60代は青春たい
旭川三番館で、カミサンが買い物している間、椅子に腰かけてあちこち眺めていると階段の壁に、三番館の会長さんの友人で荒木雄二氏が書いたという「60代は青春たい」というなかなか味のある文書が飾ってありました。書き写してきましたので紹介します。
60代は青春たい
折角この世に生きとるけん
きょう一日を大切に
空気がなけりゃ息できん
人がいなけりゃ暮らされん
感謝の念を忘れるな
人間煩悩の固まりたい
金も欲しけりゃ妾も欲しか
ず~っと死なんでおろこたる
ばってんそりやむりだけん
ほどよかところで手ば打とう
娑婆の仕事は楽しかばい
やり方次第で楽しかばい
グチや弱音をぜったい吐くな
前向き思考で仕事ばせい
情熱かたむけ仕事ばせい
他人も同じ人間たい
人間関係大切に
いつも相手に気くばりを
悪口影口いわんこと
ついでに挨拶忘れるな
何を食っても腹八分
ほど良い運動心がけ
睡眠だけはたっぷりと
神経質はようなかぞ
暗示かけても楽しく過ごせ
俺の息子は親に似て
足らんところがあるばってん
まあ並の社会人
子供扱いはやめておけ
ボケて迷惑かけんなよ
死んだら金はいらんもん
生きてるうちに使うもん
ちぃたは残せかあちゃんに
飢え死になんかさせるなよ
ぜったい残せかんおけ代
じいちゃんなんて思うなよ
ばあちゃんなんて思ってもいうな
あの世に行くのはずっと先
みんなで仲よく暮らそうか
60代は青春たい