今日は仕事・・・先週までは行かないはずの展示会に行くことになり、これで二週連続で土曜出勤だ・・・
しかも、今日はチケットを買っておいたチェコ・プラハ管弦楽団の公演が・・・
展示会が4時半終了だったので、片付けして、これまた荷物と一緒に会社に戻らなくても良いことになり、速攻で船橋に戻ってきました。
でも6時開演に間に合わず、最初の一曲目はロビーで鑑賞でしたけど。
ただ、お目当てのチェロとバイオリンの協奏曲は大丈夫。
凄い腕前の演奏を聴かせてもらいました。
チェロはハイドンのチェロ協奏曲第二番。
バイオリンはチャイコフスキーのバイオリン協奏曲第一番(一度は聴いたことある人が多いはず)。
凄い真剣に弾いているので、こちらも真剣です。
チェロって一つの楽器なのに一つの楽器でないような音を出すんだ・・・
ホルン奏者が少しだれてましたが・・・あの人は、何だろう?
でも、音はやはり今まで聴いてる演奏と、やはり違う・・・人数の編成はいつもの楽団より少なめなのに、音量が少なく感じない。
そして綺麗な音です。
それぞれの協奏曲にアンコールでソリストの方の技巧を披露。
速い・・・今で言うところのハードロックのギターの速弾きだ。
そして、綺麗。ロシア美人ときたもんだ。天は二物をあたえる・・・
あんなの練習したら出来るレベルのもんじゃないだろうに。
そしてベートーベンの第七交響曲。
これも、最近立て続けに聴いたけど、堂々としたものですね。
やはり今まで聴いた地元の楽団なんかより少ない編成なのに、全くそれを感じないどころか、迫力を感じるし、それだけじゃないちょっと滑らかさがある。
そんな気がするだけか、そうなのかは分からないけどね。
そうそう、個別の楽器演奏と言えば、今回フルート奏者が目を・・・いや、耳を引きました。別にフルートの協奏曲をやったわけではないのですが。
楽曲の途中で出てくるフルートの音が、やさしく甘美なのです。
こういう経験はないなあ・・・
バイオリンみたいに多人数で音を出す楽器のパートと違い、あるところで自分だけの音を出すわけなので、特に音ので出しなんかは怖い気がするんだけど、自然にやさしい音で入ってくる。
今までに聴いたのとちょっと違うなと感じた。いや、だいぶかな。
アンコールでは、チェコの楽団という事もあってか、モルダウ(これもよく聴く有名な曲)
これまた最近聴いた・・・だけど、嗜好がこらしてあって、船橋の吹奏楽団と管弦楽団から各パートに増援が来て、かなりの大編成での演奏。ステージは見たことがないくらいの人数でひしめき合っている。
いやー、こういう楽しみもいいです。最高。
アンコールはこれで終わりかと思いきや、さらに2曲・・・
最後はコメディー風にボールを飛ばすおもちゃ?で音を出したり、ワインかシャンパンのグラスで音を出したりして笑いを取ってました。
老人のファゴット奏者が若い地元の楽団の人の頭をなでていたり、いい雰囲気でした。たっぷり二時間半楽しんだので満足です。
明日は写真より音楽だな・・・
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