marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(782回) アメリカ国民とは誰なのか?

2021-01-22 14:01:56 | 日記

◆第46代アメリカ大統領ジョー・バイデン氏の就任演説。ジョージ・ワシントン、エーブラハム・リンカン、キング牧師の名前があがる。教父アウグスティヌスまでの名前までも・・・。歴代の民主主義の為に戦った人々を振り返る。創世は、何においても困難があってもそれなりに輝かしい。理想と希望に燃えて命を懸けてもそれを発するのだから。いずこの新聞にも就任演説の全文が掲載されたが、言葉だけならその辺の教養あるキリスト者もかける内容かも・・・などといえばお叱りを受けるが、現実は厳しく、事実残酷である。◆理想と現実。しかし、問題はいつの時代もここにおいてもSDG’s(持続的開発目標)なのだ。国を構成する人民の心持ち。メディアでコントロールしつつも実際、それが現実にそぐわなくなるのは、結局、そこにいる命ある人なのである。そこで、人権などを持ち出しても、方や1%のほとんどの富を持つ人々はそれにふさわしいとは思われない人々へのお金の配分をなぜ、担わなければいけないのか? 国境の壁が崩れ、まさにどこの馬の骨ともわからない多くの移民が再び南から流れ込んで来ているというのに・・・である。◆アメリカ国民とは一体誰のことをいうのか。理想に燃え、希望を託し、夢を語ろうとも、それほど霊的スキルの向上をいかに望むべきか?! 問題課題は、実に「人間とは何か」なのである。キリスト教国にて、内村鑑三が深く思わされた現実は、まさに十字架が建ったあなた方の足元をまずよく見よ!なのだった。・・・続く