がんが教えてくれた「生きる力」
フジテレビのアナウンサーとして、情報番組「とくダネー」で小倉智昭さんと20年担当した笠井信輔さんの「がん体験談」を聞いてきました。
笠井さんは、2019年、血液のがん「悪性リンパ」のステージ4と診断され、4か月入院、治療の結果現在は「完全寛解」の状態といいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/da/b6adc725560b740cdc5aee5c9e7c3181.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7b/6d3c95184125d4214119ae2d6964def8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/65/0735b59ef1d05679ccdd21825afc8b10.jpg)
私は「胆管がん」で30日ほど手術で入院しましたが、治療のことばかりしか考えていなかった気がします。
笠井さんのがんの体験談では「治療とともにQOL=クオリティー・オブ・ライフ」生活の質を上げるということを知りました。
◎ 講演でのメモから
① 好きなものを好きなだけ食べる
抗がん剤治療中は無理に病院食を食べようとしなくていい。口から何かを食べることが重要という。
② 脱毛した時は帽子でおしゃれ
いろいろな帽子をかぶって楽しむ
③ 眉は抜ける前に描く練習
抗がん剤治療の患者さんは見た目を気にするのは当然で眉毛は重要視されます。
④ リハビリを受けよう
コロナ禍でリハビリは孤独解消されます。先生と長時間一緒にいられるので会話が楽しめる。
⑤ 看護師さんの名前をおぼえよう。
コロナで誰も見舞いに来ない中、入院中に友人ができる感覚で気持ちが楽になります。
⑥ 痛みをがまんしない
昭和の人は入院中痛みをがまんするのが美徳と考えている。正直な気持ちを丁寧に伝えることはわがままとは違う。
以上メモのほんの一部ですが、すべてQOL=治療中の「生活の質」を上げるということは「生きる力」を得る効果が表れると話されていました。