自分でも描き続けると思っていなかった「リン・ゴジラ」
相変わらずオチていない「リン・ゴジラ」
子どもたちの夏休みもあとわずかですね。
娘の自由研究がやはりというべきか進捗状況が思わしくない。
夏休みもあと1週間しか無いというのに毎年こんな感じです。
「ソードアート・オンライン」が大好きなウチの娘が今年の自由研究に選んだ題材は「VRMMO」
仮想現実大規模多人数オンライン(Virtual Reality Massively Multiplayer Online)の略称なのですが、このソードアート・オンライン(SAO)世界ではゴーグル状の装置を頭に被りネットワークに接続するとその仮想世界に意識がダイブし、まるでその空間で生きているように振る舞うことができ、そしてそこでロールプレイングゲームのような冒険をするというもの。
まぁ好きなのはわかるけれど、ほとんどこのSAOでしか知識が無いのにどうやって自由研究として成り立たせるのだろうと気にかかりはしますが、そんな失敗や目論見違いも含めての自由研究なので何かアドバイスを求めて来ないかぎりは放っておこうと思っています。
ところで夏休み前に自由研究のおおまかな計画を先生に提出することになったそうなのですが、その先生から質問されたことがなんと「その研究はどういった実験をするのですか?」だったそうです。
実験って何?
実験を伴わないと自由研究って認められないの?
ってかそんなVRMMOの実験なんてできたら年齢関係なしでMITにスキップ留学できちゃうくらいだよね。
それにパパその実験台になんてなりたくないよ。
絶対帰ってこれなかったり精神がぶっ壊れたりしそうだもの。
その実験っていうのもそうなのですが、聞いてみると理科分野でないと宿題としての自由研究とは認めてくれないようです。
言葉の意味を探るとか地理的なレポートだとかはダメということになるようです。
なんかヘンじゃないそれ?
そんな社会化分野でもOKであれば自由研究として絶好な題材があるんだけれどもな。
それが映画「シン・ゴジラ」ですよ。
なぜ政府はあそこであの判断を下したのか。
どうしてその時点では自衛隊の武力投入を躊躇ったのか。
どういった法的根拠で自衛隊の攻撃が始まったのか。
もちろんフィクションなために現実に則していないところもあるので、実際にはこういった判断はできずにこれが限界となるといったことなんかでも何枚でもレポートが書けそうなんだよね。
自民党の石破茂議員のブログに書かれていた「ゴジラ相手に防衛出動が下令されるのは理解できない」「災害派遣が妥当なのだがそれだと武力行使ができないので治安出動ではどうなのか」等もヒントになりそうです。
中学生レベルでもある程度のレポートが書け、多分面白く、そして「シン・ゴジラ」を見さえすればわずか1日で完成させてしまえる題材だと思えるのですが……
まぁそんなレポートを解してくれる先生なんてそうはいないんだろうな……
ぼくはそういった教科書には書かれていない事という点においては現状の先生たちにとても不満を持っているので。
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