2020(令和2)年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。コロナの影響による撮影中断をはじめ紆余曲折を乗り越え、年をまたいで今日最終回を迎えた。
ほぼ毎回、録画をしながらリアルタイムでも観るスタイルで全話見切ったが、終わりよければすべて良し。
最後はこういう形で着地し(まとめ)たのか〜と思った。
一番の忠臣・光秀に育まれた信長。
戦がなくなって、子供の頃のように「長く寝たい」という本音、生理的欲求も、光秀の手で葬り去ることによって、死という永遠の眠りにつくことで叶えられたのかもしれない。
長谷川博己さん、この1年で従来のいわゆる謀叛人という光秀のイメージを払拭したばかりか、ぐっと底上げして好感度アップに貢献したんじゃないかと思ったし、光秀の実像への興味も深まった。
また、池端俊策さん脚本の「麒麟がくる」は、これからのドラマの織田信長像も、最新研究による実像に近づけて描ける契機の作品になった気がする。
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