昨日の夕方のこと。1月6日(火)の夜9時からETV(教育テレビ)で放送した番組の再放送、うれしかったぁ…。本放送の録画に失敗してとっても悲しかったので、すかさず確実に録画して今晩見た。
保存版かも…
「ETV50 教育テレビの逆襲 ~爆笑問題選・よみがえる巨匠たちのコトバⅡ」。
テレビが急速に普及していった1950年代、「テレビは総白痴化を招く」との批判が集中。そこで“教養”を伝えるべく登場したのがETV(教育テレビ)だった。
とにかく、この50年間に蓄積された蔵出し映像集がすごい。湯川秀樹・川端康成・三島由紀夫・武者小路実篤といった教科書の写真などでしか見たことなかった人物の肉声を初めて聞いた。岡本太郎・本田宗一郎・寺山修二・手塚治虫(ここまでは故人)、若き日の永ちゃんやY.M.O.、オノ・ヨーコさんなどなど、各界の巨匠たちが次々登場して、当時の番組内インタビューで珠玉のコトバを語っていく。これらは司会の爆笑問題が選んだもので、いくつかの映像の合間にゲストとともに、それぞれの巨匠とその時代についてトークする。
「巨匠たちのコトバ」の中で、誰のどの言葉が最も印象に残ったかといえば、迷わず、昨年亡くなった漫画家・赤塚不二夫さんの
「自分で最低だと思ってりゃいいの。
みんなより一番劣ると思ってればいいんだよ。
そしたらみんなの言ってることがちゃんと頭に入ってくる。
『てめえが一番バカだと思ってりゃいいんだよ(写真)。』
(そうすれば)
人から何でも言ってもらえる(たぶん「教えてもらえる」という意味合い)。
だからぼくはフジオちゃんで通ってる。65になってもね。」
<<映像:2001年 美と出会う「ギャグのココロは愛なのだ」より>>
※公園のブランコに座ってインタビューに答える故・赤塚不二夫さん。
そのコトバはイルカの固定遊具にプリントされていた。
これってとっても大事なことなのに、年を重ねるほどに難しくなったりしてない
去年の葬儀では、タモリさんが読んでいた弔辞が実は“白紙”だったことが話題になった。稀代のギャグ漫画家を最高のギャグで見送った、と。明晩はその「勧進帳」を観に行く。あしたは“春一番”が吹くらしいから、テンプレートを変えよう。今シーズン、雪らしい雪は降らなそう…。
保存版かも…
「ETV50 教育テレビの逆襲 ~爆笑問題選・よみがえる巨匠たちのコトバⅡ」。
テレビが急速に普及していった1950年代、「テレビは総白痴化を招く」との批判が集中。そこで“教養”を伝えるべく登場したのがETV(教育テレビ)だった。
とにかく、この50年間に蓄積された蔵出し映像集がすごい。湯川秀樹・川端康成・三島由紀夫・武者小路実篤といった教科書の写真などでしか見たことなかった人物の肉声を初めて聞いた。岡本太郎・本田宗一郎・寺山修二・手塚治虫(ここまでは故人)、若き日の永ちゃんやY.M.O.、オノ・ヨーコさんなどなど、各界の巨匠たちが次々登場して、当時の番組内インタビューで珠玉のコトバを語っていく。これらは司会の爆笑問題が選んだもので、いくつかの映像の合間にゲストとともに、それぞれの巨匠とその時代についてトークする。
「巨匠たちのコトバ」の中で、誰のどの言葉が最も印象に残ったかといえば、迷わず、昨年亡くなった漫画家・赤塚不二夫さんの
「自分で最低だと思ってりゃいいの。
みんなより一番劣ると思ってればいいんだよ。
そしたらみんなの言ってることがちゃんと頭に入ってくる。
『てめえが一番バカだと思ってりゃいいんだよ(写真)。』
(そうすれば)
人から何でも言ってもらえる(たぶん「教えてもらえる」という意味合い)。
だからぼくはフジオちゃんで通ってる。65になってもね。」
<<映像:2001年 美と出会う「ギャグのココロは愛なのだ」より>>
※公園のブランコに座ってインタビューに答える故・赤塚不二夫さん。
そのコトバはイルカの固定遊具にプリントされていた。
これってとっても大事なことなのに、年を重ねるほどに難しくなったりしてない
去年の葬儀では、タモリさんが読んでいた弔辞が実は“白紙”だったことが話題になった。稀代のギャグ漫画家を最高のギャグで見送った、と。明晩はその「勧進帳」を観に行く。あしたは“春一番”が吹くらしいから、テンプレートを変えよう。今シーズン、雪らしい雪は降らなそう…。