今日は成人の日ですが、数十年前に、成人式の頃着物を着て電車に乗っていたら、隣にいた外国人がルービックキューブを器用にしていました。
それを見ていたら、その外国人が私に日本語で話しかけてきて、「大学に行っても英語もしゃべれないだろう。」と言う話をし出したのです。
よくよく聞いていると、私を成人式の子と間違えたようでした。
馬鹿にされたことは嫌な思いがしましたが、成人式より、プラスO十年なのに、若く見られたことはうれしいので、帳消しにしました。
ところで、私は20歳の時、劇画家のアシスタントをしていたので、成人式には出ませんでした。
数年前、ある大きな教会にいた時、成人式の方々がみんな講壇に着物を来て並びましたが、一人だけ普通の洋服の子がいました。
かわいそうだなと思っていると、その子は「着物はいらないから車を買ってもらいました。」と、にこにこして言いました。
何でも見かけで判断するのは間違いですね。
私は、単純ミスが多い方です。
特に、原稿の下絵を消して、仕上げをする時もう一度セリフなどの文字を書きこみますが、今回4か所くらい書き間違えてしまいました。
林を材にしたり、施設を施施と書いたりして、自分で書いたものはそのまま思いこんで読んでしまうので、校正は難しいです。
この間の神学校のテストで、「祈り聞き従い」を「祈り聞き行い」と書いてマイナス1点取られてしまいました。
自分では、「祈り聞き従い」だと書いてあると信じて読んでいたので、返却されてからびっくりしました。
こんな私でも、めげずにがんばって日々まんがを描いています。
みなさん、雲の間にある虹の新連載「牢獄から賛美へ」を読んでくださいね。