ある国でも、ガイドさんに無理やりお茶のパフォーマンスのお店に連れられて行きましたが、ここでもやはりお茶屋さんに行きました。
口八丁手八丁のお姉さんの、お茶の入れ方の説明です。
ここで、大失敗です。超高いお茶を買うはめになってしまい、ただただ悔いるとともに感謝です。
腐らないと言うお茶なので、当分は家宝にして飾っておきます。
後悔しながら、車窓から今回の目的地総督府が見えてきました。
ここは、1919年に建てられ、東京駅に似ています。
日清戦争の結果、日本が清(中国)から割譲して手に入れた台湾に対して、日本の出先官庁として、建てられたのです。
日本が戦争に負けるまで、ここで、日本人による政治がなされていましたが、現在は中華民国の総督府として使われています。
総督府の前の道路では、これからデモをする方々の周りに警官やパトカーが囲んでいました。
ロンドンでも、デモをする方々の間を抜けて通り過ぎましたが、その後ですぐに衝突が起こりかなりの死傷者が出ました。
緊張が走りますが、中国大陸からのツアーのお客さんがたくさんバスで来ていました。
中国からのツアーは降りて見学出来るのですね。
3年前から、大陸からの観光客が許可されれから、ものすごい数の観光客が来ているそうです。
次に行ったのが、台湾の靖国神社で、戦争で亡くなった33万人が祀られています。
昔は、兵役が3年間でしたが、今は1年間になり訓練もかなりゆるくなっているそうです。
ここでは、1時間交代で衛兵交替がなされますが、大門牌楼で立っている衛兵は瞬きもほとんどしないし微動だにしません。
身長が180cm以上体重が75キロ以下のハンサムで頭の良い方々が選ばれるそうです。
彼らのようにエリートたちは、厳しい訓練があるので、昔はステータスでしたが、今はあまりなりたがる人はいないとガイドさんが言っていました。
何しろ、暑い国なのにヘルメットをかぶって、全く動いてはいけないなんて信じられませんね。
ガードマンをしていた兵隊さんもハンサムでした。
ちょうど、衛兵交替時間を狙って行っているので、最初からパフォーマンスを見ることができました。
銃をバトンのように回します。
この日は、特別な訓練の日で、いつもより長く新しいバージョンだったそうです。
日本の靖国神社とは、全く違った感覚でした。