現役時代の建物が壊されている

仲間から「事務所が壊されている」と電話が来て早速駆けつけた。クレーン車3台でコンクリートの壁を壊していた。
この建物は、昭和39年12月に建築されすでに53年になる。かっての3階建ての事務所はもうすでに半分以上壊れている。
この建物には当時100人以上の職員がいた。私もその一人で、建物が壊れていく姿を見ると、とてもさびしい。
われわれの時代は、就職して定年まで雇用されていた。職員住宅に住み、花見があり、旅行があり、家族ぐるみで忘年会もあった。
コミニュティーが形成され、職場が一つの大きな家族でもあった。そのコミニュテイーがいつどうして、崩壊してしまったのか。
バブルが崩壊し、コンピュターが導入され、それまで2割以下のパートが、その後の職場は非正規職員が半数以上占めていると聞かされた。
われわれの時代は遠い昔の話のようで、これから先、世の中いったいどう変わっていくのか、解体工事現場でつくづく考えさせられた。

仲間から「事務所が壊されている」と電話が来て早速駆けつけた。クレーン車3台でコンクリートの壁を壊していた。
この建物は、昭和39年12月に建築されすでに53年になる。かっての3階建ての事務所はもうすでに半分以上壊れている。
この建物には当時100人以上の職員がいた。私もその一人で、建物が壊れていく姿を見ると、とてもさびしい。
われわれの時代は、就職して定年まで雇用されていた。職員住宅に住み、花見があり、旅行があり、家族ぐるみで忘年会もあった。
コミニュティーが形成され、職場が一つの大きな家族でもあった。そのコミニュテイーがいつどうして、崩壊してしまったのか。
バブルが崩壊し、コンピュターが導入され、それまで2割以下のパートが、その後の職場は非正規職員が半数以上占めていると聞かされた。
われわれの時代は遠い昔の話のようで、これから先、世の中いったいどう変わっていくのか、解体工事現場でつくづく考えさせられた。