きゃーっ!!
A10よーっ!
1977年運用開始ながら他には無い機種ゆえに何度も退役の話が出ては消え未だ現役のA10サンダーボルトII攻撃機。
でも歩兵の持つ携帯対空ミサイルが進化した現在ではさすがにもう限界で、これが最後のお勤めか……
海上を進むは米海軍アーレイバーク級駆逐艦DDG125ジャック・H・ルーカスにDDG136リチャード・G・ルーガー。
海中では海上自衛隊そうりゅう型潜水艦に米海軍バージニア級潜水艦による魚雷戦。
ここで戦略型のオハイオ級にしてないあたりがわかってるじゃーん。
そして!
われらが海自護衛艦DDH183いずもの勇姿を見よ!
艦首はすでに空母化改装が終わりあの美人さんは何処?ではあるけれど、米海軍ジェラルド・R・フォード級空母と並んで進む姿が誇らしい。
フライトデッキ後部にはあまりにどデカい輸送機が‼︎
その巨大輸送機も米海軍空母艦上ではまぁあり得ない大きさでは無く見える(VTOL機なので)
艦上前部でF35CライトニングII戦闘機の発艦作業が進み、
空の色はまるで映画「トップガン」シリーズのようで心が萌えたぎる。
でも僚艦のいずも艦上では冷ややかな「電磁カタパルトってさー、蒸気カタパルトに比べ情緒がないのよねー フライトデッキに立ちこめる湯気、あれが無いとねー」の声。
分かるっ!
このアニメ、分かりみがすぎる‼︎
会話をしているふたり。
パイロットのヒビキ・リオウ3尉と
整備士のミユ・カトウ3曹ともにカワイイ!ここ大事。
このアニメ、少年少女が戦乱から逃げるために巻き込まれていくのでは無く、最初から職業軍人(自衛隊だから軍人とは言えないけれど)なのが良い!
OPではまや型護衛艦の艦砲が火を吹き!
空母の両サイドを守るは英海軍45型デアリング級駆逐艦。
ハワイ陸上基地にはF22Aラプターもいるぞ!
E8ジョイントスターズから管制するは航空戦力では無く、
日米の人型機動兵器TS(ティタノ・ストライド)
スタイリッシュな米軍のM2イクシード・ライナスにくらべ
無骨デザインの陸自24式機動歩行戦闘車ともう自衛隊側の名前がイカす!
ミリタリーロボットアニメ大好物なわたしまりきちですからもう大興奮なわけですよ。
E8からTSを補助するホノカ・スギナミ2尉もやはりカワイイ!(そのうえ声優さんは前田佳織里さんだ!かおりんかおりん!)
まるで……ってかセリフ回しとか絶対に意識したであろう愛すべきおバカ映画「バトルシップ」のようなハワイ近海で行われている合同演習がストーリーの始まりです。
突然現れた謎の兵器群にやはり陸上攻撃機のA10ではどうすることも出来なくあーっ!
なんだかよくわからないヤツに助けられる。
それが「ブレイバーン」!
このアニメのタイトルも
「勇気爆発バーンブレイバーン」
どどどん!
放送前の情報ではこんなタイトルなのに重厚なミリタリーメカしか発表されておらず、第1話もリムパックを模したような日米英同盟国による共同演習シーンが続きあのタイトルは何?との疑問を一瞬で振り払う派手な登場となったブレイバーン。
ああ、これでもう普通のスーパーロボットアニメとなりアーマードコアなメカたちさようなら……
と、思いきやこのブレイバーンさん、
戦死者を弔うミッシングマンフォーメンションのフライトを
挙手敬礼で見送る礼儀正しい心を持ち、
単騎ゆえに地球の戦力による集団戦闘の有用性を理解し、あの地球外兵器群に対抗し得るよう訓練を施す熱き友情ロボットだった!
ロボット兵器がランニングをする意味はどうかはわからないけれどやはりミリタリーな特訓にはこれが必要だと彼はわかっている。
できれば「ファミコンウォーズが出ったぞー 母ちゃんたちには内緒だぞー」的に歌ってほしかったが。
もうこの冬アニメぶっちぎりの面白さ。
毎回(良い意味で)ツッコミどころばかりで本当に楽しい。
最新話では謎の敵に制圧された日本を救うべく奪還作戦を始めました。
これ、1クールで終わるの?なストーリー展開ですが、もう毎話毎話目が離せません。
早く次の話始まらないかなーっ!
あと、このルルちゃんが(多分米軍支給の)コンバットブーツを履いているのがとてもツボ。