もやもやが晴れました
日本弓道連盟のホームページにお問い合わせコーナーを発見
早速メールで質問してみたところ
どっかの図書館と違って、素早くきちんと答えてくれました
春原平八郎先生著 「現代弓道小事典」によると、以下の通りとなっております。
「道宝」
・道宝は、吉田上野介重賢の号である。重賢は日置弾正正次の高弟で、弾正に従って
諸国を遍歴中、江州に於て、印可を授けられた、吉田流の始祖である。
・これを道宝と云うは、日置の工夫したこの用具を、道宝に与えたもので、当時名称
はなかったが、後重賢の号其の儘を此の用具の名としたものである。
へぇ~へぇ~ゝゝゝ… ってことです
ところで先日たくさん作った「道宝」は
練習日に弓道場に持って行ったところ
ことのほか好評で、あっという間に売り切れてしまいました(無料なので)
そんなに売れるならこの際、道宝師になって作り続けようと思い立ち
捨て忘れていた物置の端材を探していくつか作ってみました
木材の年輪や 杢(もく) 歪(わい) が渋くて好きなので
そんなものを使ってます
以前作った台の足はほんの一部だけど、もうほんとに渋すぎる(桑材)
今回はアカシヤ材と
元から渋いくすんだ色の 「槐」 読めないし…
「エンジュ」なりよ
ちょっと太めの角材だったので
角を丸めてみたら、いい感じの仏具みたいになった
ホホバオイルを薄くすり込んでこすったら
長く使い込んだ由緒ある物っぽくなったのでした
うん、昔の弓引きが使ってた道宝っぽい
弓道場の備品として置いてもらおうと思ってます。。