日本ハム
新庄監督「俺の出番」と
遅くなりましたが、きのう、日本ハムの新監督新庄剛志さん(49)が、就任会見し「日本ハムを変え、僕がプロ野球を変える」と決意を語った。
日本ハムはここ数年チーム成績が低迷し、今年は同僚選手に暴力行為、若手選手への肌の色発言など不祥事が相次ぎ親会社ニッポンハムも強い危機感を持った。
球団は2023年北広島に新球場の開業が迫る中、どのようにチームを立て直すか、これ以上のイメージの悪化を避けるため、新監督の人選を進めてきた。
「日本ハムは変わったということをファンに示す必要がある」と熟慮の結果、全国区に発信力があり、知名度と人気が抜群の新庄剛志氏に白羽の矢を立てた。
畑佳秀オーナーは、チームをまかせられるのは、北海道に本拠地を移したころを知っていて、優勝に導いた立役者だった。新庄剛志新監督がふさわしいと決断した。
日本ハム球団にとって、一連の負のイメージを払しょくするチームの顔としての人気の新庄氏の監督就任は納得の人選だったようだ。
監督就任会見で新庄氏は、自分が一番びっくりしている。僕でいいのかと思う半面、僕しかいないなと語り、日本球界を盛り上げていくと意欲を示した。
そんなことで就任会見での新庄節は会場を沸かせていたが、ただ、監督を務める以上勝利という結果が求められる。会見を見たファンからは期待半分、不安半分の声が上がっていた。