神居古潭まで・・・
深川市から国道12号線を旭川方面に車で15分トンネル手前から 脇道に入ると「神居古潭と記された木柱が目にはいる。
神居古潭は、アイヌ語で「神の集落」を意味する。石狩川両岸の奇岩と急流、桜の名所でもあり花見の時は行楽客で賑わっていた。
今ではアイヌ民族伝承の竪穴住居遺跡や九条武子の文学碑、旧国鉄時代の駅舎が残っているだけで神聖な地も一抹の寂しさを感じる。
石狩川をまたぐ白いつり橋、橋の横には
「一度に100人以上渡れません」
と注意書きがあった。
かって舟で往来したアイヌの人々にとって
何度も事故が起きた難所
大正から昭和にかけて二度旭川を訪れたという
美貌で知られた九条武子の碑
駅舎のベンチに腰掛けた。
どこか明治の建築はモダンな感じがした。