発券店値付けカード問題「地場業者ほどダメージ」
セルフSSを基準に代行手数料を設定するのは、地元業者に廃業の選択を突きつけるようなものだ。
2019年9月20日燃料油脂新聞より
神戸市内フル業者が要望 「豊作貧乏」解消を
※
「発券店値付けカードは給油のみ」にすると良いですよ。
怒って罵声を浴びせてくる人もいるのでとても落ち込むこともありますが、そういう人は極々一部です。
給油のみを始めてから6年経過したから言えます。
そういう人を相手にする必要はないです。(なかったです)。
発券店値付けカードであっても、理解して給油に来て下さる方がお客様です。
有難いお客様です。
ただし、
この手数料では再投資も雇用も不可能ですから、そこは元売が考えることだと思います。
2019年9月21日燃料油脂新聞より
2019年9月25日ぜんせきより
2019年9月30日燃料油脂新聞より
発券店値付けカード配達灯油も浸食「3割利用」マージン削る
※
そもそも配達にはコスト(ローリー代、燃料代、保険代、人件費)が掛るから店頭売りより高値となります。
それなのにその支払いに発券店値付けカードを当てられたのでは確実に採算割れですよ。
地下タンク2月危機の頃だったと思いますが、発券店値付けカードでの法人客から軽油配達の打診を受けました。
「配達して貰っていた店が廃業するので探している」とのことで、「支払いはこのカードで」と言うのを聞き、思わず「だから店を畳まなアカンようになったんでしょう」と言ってしまいました。
当然キョトンとされていましたが。
2019年10月1日燃料油脂新聞より
【社説】10月は「資金繰り」要注意
2019年10月31日燃料油脂新聞より
もてなしで再び「有料客」に
※色んな考えがあって当然ですね。マーク統一という背景もあるし。
しかし
サービスの提供も、人手が足りていればこそ。
2019年11月6日ぜんせきより
“三重苦”改善求める
>バイクは3~4ℓしか入らないのに給油の手間は同じで、手数料はわずかだ。
バイクの給油待ちの列ができると悲しくなる。給油を断りたいくらいだがそれは出来ないし・・・
>発券店値付けカードを使う給油客には窓ふきなどのサービスをやめるSSもあるが、“焼け石に水”
※
当店は2006年から発券店値付けカードでのバイクへの給油はお断りしています。
数年前からクレジットカード払いでのバイクへの給油もお断りしています。
このカードでバイクへの給油を続けたり、窓ふき等のサービスに人件費を使っていたら販売店側が干上がってしまいます。
2019年11月9日燃料油脂新聞より
東京都 文京区レギュラー155~170円
>20円マージンを狙える市場で発券店値付けカードを使われるのは痛い。
利幅が圧縮されるだけでなく、カード客に手を取られて上客へのサービスが不十分になってしまうこともある。
12月4日ぜんせきより
2019年12月6日燃料油脂新聞より
代行の少量給油急増 人手不足のフルSS受難
>こうした少量給油の代行をなんとか断れないものか
その気になれば断れますよ。
何故断らないのでしょう?
それに、この代行給油がどういうものかを知れば賢明な消費者は理解してくださいます。
12月11日ぜんせきより
都石と連携強化、全石連に支援要請 大阪石商
>組合員の大勢が問題解決を求めている
※
最近特に、
2者店発券の発券店値付けカードがカード会社の発券カードに切り替わっているように思うのですが、
私の気のせいでしょうか?
2020年2月4日追記
山梨県内地場フル
>発券店値付けカード顧客そのものを決済できない契約に変更した。
>手数料は最低でもガソリンも軽油も十数円水準に引き上げるべきだ
(2月4日燃料油脂新聞より)
燃料油脂新聞より
5/8 週間コスト下落2円規模 イラン産禁輸も影響限定的
5/9 週仕切り4週ぶり値下げ JXTG・出光・昭和シェル 全油種1円50銭
続くガソリン末端値上げ「消費者への過剰な配慮いらない」
元売再変更後も変化なし シナジー効果に疑問の声 「仕切価格は一体いくらなのかと聞きたい」
※こんな調子ですから・・・
世の中の人が全てこういう人なら争いは起こらない。
***
以下イチゲンさんとmasumiのやり取り
その1(発券店値付けカードのお客さん)
「レギュラー満タンと、それから申し訳ないんですけど窓を拭いて貰えますか?」
「申し訳ありません。こちらのカードは給油のみとさせて頂いております」
「あ、そうなんですか。じゃあ窓を拭くタオルを貸して貰っていいですか?」
その2(現金フリーのお客さん)
「ごめんやけどゴミ捨てて貰えるかな?」
「すみません。ゴミは受け取っていないんですよ」
「あ、そうなの。わかった」
若いスーツ姿の男性と、年配の作業服姿の男性と。
どちらも笑顔で爽やかに。
私はもしそれで気分を害されて給油せずに出て行かれても仕方がないと思ってやっているけれど、
こうした反応が返ってきたときは心の中で手を合わせているのです。
消防庁が風水害対策の指針策定へ 工場、GSなどの危険物施設
2019/05/05
2018年の西日本豪雨や台風21号で危険物を扱う工場やガソリンスタンドなどが多数被災したことを受け、総務省消防庁は19年度中にも危険物施設の風水害対策に関する指針を策定する方針だ。施設を管理する事業者が、風水害発生前や事前に取るべき対応を時系列でまとめる。
風水害で危険物施設が被災すると、二次災害や燃料供給の遅れなどが懸念される。近年では豪雨や台風などの被害が甚大化しており、対策強化が必要と判断した。
指針は、施設の管理者や従業員らを対象に(1)平時からのハザードマップ確認などの事前対策、(2)危険性が高まった際に配管を閉鎖して土砂流入を防ぐといった応急対策、(3)天候回復後の点検・復旧のポイント――などを示す。消防庁は指針に基づき、施設管理者らに災害時の情報伝達手段や避難計画の充実を求める。
消防庁は有識者検討会を立ち上げ、指針に盛り込む内容を議論。昨年6~10月に風水害に遭った危険物施設を対象とした同庁の調査結果を踏まえ、実際の被害とハザードマップの想定を比較検証し、リスクを分析する。
西日本豪雨では、岡山県総社市のアルミニウム工場で爆発事故が発生。河川の氾濫による浸水が原因の水蒸気爆発とみられ、周辺住民や民家に被害が及んだ。工場には重油を貯蔵するタンクが設置されていた。〔共同〕
*****
GW中も関東の方では結構大きな雹が降ったりしましたし、今後も異常気象による災害は増えるでしょうからこうした対策は必要になりますね。
ガソリンスタンドは災害時の最後の砦として供給責任も負わなくてはならないし供給を担うことを期待されてもいるし、やはりこうしたことを鑑みても常に余力を持っていることが必要な業種なのですが、残念ながら余力どころか(特に肝心の地場系列3者店は卸格差で)30年に渡った過当競争により疲弊してしまったところが多いです。
(全体で見ても店舗数は半減しました)
***
記事には関係ありませんが、こうしてマスコミが報道する際の呼称は「SS(サービスステーション)」ではなく「GS(ガソリンスタンド)」なんですよね。
SSなんて、業界内だけでしか通じないと思います。
だって、サービスステーションなんて規制緩和以前の話でしょう?
もちろん販社や元売と資本提携しているような大手はSSを名乗れば良いと思いますが、全ての販売店にSSという呼称を当てはめるのは止めにして貰いたいです。
※当店はサービスステーションではなくガソリンスタンドです。
P.S.
ガソリンスタンドはサービス業ではなく小売業です。