8月14日(水)
日本ハム 4 - 9 ロッテ
吉田輝星3回6失点
栗山監督は新たな戦力を起用して勝ちに結びつけようと、吉田輝を先発させ野手に谷内、万波、さらにケガから復帰の王柏融をスタメンで試合に挑んだ。
1回、先発吉田輝星は、先頭打者の荻野に147キロ真っ直ぐをレフトスタンドに運ばれ、続くマーチンに四球、鈴木に初球高めをライトスタンドに放り込まれ3点先制された。
2回は再び真ん中高めのスライダーをレフトスタンドへ、3回まで3本のアーチを浴びて6失点、この日スタメンに起用された野手3人もカンフル剤になれなかった。
日本ハムは終盤4点を返したが、こんな時は何をやっても裏目に出ることが多く、主砲中田が親指負傷で戦列を離れ、頼りのコンちゃんもヒットなしでは勝利はつかめない。
連敗中のムードをルーキーで払拭しようとする栗山采配にも疑問がのこる。吉田輝星の制球の甘さはまだ1軍レベルには程遠く、清宮の4番にはムリがある。
ここまでの屈辱を晴らすには1番西川、2番はバントのできる中島、3番近藤、4番太田、5番王、6番渡辺、7番清宮、8番石井、9番清水とオーダーを組み替えてはどうだろう。
ことこの場に及んで栗山監督は、野球の基本である守備固めてから勝ちに行くことしか空気を代えることができないのではないだろうか。